バッグを近くのホテルに降ろして来たところです。
このカブが、ここまでどんな走りをしてきたのかをレポートします。
苫小牧から富川町までは、ほとんどまっ平らで、このような道は楽に
60㎞で走ります。スロットルにもまだ余裕があります。
その時の振動は、グリップには全くありません。ただしスポンジでの
対策が利いているわけで、実際はかなりの振動が発生しています。
ミラーは「なんとなく」分かる程度です。
写真のスポンジです。抜群の効果です。ぜひお薦めします。
ゆるい上り坂になると、ほぼ全開になりますが60㎞を保っていけます。
明らかに上り坂と分かるような所になると、完全に全開になります。
荷を積んだ大型トラックといい勝負になりなす。
立体交差や跨線橋ぐらいの登りが長く続くと、50㎞に落ちますが、結
構粘ります。重い荷のトラックだと、追い越せるときもあります。
富川から日高町までは、トップギヤだけで来れたと思います。
日高の交差点から、すぐに日高峠になります。早々と2速に落とします。
40㎞にダウンし、のんびりと登ります。スロットルは十分余裕がありま
す。この速度だと大型に抜き返されます。
下りになるとこのカブは、70㎞で走ろうとします。絶対にいけません。
いい気になっていると、バルブシートがへこんでしまうそうです。
必死で60㎞を保ちます。
サスペンションは、でんと座ったままだと、すぐに底突きしてしまいま
す。すかさず体重を抜きます。そんなに難しくはありません。しょっち
ゅうやっているので、瞬時に対応できます。我ながら感心します。
と言うように、カブと話をしながら、のんびりと走ります。楽しいです
よ。
カブには30分乗ると、私のようになってしまします。お気をつけくだ
さい。