点火時期OK、キャブOK、コンデンサー新品、バッテリー新品、だから絶好調で
す。燃料コックをONにします。透明の燃料フィルターで、キャブへ流れ込む状
況がよーく分かります。
セルボタン1秒でエンジンは始動しました。最高のレスポンスです。
機嫌がいいので、30年前にホンダSFで装着し、20年前に片方に穴が開いてしま
ったので外したマフラーを磨くことにしました。
エグゾーストパイプの段付きを忘れていました。上の締め付けバンド?はパイプ
側に完全にずらしておきましょう。そうしないと、なかなか抜けません。
マフラーの中から、写真のような、カーボンのような、錆のような、両方のミッ
クスのようなものが、100個ぐらい出てきました。写真の小さい方が実物大に近
いです。原因不明です。
消音機の錆び具合から見ると、ま、たいしたことはないかなー?。
ところでこのデフューザーパイプ、短いですよね。大きな音が出るようにちょん
切ったんではないんですよ。
ホンダSFでちょん切ってもらったんです。このマフラーは隔壁が3っつあるよう
なんです。出口の1番目を通過して、2番目の隔壁で突き当たってしまうんです。
2番目の隔壁がズレているんです。
30年前の最後の1本と言うことで、妥協したものなんです。
上の写真が磨き作業前です。
完了です。左側かな?、完璧です。エキパイはイマイチですが、マフラーは新品
同様になりました。
右マフラーの、後部内側の下部に2㎜×50㎜の破れが出来てしまったのが原因で
交換したのです。
写真中央の靴磨きサイズのビンが素晴らしい仕事をしてくれました。
マックス・ポリッシング・システムと言います。CRCと真鍮ブラシで軽く錆びを
落とした後、ピンクのビンのクリームを布に付けて磨きます。仕上げに白ビンの
クリームを軽く磨くように塗ります。
アルミとクロームメッキには、恐ろしいほどの効果を発揮します。
大げさじゃないんですよ。磨きながら、というか驚きながら磨く感じです。
アルミなどは「コッパズカシク」なるほど光ってしまうので、乾いたタオルで擦
って、ぼかすほどですから。
さてこの後は内部の錆止めを行います。
CRCをたっぷり吹き込んで、金属に馴染ませます。
その後、不要のオイルをタップリ注ぎ込みます。年に2回ほど繰り返して、オイル
をこびりつかせようとする魂胆です。
現在のマフラーは、この時交換したものです。
交換する前に、上の作業を半年間、毎月行ってから取り付けました。
20年経ちますが、今でも新品同様です。
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