湧洞沼 しじみ採りをしている。
ここもサロマ湖のように、砂洲でできた沼だ。写真の左側は40メートルで海だ。
湧洞湖へは襟裳岬に向かって、R336を行くのだが、昆布刈石を更に西へ3キロ
進むと、道はそのままR336になってしまう。どうもこの地点が、R336の起点らし
い。十勝川を渡って15~6㌔ほど行くと突然、湧洞沼左の標識がある。
ながめのいい直線が、もう少しで終わる頃なので、みのがし易いから要注意だ。
左折してすぐに、荷台のアオリを2メートル以上も高くしたダンプカーが6台も右側
に並んで止まっていた。なにをしているのか尋ねたら、牧草を積む順番待ちをして
いるという。面白そうなので、ダンプの向こう側の牧草地を見てびっくりした。
今まさに刈り始まった所では有りませんか。
幅が4メートルはある草刈り機、と言うのだろうか?が時速40キロ近くで走り出す
と、今度はダンプカーが、ぴたりと寄り添うようにして、併走し始めた。
すると巨大な草刈り機から、八甲田山の除雪車のように牧草がダンプカーの荷台
に吐き出されたのだ。
草刈り機は左回りに刈り続ける。ダンプカーも、あたかも2台でワルツを踊っている
かのように見事に併走する。面白かった。そして今日もまたラッキーだった。
吐き出し口に合わせて、ダンプが走るのか尋ねたら、そうでわなくオペレーターが
吹き出し口を操作しているとのことだ。充分堪能して、5分で太平洋に突き当たった。
砂洲の幅は40~50メートルかな。海岸では20人ぐらいの釣り人がいた。
皆あきあじを釣っているとのこと。遠投竿でのブッコミ釣りと言うらしい。かねがね探
していたつり方だ。仕掛けを見せてもらった。砂に食い込んで、流されにくい形をした
おもりを使っていた。またしてもラッキーだ。かねてから知りたかった、砂浜からの投
げ釣りのしかけだ。なにしろ釣りの本や雑誌には、いっさい鮭釣りの仕掛けは乗って
いないのだ。それどころか皆法律違反だと勘違いしているのだ。長すぎたねつづき
にします。
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