あふみのうみ

2007年07月27日 | Weblog


 暑くなりました。夏です。太陽の下で仕事をしていると、汗が目に入り、ものすごく痛いです。シャツは汗でびっしょり。それに土埃がついて、泥だらけのように見えます。

 その暑い最中に仕事ができる喜び。昼休みは熟睡しますからね。体力は回復します。そんなときに、ジャーンと電話などかかってきて、マンション買いませんかなんて話があったって、もうフニャフニャで受話器持ったまま眠っちゃいますからね。

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 品が悪くなってきたので、話題を変えます。
あけみ蝶さん のブログに、琵琶湖のあたりの風景が載っています。それで、琵琶湖の話を少し。

 琵琶湖と言えば、思い出す歌があります。

  淡海の海 夕波千鳥汝が泣けば
        情(こころ)もしのにいにしへ思ほゆ 
                          柿本人麻呂

 歌の背景など知らなくても、じゅうぶん気持ちは取れますね。琵琶湖に夕波が立ち、千鳥が鳴くと、しきりに昔のことがおもいだされるものだ。

 こういう光景の中に身を置いてみたいです。琵琶湖のほとりで。1、300年の時間を越えて。

 もう一つ。

  ゆく春を 近江の人と惜しみけり     芭蕉

 誰か近江の人と春を愛でているんでしょうか。

 琵琶湖は、何度かいったことがあります。いつでしたか、北陸一周の途中で、彦根に一泊したことがありました。幕末に水戸浪士が彦根の殿様を暗殺してしまったので、彦根で水戸ナンバーなど見つかったら、滅茶苦茶にされてしまうかと思ったのですが、大丈夫でした。彦根は琵琶湖のほとりです。

 またいつでしたか、山陰からの帰りに大津で一泊したことがありました。その時には、その昔に 俵 藤太 という人が大ムカデを退治したという、瀬田の唐橋を見つけようと走り回ったことがありました。今は道路がいくつもあるので、瀬田の唐橋がどれなのか、見つけるのに時間がかかりました。

 昔は、瀬田の唐橋を抑えたものが天下を制すると言われたそうです。それほど、重要なところだったんですね。

  

 これはまた別な時に撮った大津にある義仲寺(ぎちゅうじ)です。木曽義仲の墓があります。芭蕉の墓もここにありました。この時には、夜のうちに鈴鹿峠をこえて来たのですが、朝が早すぎたので門があくのを琵琶湖のほとりでまっていました。あのときには、波がいくつおしよせたことやら。京都から来たおっさんが、鯉を釣っていましたっけ。話しかけても、最初はそっけなかったのですが、車の水戸ナンバーを見て、はるばる遠くからご苦労さんと思ったのか、急に親しくなりましたね。

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 畑はどうなってるの? 水没したのかな。なんて、あることないこと言われそうですので、普通のブログにもどします。

 昨日は最初のトウモロコシを処分しました。二代目のトウモロコシに、最初のからはずしたネットをかけました。カラスめ来て見ろぃ。 アー、また品が悪くなってきた。

 次、、、、。

 実は、カボチャが暴れ回っているということを以前お話しましたが、畑のほかの所でも、別なバトルが始まろうとしているのです。

   

   

 蔓が伸びていって、コリンキーとキュウリの戦いが始まろうとしているのです。上の写真は、土俵の外で戦おうと言うつもりなんでしょうか。「 表に出ろぃ。」 「 ああ、いいともョ。白黒つけようじゃねえか。」 なんてね。

 下の写真は、コリンキーの蔓をそらせてやったのです。キュウリが果敢にも戦いを挑みかかっています。キュウリもそらせてやりましょう。

 こうなったのも、私がよく計算をして植えてやらなかったからです。責任は私にあるのです。コリンキー計算間違いはしませんから、勘弁してね。

  

 トウミギです。お上品に言えばトウモロコシです。おいしいですよ。短いのが欠点ですね。これもたくさん出来たので、ゆでてから、実をほぐして冷凍保存です。寒くなったら、あったかいコーンスープでも作ってもらいます。

 実の出そろっていない、空白のあるトウミギは、ジャンカトウミギと言います。ジャンカに意味は特別なくて、音感から判断です。ジャカジャカしているからでしょうか。

 ハゲがあちこちあるのを砂利ッパゲと言います。まあそういう表現に近いでしょうか。

 ひとつ、人よりハゲがある。ふたつふもとにハゲがある。みっつ見事なハゲがある。よっつ横ちょにハゲがある。なんていう歌がありましたっけ。とおでとうとう禿げだらけ。ですね。なんでトウモロコシからこんな話になるんだろう。また品が下がってしまった。

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