先週は気温が14度なんて日もあって、散歩の途中で見たこともない虫をみつけました。
最初はきれいなボタンが落ちてるなぁ・・・と思い、しゃがみこんでよく見ると虫でした。
形からしてテントウムシかな?と思ったんだけど、それにしては1センチくらいはあるので
ちょっと違うか、でも毒虫みたいなケバイ色だし、後で確認しようとカメラで撮影したあと
チョンチョンとつついたけど動きません。「死んでるのか」と目線を外したコンマ何秒かあ
とに見たら、いません。マジ、動きは速いし死んだふりはテントウムシのようです。
帰って写真を頼りに調べたら、『カメノコテントウ』という名前で載っていました。
てんとうむし科で、成虫で冬越しすると書かれているので私がみつけたのも、まさに冬越し
してたものでしょうね。あまりに気温が高かったので春だと思ったんでしょう。
検索してみてもヒメカメノコテントウはあるのですが、大きいカメノコテントウの記事は
あまりありません、なぜ?絶対カメノコテントウのほうがきれいなのに。
てんとうむしにはナナホシテントウをはじめとする星の数で名前が付いたのや、星の色で
名前がついたのものがあり、ニジュウヤホシテントウなんかはジンマシンが出たような模様
だったり、中には『アカボシテントウ』これは赤星と漢字ではなるのか?相撲の世界で欲し
い『シラホシテントウ』なんてのもある。四つ紋、二つ紋となると家紋の世界のような分類
もできそうだ。といってもここで『モン』というのは星の数。紋の現れ方の地方での違いと
かもあるんだって。この私の昆虫図鑑は私が子供のころのものの、何刷化だから当時よりは
気温や生息自体の変化もあるから確かとは言い切れないけどね。
ただカメノコテントウは模様としてもきれいです。もう一度出会いたい虫でした。