こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

三尾川で

2013-06-17 05:30:00 | いろいろ
先週土曜日、おばあちゃんの用事でおばあちゃんと三尾川に行ってきました。6月も中盤、あたり

のたんぼは田植えもすみ、しっかりと根付いて苗の色も濃くなっています。車を停めて、歩きだす

とどこからか「パチ」「パチ」と音が聞こえます。それは規則正しく鳴っていたり、いきなり

止まったり鳴りだしたりと なんとも不思議な感じで鳴るのです。なにか?とおばあちゃんと

周りを見回して、「あ~これかも・・」と。たんぼの周りには シカやイノシシ、サルにタヌキと

これから農作物に危害を加えるありとあらゆるケモノに対し、電気柵を設置しています。たんぼの

まわりに三本くらいの電線を杭につなぎながら、それにケモノが触れると「ぎゃ!」とか「びっく

りしたなぁ」とかビリビリと電気がつたわり、それに懲りてたんぼに近寄らない・・・という一策


腰の高さならイノシシ退治にもなるでしょうが、跳躍力の強いシカや賢いサルには杭を高くするか

電線の数を増やして間隔を狭めるかでしょう。とにかくこの電柵から音がするのです。よく見ると

一番上の電線に のんびりとシオカラトンボが止まっています。「このトンボは感電してる?」と

私は心配するのですが、トンボは平気なように止まっています。音は「パチ」「パチ」とまだ聞こ

えているので、順々に電線を見ていくと杭に電線を留めたところに 畔に生えた草が触れています

同時に風が吹くと「パチパチ」と葉先が揺れて電線に触れたら音がし、風がやむと音もしなくなる

のです。そのパチパチという音が、一帯が静かすぎてかなり離れたところまでしっかりと聞こえる

のです。


                出迎える姫虎と、ササユリ

姫虎たち三匹の吠える声と、向かいの道を車が走る音にパチパチ音と鳥の声も。静かです。

おばあちゃんが 三尾川のおじさんとおばさんときょうだいで話し込んだので、私は姫虎たちに

ジャーキーをあげにいって、近くの里山道場に寄ってきました。最近はイベントもないのか地面に

栗の花が散って、一瞬長い虫か!とビビりそうになります。これだけの花が落ちてるんだから、

秋にはいっぱいの栗の実がなって、リスもやって来るんだろうな・・・と思います。

   

まえにハンモックが下がっていたところには、テーブルが(たぶんテーブル兼ベンチ?)設置され

ていました。はてさて、この上で寝転んでいいもんだろうか。私は非常に眠くなっていたのです。

誰も来ないし、じっくり見ないとテーブルの上に横たわっているとは思わないでしょう。風も吹い

て、涼しい。だけども・・・テーブルみたいな台の上には大きなアリがあっちこっちと歩き回って

いるのです。このアリは 噛みつくアリではないと思うので、無視をして(虫を無視して)寝転が

ります。心地よい風に、少し雨も降ってきたのか風に乗って顔にあたります。昔、近所に住んで

いた同級生の家の庭にもこんな大きな黒いアリがいました。「このアリはアリ地獄に落ちるんや」

と教えてもらったんですが、アリ地獄という言葉が子供心に、ドキドキするほど怖かった記憶が

あります。何もしてないのに地獄に落ちるなんて・・・と思うと、日々私の言葉が人を傷つけて

いるなら、私も遅かれ早かれ地獄に落ちるんだとそれも自業自得なんだけど、現世から心を入れ替

えて生きていくべきか、自分の気持ちに正直に生きて地獄に落ちるか、その選択はいまの私には

できそうにもありません。死んだら灰になるもんよ~ぐらいでいいのかもしれない。

  
                 真ん中のは栗の花

それにしてもおばあちゃんは戻ってくる気配もないので、アリがまとわりつくので車に入って

眠る。しかし、断然外の方が涼しいので再び外に。そして寝転がって 上空を撮影。

  
       ざわざわざわ、湿気のある風のせいかモノクロ写真みたい



コメント
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