写真はこのブログの第一回目のものです。
このCBのプロフィールは、これまで断片的に述べてきたので、ここで一括して公表します。
1986年4月、埼玉県西川口駅の西口から200m離れた空き地で、ブルドーザーがこの
CBをグリグリと押していました。空き地にはマンションを建てるという。
それから丸1日持ち主探しですが、かなりのエピソードがあり長くなるので省きます。
持ち主は近くの電気屋さんでした。空き地を勝手に利用して放置していたと言う。
というか、やはり空き地の持ち主が見つからなかったのだそうだ。
そこで判明したのは、板橋の笹目橋の近くの電気屋さんから、マージャンの賭けの換わり
に貰ったものだそうだ。
そして板橋の電気屋さんは、練馬の城北ホンダから買ったということが分かった。
西川口の電気屋さんは、名変してくれるのならやるよ。と言ってくれて、上記が判明したわ
けだ。
CBの状態はというと、欠品はタンクキャップだけだった。あとは全てオリジナルが付いてい
た。
だから今付いているものは、全てオリジナルだ。と言いたいのだが、ハンドル、キックペダ
ル、シフトペダルがブルによって曲げられていた。マフラー、キャブレターは腐ってしまって
いた。スピードメーターは9800kmだったと思う。何故これっぽっち走っただけで捨てられ
てしまったのかは、後で分かったのだが、左側のプラグがパンクしていて、右のキャブのバ
タフライがガクガクしていたためだった。
メッキと塗装とエンジンのオーバーホールを、当時私が住んでいた近くにあるレストアラー
に依頼した。
その方が言うには、「今の所、ホンダにはほとんどの部品があるので、オリジナルにこだわ
らなければ、新品を付けてしまった方が安上がりですよ。」とのことだった。
がこだわってしまった。
すなをに言うことを聞いたのは、サイドカバー、ハンドル、マフラーだけだった。
キャブレターは6個も集めて悪あがきをしたが、結局新品に交換した。
で、ほぼ現在の状態になったのは、88年ごろだと思う。
千葉県の野田、神奈川県の大和、仙台の思い出せない所、福島の松川、スクラップ屋さん
はいっぱいあった。たのしかったなー。いっぱい遊ばせて貰いました。
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