先日 このようなチラシが新聞とともに配達されてきました。
最近では 県のチカラか町のチカラか まさか政府のチカラではないと思うのですが 串本町とトルコとの友好の史実が全国的に知れ渡るようになりました。
とはいえ この町で生まれ育ったワタクシはそんな歴史の話を小学生時代にも中学生時代にも高校生時代にも 学校で教え習った記憶はとんとございません。まぁ大島沖の海難事故だから
大島から少し離れた私の地区には 関係なかったのかもしれません。明治時代ですから 串本あげての海難者救助と乏しい食料援助はしたのかもしれませんが 親からもそんな話は伝え
聞いてはいません。それを100周年あたりから テレビで少しずつ取り上げられ そしてイラン・イラク戦争で 邦人脱出にトルコ共和国が飛行機を出してくれたのには この串本・大島沖での
軍艦エルトゥールル号事故での大島島民・串本町民(村民か?)へのお礼だったということで一気に全国的に知られるようになったわけで、まぁワタクシとしたらそれでじゅうぶんちがう?
と思っていたところ、血気盛んな町長さんが この美談の歴史をもっと知ってもらおうと 映画化しちゃいました!キャッ!!今年の秋くらいに公開されるそうです。
もし、全国のどこかの映画館で封切りされたら歴史を知るために観てください(内容はどうだか、私も観てないからどんなんだか知りません。公開を観て後悔しても私に料金の請求はしないで
ね(笑))
主演が内野聖陽、出演者に忽那汐里、竹中直人とかだそうです。監督がすごいですよ、≪火天の城≫や≪利休にたずねよ≫の田中光敏監督ですから。私は映画の題名は知っていても
すんごく難しそうで眠ってしまいそうなので観ていません。どちらも時代ものですよね。あ、今度も時代物だわ・・・ロケ撮影に町内の海岸を使い、地元の有志のかたも扮装して出たとか
ローカルニュースでやっていましたね。エキストラ募集の町内放送していたなぁ・・・銀幕に見たことある顔が映し出されるのか?
左のチラシのトップの写真の女性は 売り出し中の演歌歌手みたいなヘアスタイルですが 元NHKキャスターだった平野啓子さんです。顔より声を聴いたら 「あ、聞いたことある声」と
思われます。私も「誰やねん、このヒト!」と思ってたんですが この間NHKのローカルニュースでインタビュー受けていて(そりゃ辞めた会社からの出演依頼やもん)気がつきました。
でも、私がブログを書き始めてトルコのこと記事にしたような気がするんだよなぁ~と思い、探したら5年前に友好120周年で上田正樹ライブを記事にしていました。
しかし、記念日好き、行事好き日本人の典型みたいな5年ごとのイベント・・・完全に興行化していきそうな気になるのはたぶん私だけかもしれませんが・・・。でも 皇室も関係していて
なんとかいう宮様のお嬢様もご参列なさるそうだ・・・それは 6月3日の洋上追悼式典(トルコ軍艦船上)と陸上追悼式典(トルコ軍艦遭難慰霊碑)での場だと思います。エルトゥールル
号は明治天皇に謁見のためはるばるやって来て、その帰りに遭難事故になったわけだからでしょう・・・。大島地区では事故後から遠い国の人たちの御霊を慰める慰霊を続けてきました。
そのための とても寂しい感じの追悼歌も作られているし、大島小学校ではトルコ語の勉強をしたりしてるし 町も交換ホームスティを実施していました。最近は やはりイスラムの脅威か
町の財政難かで行ったとか、来たとか聞きません。そのかわりに 沈没したエル号からの遺品を海底から引き揚げ、トルコに返すような海中探索をやっています。そのチームのトルコ人の
教授一家が串本の町で生活してるのか たま~に見かけます。
トルコ・オスマン軍楽隊の来日公演も6月2日にあるそうです。イメージ・・・甲高い管楽器の音で始まるあれでしょうか・・・♪
実際に聞きに行ったことはないので・・・たぶん5年前にもやってきたと思います。スーパーの駐車場で国旗をもらって振った記憶が・・・・・・でも記事が無いから 夢だったのかも
しれません。