ニラで埋め尽くされた田んぼの土手です。
(同じ写真ですみません)
品種改良されたニラが野に放たれ人の手が加えられると、5年でこ
うなります。
そのメカニズムは昨日の記事を見てください。
日光市→氏家→高根沢、10年ほど前からこういう土手があちこちで
見られるようになりました。
20年前には見た記憶がないので、それとニラがでっかくなっている
ので確信したわけです。
北海道上士幌町から名寄に行く途中の道端です。見える範囲に人家
はありませんでした。ここはまだ1mぐらいの幅の群生です。背丈
は45㎝ぐらいの大型のニラです。
遺伝子組み換えについて述べます。
ある消費者団体の講演で聞いた話です。少し偏りがあるかも知れま
せん。油断しないでください。
遺伝子組み換えの第一の目的は、優秀な品種の改良。と、私は思っ
ていました。(つまり虫に強い、病気に強い、収量が多いとか)
ところがです。この研究のトップを行く企業は、なんと除草剤のメ
ーカーなんだそうです。除草剤に強い品種なんですと。
この話が本当ならば、除草剤メーカーにとっては一石二鳥ですよね。
(ここまでが講演を聞いた私の感想です。)
ここからは我が推測学です。こちらも油断しないで聞いてください。
全部を鵜呑みにしないでください、と言う意味です。
除草剤に強い種子が道端まで運ばれたとします。根や茎かも知れま
せん。
トラックから落ちた、洗い場から川に流れだした、種を鳥が運び出
した。
F1から生まれた種子だと、どんな芽が出るか分かりません。
土手や空き地にたどり着いたものは、上の写真のように周りの雑草
を駆逐していきます。ほうれん草だったらいいですよね。
インゲンのツルなどは「葛」のように、ナイアガラの滝の周りを覆
いつくしてしまうでしょう。
公園やゴルフ場の芝には、あちこちに小松菜が生えてきます。
芝用の除草剤は効きません。
ここで除草剤の出番です。
芝も小松菜も「根から枯らす」がうたい文句です。(笑)
「おとうさん、いってらっしゃい。小松菜はいりませんからね」
「お帰りなさい。このニラ臭いゴルフシューズ外に出してよ」
「ごめん、今日のグリーンにさー、農林2号が混ざっちゃってんのさー」
なーんちゃって。
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