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昨日、新宮の姉夫婦がやって来た。別に用事は無いのだが姉が手作りのトコロテ
ンを持ってきた。手作り、新宮の浜でテングサを採り乾燥させて水でさらし、固め
たのだ。義兄は大好きらしいが我が家に持ってくる・・・ということは、ものすご
く大量に作りすぎたのだと私は思う。私は好きではないので食べない。義兄が
「実はテレビで紹介された≪大賀ハス≫を見に行きたいのだけど、場所わかる?」
と聞くので「今からすぐ行こう」と外は雨なのだが、私も一度行ってみたくてしか
たがなかったのだ。本当なら、昨日の午前中に行く予定だったのがおとうさんが
起きてこないし、雨が降り出していたのだ。で、姉妹がデジカメを持ち、おじいち
ゃんは俳句作りのネタ探しに・・行ったわけだ。場所は、旧古座町の古田という所
だ。ここ何日か、新聞・テレビでこの≪古田の大賀ハス≫は取り上げられているの
だな。一昨日もテレビで「・・ここ数日町内はじめ遠く三重県からも見に来ていま
す・・・」と言っていたし、「ハスは早朝からお昼までの間に咲き終わり」とコメ
ントもあったけどきょうは一日雨だし・・行ってみようです。
写真は入口から入ったところ。ここは個人の家の裏のたんぼに大賀ハスを植え、
自由に見物できるようにしています。
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咲いているにはいるけど、やはり雨に打たれ花はきれいに開いてはいません。
すっくと立ち上がったつぼみが開いた花とはまた違った感動を与えてくれます。一
種の高貴さでしょうか。ナムアミダブツ ヽ 唱えてしまいます。
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ハスの花びらが落ちたあと。なんかホットケーキの焼いている最中みたいだ。
写真を撮っていると姉が「砂糖のお菓子を思い出すんや」と言い出した。「それは
お盆の仏前に供える砂糖でできたあれやね」・・・あれは昔はハスの花と決まって
いたくらい、ピンク色のハスの花、黄緑色に着色されたハスの葉・・。最近はきゅ
うりとかがあったように思う。
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こちらは中が黄色くなっていません。ジョウロの先、もしくはシャワー口ですね
ジョウロの先もハス何とかと言ったっけ・・。
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これはわりときれいに開いた状態のもの。花びらが16枚もあるというけど、雨
が続くと花びらに溜まった雨で無理矢理開花したような感じのまま、4日で散るそ
うです。花自体が4日で終わる・・。だからこの日花姿が乱れたハスは4日目の花
ということだって(これは帰り際に会ったこのハス田を解放してくれているお母さ
んに教えてもらいました)。 写真はつぼみ・花・ハスの実・葉(開花)・葉(閉)とそろいました。
大賀ハスとは 大賀ハスはその後増やされ日本だけでなく世界各地にも
送られ、育てられています。2000年前のものということは、2000年の間交
配せずに2000年前のハスの姿ということが重要なんだそうです。でも販売され
ているハスも、大賀ハスと違いがないようなのでそうそう新種とかできにくい性質
かもしれません。