こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

行者さん再び

2010-01-07 06:04:21 | 和歌山県


年末、清掃に参加した行者さんに、一月一日登りました。二時間半しか眠っていな

いんだけど、5時に起きて洗濯して朝の用意(ゴルフに行くおとうさん)して、

6時におとうさんを起こして、母屋で元日の神棚をまつって新年を祝って年賀状を

みてから・・・。なんかバタバタしてから行きたいとリクエストした長男君を伴っ

てです。この日は年末に登った時より晴れて、新年の初詣みたいな新たな気持ちで

挑みたいと思います。ほら太平洋もきょうははっきり見えています。

しかし、今度は掃きながら進むことはないなずなのに、体が思うように上がってい

きません。極端に体重が増えたわけでもないのに・・・。とにかく私が先をのぼり

長男君が登ってくる、途中で休み休みしながら、彼は枝の隙間から見える風景を

カメラに写し、日ごろの運動不足でハァハァ・・・あ、そうか!私は運動靴でのぼ

っているのだ、前回は地下足袋だったから踏ん張りもできたんだ。地下足袋もすて

たもんじゃありませんなぁ。

バテバテで何とか行者さんの頂上にたどり着きました。なんと13分でのぼってこ

れましたが、いったいこの山の高さはどれくらいなのか?清掃の時は1時間半はか

かっただろうな。



まずは前回撮り損ねた行者さんの石像:古いバージョンをパチリ。やはり一枚歯の

下駄と両手は新しい石像と同じようです。やっぱり首から上はありません。長い

年月の間になにがあったのか?人の手によるものだとしたら不謹慎な・・きっと

その身にいいことはなかったんじゃないでしょうか。



祠の横に置かれた燈篭の下の段に長男君が立っています。きょうは忘れずにお賽銭

を持参し、二人でお参りしてこれから下山・・・。次男君に写メで送りどこかわか

るか聞いたら「あ~あの山ね」の一言。その前にこの燈篭の横面に彫られた文字を

写す。



慶應四戌辰正月 と読めます。慶應は江戸時代だなと帰ってから調べると西暦だと

1868年明治1年・・・え?わからないので干支で調べたら

戌辰(つちのえたつ)1868年慶應4年、翌年は1869年明治2年となるそう

だ。1867年(慶応3年)1月9日明治天皇践祚(せんそ:天皇が位を継いだ)

8月27日即位し、1868年(明治1年)の9月8日明治に改元・・・つまり

この灯籠をここに設置するため石を細工し、彫り込んで据えた時点、お正月では

江戸時代の慶應であってその8ヵ月後に明治になったってことかな?ビミョーな

タイムラグ?明治となる前の日に生まれた人は慶應生まれってことか。我が家の

次男君は平成元年生まれだから、我が家ではただ一人の新時代の生まれとなってい

ます。もっと年号もぱ~っと明るい調子のもんはないのかなぁ。もう西暦でもいい

やん・・。


           やっと下山・・長男君です

午後から急に勝浦まで次男君を迎えに行くことになり(予定では勝浦から各駅停車

で帰ってくる)、へろへろになって勝浦へ。そのあとこげの散歩をして、夕方

おとうさんの実家まで行く。その途中の新年1月1日16:44の夕日



どうして夕日は雲が邪魔するのか・・・

コメント (2)
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