こんにち、各メーカーとも新車開発のために、いろいろ統計を取って、ユーザーのニーズを
まとめる作業をする。
そして、たまーにユーザーがまだ気づいていない潜在需要などを発見したりすると、この上
なく喜ぶ。
学問上は実に素晴らしい作業である。でも我が推測学ではこれは間違いとする。
理由は、現在は車が必要な人達をターゲットにした企画開発を行っているからだ。大切なこ
とを忘れているのだ。
それは車好きの少年達のニーズである。早く18歳にならないかな。そしたら免許を取って
就職して、ぜったいに「エスハチ」の中古車を買って乗るんだ。45年前のニーズである。
こんにち、このようなニーズを気にしている余裕が無いのか、消去してしまっている。
でもその結果、フィットやプリウスのようなヒット商品を生み出した。企業としては大成功と
いえる。
今、若者の車離れがいちじるしい。業界は深刻な状況にある。と言うことは全くないので、い
っさい心配ではない。のかな?。
我が偉大なる4歳の孫は、映画カーズの全員のせりふを全て暗記している。台本一冊全て
と言うことだ。(すごいでしょ!)
ミニカーのコレクションもすごいものだ。(私が買ったのは、ほんの一部分だからね)
でも彼は、カーマニアにはならないはずだ。ちまたにエスハチやトヨタ800Sが走っていない
んだもの。
デジカメを持って、プリウスやフィットを追いかける少年がいたら、本当に気の毒だが彼は
変態だ。
これら、少年達の憧れを、大人になるまで大切に育てていくことを、推測学では「カーマニア
の再生産」という。
それには、今消去している、車好きのための車をドンドンちまたで走らせなければならない
のだ。(スーパーカーはだめだよ。あまりにも現実離れしているから)
そうしないとレンタカーやカーシェアリングの時代になってしまうよ。
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