録 画

2015年06月16日 | Weblog


この頃、テレビに少し はまって います。以前はあまり見られなかった、言わば 「 そこんところが知りたい 」 というようなものが結構多くなってきました。

私にとって一番は歴史ものです。何せ好きなものですから。NHkで幾種類かやっています。民放でもやります。いわゆる教科書のような目線ではなくて、横から見てみるとか、斜めから、裏から見る歴史のようなものが特に面白いです。かといって、あまりにも興味本位な物は単なる娯楽に陥ってしまうので、それは遠慮しています。

 
  この頃のカフェには、わざとこのような使い古しのような床にしているところがあります

それから、日本や世界の旅。単なる旅とか温泉などの紹介はつまらないです。結局は、特に民放では最後は食べ物のことになってしまいます。食べ物の番組が多いのでうんざりしています。

映画も良いですね。洋画も邦画も好きです。一度や二度みたことのある映画も、意外に忘れているものが多くて、見直してみて 「 あ~。そうだったのか。」 と、初めて理解できたなんていうこともありますね。

 
  何の映画だったかわすれましたが、ヨーロッパの風景です ある一場面

それから、例えば007シリーズなどは、初めの頃の作品からは、もう半世紀経っているのだとか。あの頃、最新鋭でまだこの世にはなかったような機器類が、今ではまあ実に幼稚な代物だったと思えるものも数多くあるのがこっけいです。その映画は、ときどき民放のBSで土曜日にやっていますので、予約録画をして見ています。

録画は、途中で用事ができたときとか、電話がかかってきたとき、もう寝る時間になってしまった、などというときにそこでおしまいにして、続きが後で見られるのが一番の良いところです。

  

映画もそうですが、演劇・芝居や本、お話などの世界は自分をどこかの世界に連れて行ってくれます。時間軸と空間軸を自由自在に引っ張っていってくれる面白さがあります。
場面は良いことばかりではなく、悲しいこと不幸なこと、悩むことなど負とも思われる世界にも連れて行かれることもありますが、そういうのが無いと物語りはのっぺりとしてしまい、緊張を欠きつまらないものになりますから、人の欲望というのか希望というのは複雑です。

 


     ちり際は 風もたのまず けしの花       其角