お題「野菜」に参加します。
バジルがないときは「シソの葉で代用できます」。
よく言われています。これは間違いです。
正しくは「ジュウネンの葉(エゴマの葉)」です。
確かにジュウネンの葉はシソとは違う強烈な匂いがします。
日本の各地でシソとジュウネンを区別しない地方があります。
混血してしまって、分からなくなってしまったのでしょうか。
日光地区ではシソの実を大切にしていますので、はっきりと区別
されています。
福島県ではジュウネンを大切にしていますので、やはり区別して
いるようです。
ではなんで間違ってしまったのでしょうか。以後は推測学です。
油断しないでください。
多分、ジュウネンとシソを区別できない、またはしない料理の先
生がいたんですよ。その方が偉い人だったんでしょう。
確かに葉っぱだけだと、両方並べないと初めて見る人は区別がつ
かないでしょう。
一見、親戚のように見えます。
が、アジア人とヨーロッパ人ぐらいのちがいがあります。
どう違うかと言うと、ジュウネンの種子にはジュウネン油がタッ
プリ入っています。
葉っぱにも同じような油臭さが有ります。逆に日本料理だとシソ
の代用にはならないかも。
すみません。油の匂いが分りませんね。ごめんなさい、説明でき
ません。刺身のつまにバジルを使ったとしたら?
そのくらいの違いがあります。
と言うことはジュウネンはスパゲッティに合うかも?
と言うことなんだと思います。
で、話は戻ります。ジュウネンをシソだと思っている料理の先生
がベストセラーの料理本を編集したのです。
そしてこの本をもとに、次から次から料理本が発行されていった
んです。
と思うんです。油断しないで聞いてください。
余談 ジュウネンはエゴマとも言います。
ジュウネンの葉はエゴマの葉とも言います。
そこでジュウネンの実は当然エゴマの実です。
これを飛躍させた先生がいました。
なんとエゴマは「胡麻」ですと。エゴマの葉は「胡麻の葉」
ですと。
本当に「ゴマの葉」と書いてあるレシピを見たことがあります。
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