クラッチレバーをグリップまで握っていくと、もうすぐグリップに接触する、
と言うあたりで、カタッと爪が外れたかのように、レバーがグリップに張り付
く現象が出た。びっくりするが、でもクラッチは切れている。
そのままそっとクラッチを繋ぐと、何事もなくスタートできる。
そのままにしておいたら、だんだんキレが悪くなってきた。
カバーを外して分解掃除をしてみたが、どこにも以上が見つからない。
1か月考えた。ある日、フッと思いついた。いや思い出した。
以前、クラッチのメンテナンスをする際、写真のクラッチ調整ナットを緩めて、
マイナス溝のボルトを、いっぱいに締めこんでから1回転半戻したのを思い出
した。
逆だよ。いっぱいに戻して、渋くなったところで1回転半、締めこむんじゃな
いの。
早速試してみた結果は大正解だった。たちどころに直ってしまった。
オバーホールは、まだまだ先だ。あー良かったー。