女ひとり70歳の茶事行脚

2016年07月26日 | Weblog


静かな日です。一日中曇天です。ほんの時々、パラパラと雨粒が落ちてきて間もなくやみます。風はありません。じわじわと暑いです。
とまあ、そういう日です。

 

と言うタイトルの番組(録画)を見ました。ひと仕事が終わり汗を拭きながら部屋に戻り、じっくりと録っておいた番組を見ました。
先日も見たのですが、一度見て削除してしまうのは惜しいので、また急がずにみました。

一人で茶道具を持ち、あちこち旅をしてその地方の人を誘い茶会をする半澤鶴子さんの話です。

 

日本海は寺泊で、地元の人を集め、今は使われなくなっているお寺の茶室を借りてお茶会を催します。
もちろん、必ずいつも料理も自分でその土地の食材を使い客にもてなすと言う本格的な茶事です。
それなので、持ち歩く道具の多いこと。

 

琵琶湖の畔で琵琶湖特産のビワマスの料理をし、漁師さんをもてなしている風景です。

 

80歳代の人を招いての茶事。一回の茶事に4時間もかけるのだそうです。これは、これからご飯を炊き始めるところです。

 
 

そして、雪の中で女学生を招いて・・・・・。真ん中の女学生は3.11の地震で避難をしてきているのだそうです。

このほかにも、たくさんの良いシーンがありました。しかしすごいエネルギッシュな人です。自分で道具類を全部車に積み込み、運転してでかけるわけです。
長い急な階段をのぼり道具を運ぶシーンがありましたが、映し出されなかったですが、実際は何度もなんども行き来するのだと思いました。

しかし、お寺での茶室で行なうなら自然に思うでしょうが、突然漁港でこういう女性が座っていたら驚くでしょうね。雪の中に座っていたら、一体あの人は何なんだと・・・・・・・。

テレビの画面を写しました。画面のガラスに窓の風景が反射してしまったり、角度が左右にずれると台形に写ってしまったり、けっこう苦労しました。