こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

イヌ

2009-05-06 05:54:15 | いろいろ
先週、連休が始まった頃のこと。こげを連れて散歩に行ったところ道端の畑から

「こげちゃん、その先に行くと見慣れない白いイヌがおるから気をつけなよ」と

こげが慕うおばさんが声をかけてきた。「そのイヌは大きい?オス?」と聞くと

「こげちゃんより少し大きいかなぁ、オスかどうかは見てないけど、朝からこの辺

まいまいしやる。ほんでもの、首輪ついてないし、あれは捨てられたん違うかな」

なんて言う。「ほれ、あそこの畑の入り口に横になってある」と指差す方を見ると

大きなイヌがこっちを見ています。ヌクっと立ち上がった姿は、紀州犬が入ったよ

うな耳が立った、猟犬のようですしたしかに首輪もない。ヨロヨロして隠れて行っ

たので、そこからUターンしたのだけど、この季節イノシシ猟もしてないし、迷子

というのもおかしい。家に帰るとこげの実家のおじさんが来ていたので、こんな犬

がいた・・と話してみると、迷子なら飼い主が捜すし、捨てられた犬じゃないかと

言います。猟師がシシ追いの犬を捨てるのが最近多いと聞きます。自分が仔犬を

見て猟犬に仕立てたい、と母犬から離して仕込んで十分な働きをしてくれた犬に、

まったく何て仕打ちをするんだろ。老犬となって目も見えなくなってきたら飼う方

も世話が大変だろうけど、そのまま捨てる心がわからない。白いイヌは痩せていた

山に入って長い時間が経っていたのか?今の猟犬は車に乗せられてきて、山に入る

ので自分の家や道を知らないことが多いらしい。昔のように、猟師と一緒に家を出

て歩いて山を走ることがないからだ。無線機をつけられ犬だけが先行する。この辺

でも猟期には何度か猟犬がはぐれて、猟師が探す姿を目にします。白いイヌは

二日後保健所が来て連れて行ったと聞きました。どんなことを思ったのか、これも

ネコ同様人間の勝手気ままな行いの末のこと。犬は登録制、予防注射義務があるの

だからちゃんと終わりのところまで役所が把握しておいてほしい。アメリカでは

野良犬・野良猫を保護し次の飼い主を探すというちゃんとしたシステムがあると、

この間テレビで観た。受け入れるほうも日本人のように「仔犬がいい」とか言わな

い。成犬でも老犬でも家族の一員として、それが幼い子供の精神教育にもなるから

だ。お互い癒し、癒される優しいパートナーだ。日本人は自分ばっかりが癒される

だけで、そのパートナーの命を考えていない。。それはおかしいのだ!!

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