今年最後の日になりました。時間はくぎりなどなくて連続してあるのですが、人は夜の真ん中へんを境に時間を区切り、日として分けて365回で一年という単位にしたわけです。そして日を24に区切ったり、その24のうちの一つをまた区切り、それをまた区切るという手法で、ますます時というものを生活の上で重要な扱いにしてきたということで、それは時代が経つにつれてますます細かい区切りが大切になってきたということに。
スポーツの世界では一秒をまた細かく区切って、その差でもって順位を付けたりしていますが、科学の世界ではもっともっと比べようのないほどの時間の細かさを扱っています。
「世界一になる理由は何があるんでしょうか?」「2位じゃダメなんでしょうか?」 で、いったんは削られた予算が復活したせいか、日本のコンピューターの計算速度は世界一に返り咲いたのだそうです。毎秒1京(1兆の1万倍)回の計算速度を達成したという話です。もう時間は我々の考えられる時間の実感を遙かに超えてしまいました。
話はとんでもないところに行ってしまったのですが、まあそれはそれとして、こんなところでゆっくりと日向ぼっこでもしながらくつろごうではありませんか。
柱の元では・・・・・
こんなものも日向ぼっこをしていることだし。
井戸の流しの脇の台の上ではターサイやらネギやらほうれん草が水の切れるのをまっています。
で、明日からは2012年となります。もう地震は起こらないように天と地に向かってお願いしようではありませんか。崩された石垣は直して再出発です。
廃 句
人の世は作ったと思えば壊されて
人の世は壊されたならまた作る
明日から違う年だぞ新しいぞ
朝寒く昼あったかく夕寒く
寒い日もほうれん草は育ちつつ