画廊のはしご

2017年01月10日 | Weblog


やや寒いのは冬だから当たり前ですが、再び良い日になり、布団を干したり洗濯物を乾かすのにはもってこいの日でした。

  

フルート教室は先生の都合で、今日は練習のみということになったのですが、どうせ家にいても雑用を思い出し、練習はそこそこになってしまうと思い、また先生がわざわざ都合をつけ教室を設定してくれたことなので、出かけていきました。

そこで、たっぷり2時間練習をして帰ってきました。練習を長時間続けるのも気力と体力が多少要ります。気力の方が多く要りますね。さっぱり上達しないので飽きてしまうし・・・。

教室のあるビルの一階に、ちょっとした画廊があり、油絵とリトグラフの展示が行なわれていました。今日はリトグラフを見てきました。いつも無料で見られます。芭蕉の奥の細道を旅する絵を楽しみました。ほとんどの絵の脇に芭蕉の句があります。中には描いた地に彼の詠んだ句のないところがあったりし、そこは句が添えてありませんでしたが、彼と同行した曾良の詠んだ句が添えてある絵もありました。

  

リトグラフも面白いですね。ただ、油絵とは違ってサイズの大きさに限りがあります。大きい物もあるのかもしれませんが。
ここは年間を通して、ずっと何かの個展がひらかれていますので、時間があれば教室が終わったあとで見て帰ることが多いです。

  

午後は、友達が暮れのうちから個展を開いているので、それを見に行きました。昔、一緒に働いたことのある同僚がいて、懐かしさのあまり、彼とかなりの時間を脇のカフェでコーヒーを飲みながらおしゃべりしました。

午後見た絵は具体的なものを描いたものではなく、心象を描いたものですから、絵と向かい合いいろいろ思い味わうのが主となります。それもまた面白いです。

  

彼はブルーズを演奏するのが得意で、彼のギターは好きな演奏スタイルです。彼も、同じ画廊で個展を開くことがありますが、そのときには自分の絵をバックに演奏会も開きます。

午前中見た絵は繁華街にありますが、ここは田舎の風景の中にあり、とても良い雰囲気です。
おしゃべりをしていたら、もう日の沈む時刻になってしまいました。 
  
  

今日は、ほんの少し非日常的なことをした日でした。