R237を富良野駅に向かって走り、富良野駅の6km手前にJR富良
野線を右に見て並走するところがあります。
1㎞ほどで右に踏切がありますからそこを右折します。
道道544です。北の国からで有名な麓郷に向かう道です。まもなく
山間部に入り、右に渓流が見え隠れするワインディングになる辺り
です。
なんとも言えぬいい香りが漂っています。やんごとなき女性が身に
着けている香り袋を想像します。なにしろ香り袋なる物を見たこと
がないので、100%想像です。
辺りを見回してもそれらしい花は見当たりません。でも花の香り以
外は考えが付きません。
カブを止めて周りを見渡しても、いい香りが漂ってくるだけで一切
分りません。
そういえば占冠から狩勝峠の登り口あたりの落合に突き当たる道、
道道136でトマムを通り過ぎた辺りでも同じような香りがしていた。
上の写真は富良野山部の太陽の里で写したものです。
やはり同じ香りがしていたのですが、真下にいても確信が持てませ
ん。枝が高いのと空が明るくてコントラストが強くて、良く見えま
せん。と言うわけで、今でも確信が持てません。香りの発信元はい
まだに謎のままです。
さて、どんな香りなの?。
日本のオシロイを薄ーく、さらに薄ーく薄めたような香りかな?。
・・・???。
なぜか「見返り美人」が思い浮かびました。
さりげなく振り返った瞬間の姿です。それほど長くない振袖が遠心
力で振り回されます。
彼女のバリアーに入り込んでしまった人のほほを、フワッと風のパ
ルスが吹き撫でていきます。
その時の風の香りなんですよ。振袖はそのために考えられた装置な
んですよ??。
やっぱり理系には無理です。表現できません。
7月の中頃です。ぜひ富良野に行ってみてください。8月の末には何
度もこの道は通っています。景色は同じような物ですが、香りが違
うんです。発見でした。
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