暑くなりました。夏です。太陽の下で仕事をしていると、汗が目に入り、ものすごく痛いです。シャツは汗でびっしょり。それに土埃がついて、泥だらけのように見えます。
その暑い最中に仕事ができる喜び。昼休みは熟睡しますからね。体力は回復します。そんなときに、ジャーンと電話などかかってきて、マンション買いませんかなんて話があったって、もうフニャフニャで受話器持ったまま眠っちゃいますからね。
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品が悪くなってきたので、話題を変えます。あけみ蝶さん のブログに、琵琶湖のあたりの風景が載っています。それで、琵琶湖の話を少し。
琵琶湖と言えば、思い出す歌があります。
淡海の海 夕波千鳥汝が泣けば
情(こころ)もしのにいにしへ思ほゆ
柿本人麻呂
歌の背景など知らなくても、じゅうぶん気持ちは取れますね。琵琶湖に夕波が立ち、千鳥が鳴くと、しきりに昔のことがおもいだされるものだ。
こういう光景の中に身を置いてみたいです。琵琶湖のほとりで。1、300年の時間を越えて。
もう一つ。
ゆく春を 近江の人と惜しみけり 芭蕉
誰か近江の人と春を愛でているんでしょうか。
琵琶湖は、何度かいったことがあります。いつでしたか、北陸一周の途中で、彦根に一泊したことがありました。幕末に水戸浪士が彦根の殿様を暗殺してしまったので、彦根で水戸ナンバーなど見つかったら、滅茶苦茶にされてしまうかと思ったのですが、大丈夫でした。彦根は琵琶湖のほとりです。
またいつでしたか、山陰からの帰りに大津で一泊したことがありました。その時には、その昔に 俵 藤太 という人が大ムカデを退治したという、瀬田の唐橋を見つけようと走り回ったことがありました。今は道路がいくつもあるので、瀬田の唐橋がどれなのか、見つけるのに時間がかかりました。
昔は、瀬田の唐橋を抑えたものが天下を制すると言われたそうです。それほど、重要なところだったんですね。
これはまた別な時に撮った大津にある義仲寺(ぎちゅうじ)です。木曽義仲の墓があります。芭蕉の墓もここにありました。この時には、夜のうちに鈴鹿峠をこえて来たのですが、朝が早すぎたので門があくのを琵琶湖のほとりでまっていました。あのときには、波がいくつおしよせたことやら。京都から来たおっさんが、鯉を釣っていましたっけ。話しかけても、最初はそっけなかったのですが、車の水戸ナンバーを見て、はるばる遠くからご苦労さんと思ったのか、急に親しくなりましたね。
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畑はどうなってるの? 水没したのかな。なんて、あることないこと言われそうですので、普通のブログにもどします。
昨日は最初のトウモロコシを処分しました。二代目のトウモロコシに、最初のからはずしたネットをかけました。カラスめ来て見ろぃ。 アー、また品が悪くなってきた。
次、、、、。
実は、カボチャが暴れ回っているということを以前お話しましたが、畑のほかの所でも、別なバトルが始まろうとしているのです。
蔓が伸びていって、コリンキーとキュウリの戦いが始まろうとしているのです。上の写真は、土俵の外で戦おうと言うつもりなんでしょうか。「 表に出ろぃ。」 「 ああ、いいともョ。白黒つけようじゃねえか。」 なんてね。
下の写真は、コリンキーの蔓をそらせてやったのです。キュウリが果敢にも戦いを挑みかかっています。キュウリもそらせてやりましょう。
こうなったのも、私がよく計算をして植えてやらなかったからです。責任は私にあるのです。コリンキー計算間違いはしませんから、勘弁してね。
トウミギです。お上品に言えばトウモロコシです。おいしいですよ。短いのが欠点ですね。これもたくさん出来たので、ゆでてから、実をほぐして冷凍保存です。寒くなったら、あったかいコーンスープでも作ってもらいます。
実の出そろっていない、空白のあるトウミギは、ジャンカトウミギと言います。ジャンカに意味は特別なくて、音感から判断です。ジャカジャカしているからでしょうか。
ハゲがあちこちあるのを砂利ッパゲと言います。まあそういう表現に近いでしょうか。
ひとつ、人よりハゲがある。ふたつふもとにハゲがある。みっつ見事なハゲがある。よっつ横ちょにハゲがある。なんていう歌がありましたっけ。とおでとうとう禿げだらけ。ですね。なんでトウモロコシからこんな話になるんだろう。また品が下がってしまった。
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