上の写真のどちらも、痛くなるシートから、痛くならないシートに変
わったものです。
共通点は、保管が良く程度良好で、スポンジがそのまま使用できたことです。
シートの革がパリパリで、手で押してもほとんどヘこまない。
スポンジが硬化して、使えなくなってしまったのかと思っていた。
ところが、両方ともスポンジは正常で、伸びのいい革に張り替えたら、
ふかふかに変身したのです。
つまり、痛くなる原因は古くて硬化してしまった、皮にあったのです。
原因の一つは、革のストレッチ性にあるのではないでしょうか。
(言い切ってしまってもいいんだけれど、推測学なのでこう言います)
原因二つ目は、衣類のストレッチです。
ズボン、ステテコ、パンツ。すみません、ステテコは無くてもいいです。
が、強く推奨します。汗でズボンが張り付くのを防げます。同時に洗濯の
サイクルを伸ばせます。
以上を全てストレッチ繊維の物にします。
ですから、クラシックのジーンズと、ちじみのステテコは最悪です。
以上から、痛くなる原因は「ツッパリ」にあると推測できます。
古くて硬化した革によるツッパリと、ストレッチのない衣類のツッパリに
よって、お尻の革がツッパリます。上下する度にツッパリます。
血行がが悪くなり、痛みを生じるという結論になると推測されます。
もう一つあります。
ライディングポジションです。お尻に全体重がかからないように、ほんの
少しだけ前傾姿勢にします。ほんの少しハンドルに体重がかかった分、お
尻は軽くなります。これがバカにならないのです。
今より5㎝ぐらい後ろに座ってみてください。上下に揺れたとき、ズシン、
ズシンと来なくなるんです。
この辺を分析して開発されたのが、「ゲルザブ」ではないだろうか、と推
測します。(うまくまとまりました)
たいそうに言い切ったが、以上がみんなハズレだったらどうするの。と心
配になりますよね。大丈夫なんです。ここで踏ん張るのが推測学なんです。