散歩コースの川岸の砂地の上に たくさんの赤い実が落ちていました。
「なに?」頭上を見て「あ!ヤマモモ!」 いままでここにヤマモモが生って
いることに全然気がつかなかった。ちょうど川にヤマモモの木が突き出しているの
で 木に登ることも 岸から取るのも難しい。サルしか取れません。でも ずっと
この状態なので サルも気がついてはいないのか サルに出くわしません。
川岸に落ちたヤマモモ。赤より黒みがかったのがよく熟れていると思う。
ところで私は このヤマモモを食べることが出来ません。というのも ひとつの
トラウマが・・・。子供の頃、祖父が山でヤマモモをたくさん取って来ました。
その時は 食べた、たしかに食べた。姉(長女)は ヤマモモが大好きで祖父と
二人でわざわざ山までヤマモモを取りに行きました。帰って来て透明のビニール袋
に入ったヤマモモ、きれいでした。翌日 それを見たらなんと 白い虫が実から出
てきている・・・。なにやらわかりませんが それ以来ヤマモモ=白い虫 が目に
浮かぶ・・・。だから たまにスーパーで売られていたりしてもその場から退散。
もう数十年たっても 食べられません。あんなに美味しそうできれいな実なのに。
ヤマモモで検索しても そんな中から虫が出るなんて記述はありません。みんな
美味しい、美味しいって感想ばかり。私は自分の思い込みで美味しいものを逃した
のかも・・・・・。
ヤマモモ
先日 田辺からの帰りに国道脇に赤い血のような塊りを発見。「え~、何?」
と走行しながら横目で見ると、ヤマモモの実がアスファルトに落果し、つぶれて
遠目に血のように見えたわけ・・・なんか、ドキドキしました。