鈴木さん、次どうぞ

2011年12月15日 | Weblog


 「 あ~、今日は良い日だな~。お日様がでている~。 あったかそうだな~。」 と、ヌーボーとした気持ちで空を眺めていたら、ハッ。  「 昨夜電話があったんだっけ。会議があるんだったッ。」 と思い出してしまったのです。

 でもまあ、いつものように楽しい会議なので、今日も良い日でした。よかった。私の気持ちは日本晴れ。おめでたいのぉ、と言われそう。言われても鎌はない。鉈(なた)ならある。なんちゃって。

 

 三十分ほどドライブをして会議場へ。そして、今日も有意義な話を聞いてきました。脳の活性化に役立ったと思います。

 

 いち時は二十数羽もいたのですが、烏骨鶏は今は四羽になってしまいました。本当のところは 「 しまいました」、ではなくて 「 しました 」 なのです。なにせ、鳥インフルエンザが怖いですからね。発生したところから半径10kmとか20kmとか、どっちだったか覚えていませんが、その半径ないに鶏を飼っている業者があると迷惑をかけることになりますからね。

 かと言って、なんとも仕様がないので、増やさず自然消滅を図っているわけです。もう、きっと全部が高齢者になっていると思います。

 ときどきは外にだしてやります。しかし、2時間くらい遊ぶと自分たちで小屋に入ってしまいます。飽きちゃうのでしょうか。それとも小屋にいるほうが何となく気持ちが落ち着くのか。やっぱり我が家が良いんでしょうね。私とおんなじだ。すると私は鶏か。

 

 柿は霜にやられてしまうので、ぜんぶ取って人にあげたりしました。こんなに食べたら体がびっくりしてしまいますからね。

 

 何となくマネキン人形のように見えてしまうのです。互いに座って医者の順番待ちでもしているような。「 鈴木さん次どうぞ~。」 なんて、看護婦さんの声が聞こえるような。考えすぎかな。でも、そういうことを想像していると、退屈な田舎道を歩くときには楽しいのです。

 自動車修理工場の外においてありました。

 


   廃 句

     日一日大晦日が近づくや
     クリスマスまいにち待ってる子供たち
     煙突のない家サンタはどうするの

     
  補) 文中の「鈴木さん」は、特定の人物を指すものではありません。