こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

かっぱの淵 (一)

2007-12-11 06:12:53 | 和歌山県
長男君が 「レポートを書くので田並地区のかっぱの淵の写真を撮影してパソコン

に送って」とメールを寄越しました。なんで?あの子の選択した科目にそんな昔話

をレポートにするのがあるのか?と思ったけど、行かなきゃ撮影できません。

 田並地区には古くからの 河童の話がありまして、昔の人は河童を土地の言葉で

『ごったれぼうし』と呼んだそうです。今のようにプールなんぞない時代ですから

子供たちは近くの川に泳ぎに行きます。当時は子供の水遊びに親がついて見張りを

することなどなかったので、子供が危ないところに行かないように『ごったれぼう

し(河童)』が出ると言う話をして水の恐ろしさを教えたのではないだろうか・・

と、参考にした本に書いていました。

 かっぱの淵は天満神社の下からホンの少しの間に位置したようです。


写真中央の外灯の後ろ、太い切り株が「ヨノミ(榎)」の木の名残です。

いまは このようにコンクリートで固められていますが昔は上の道も細く大人が

二人ほど横に並んで歩くといっぱいいっぱいで、左の山も雑木が茂り薄暗く一箇所

山から水が流れ落ちてくるところがあり、それは滴り落ちてくるくらいの水量で

昔の子供たちが手ですくって飲んでいたかもしれません。


 これがヨノミ(榎)の木?大きな木のようでしたが虫食いもひどいようですね。


この切り株が 昔話『かっぱの淵』の中にでてくるヨノミの木?です。   話に

言われるヨノミらしき切り株は二つ・・・どちらかな?         つづく

コメント (6)
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