宗谷湾のどこらへんだか分らないが、柏の木が群生している防風林を内陸に突っ切
って来たら、マヤ文明のピラミットような物があり、登ってみたところです。
稚内空港は前方右側にあるはずです。
よーく見てください。写真のど真ん中に利尻富士が写っているんです。
と言うことは、サロベツ原野からここまで、まったいらと言うことですよね。
写真の道は、ほぼ真南に進んでいます。道の左側に宗谷丘陵はあるはずです。
捜してみましたが分かりません。が、小さな集落が見えましたので行ってみること
にしました。
ほんのちょっと走ると、運よく左側から乗用車が出てきました。間違いありません。
その方向へ行ってみると、残念、地面から見た景色はピラミッドからとは、ぜんぜ
ん違っていて、いつの間にか通り過ぎてしまいました。
ラッキー、センターラインのある道に突き当たりました。左に行くと海に出る気配
がしたので、右に行くとまたもラッキー、道道1077左の標識発見。
この道でオホーツク海に向かっていくと、途中に「宗谷岬左」の標識があるはずな
んです。
これがまた楽しいんです。「さ迷い走り」なんです。時間と燃料がたっぷりないと
出来ませんけどね。
宗谷丘陵の南からの入り口です。
ここに来るまでに一度迷いました。道道1077を少し行くと、関東地方にどこにで
もあるような、なだらかな峠道になります。道は広いんですが少し心配になりだし
た頃に、うまい具合に左にそれらしき道があったんです。ノースバレーカントリー
クラブでした。こんな立派な道を作ってまで採算が合うんだろうか。と言うぐらい
良い道でした。Uターンして、更に10㎞も心配しながら走ると「宗谷岬左」の標識
が予想したとおりにありました。
左折したら、すぐに上の写真の風景になります。車は一台も来ません。後ろからも
来ません。穴場中の穴場のようです。
以下はカブを運転しながら写したものです。もちろんモニターを見たりはしてい
ません。
ワクワクしてくるでしょ。
さすがに止まりましたよ。もったいないですもの。
じっくり堪能しなきゃ。
レーダーサイトが見えます。なんかうるさい音がします。
すぐ右側にあったんです。
うるさいもんなんですね。シュワーッ、シュワーッ。こんなのが家の近くにあっ
たらたまりませんね。でも感動です。聞いたことないですもの。
て、言うか本当は全く何の音も無いと言うことなんですよ。試しに風車から遠ざ
かって見ましたら、全く音が無いんです。もう一度感動です。