湖と思いきや

2017年03月19日 | Weblog


ほぼ一日中、うす曇かあまり強くない日差しの日です。ですが、今日は寒くは無く冷たい風も吹かないので助かります。

  

今朝、お日さまがちょうど上ったところです。朝焼けがきれいだったので、急いでカメラを取りに家にもどり再び庭にでて撮りました。

  

望遠にして撮ると、こんな風です。我が家は東から、南西にかけては見晴らしが良いです。真西になると近くの森があり、後ろは自分の家の林がありますので、見晴らしはいまいちですが、四方八方の見晴らしが良いということは、要するに吹きっさらしということで、風をまともに受けてしまいますので、台風の時などたいへんなことになります。

  

眺めの方はさておき、畑を見ればこの通り真っ白な霜でした。ですが、真冬のような寒さは感じませんでした。

  

ウォーキングに出かけました。今日はいつもの団地内の道路を歩くのではなく、隣接した隣町の方面にでかけましたが、遠くを見ると湖のような光が・・・・。
あれ?と思って良く見ると、畑にかけたビニールのトンネルが光って見えたものでした。あの辺りには水辺は無いはず。

  

むしろ、歩いているそのすぐ左側にあるのがこの沼です。ですが、今は水が干上がっていてまるでグラウンドのようです。
今は、この沼の下の方にある田んぼが休耕田対策にともない、放棄されてしまっていますので、この沼の役割は終えてしまいました。

  

そして、田んぼはどうなっているかというと、この通りです。葦に似た植物と、ガマが群生した、完全な荒地になってしまいました。
いったん、こうなると再び耕すのは大変なのだそうです。何せ水に強い植物が繁茂しているわけですから、取り除いても根っこが残っていれば、また草が立ち上がってしまうわけです。

米に対する真剣な対策が取られなかった結果です。今はたとえ減反の制度が無くなっても ( 無くなったという話をきいたこともありますが、実際はどうなのかは分かりませんが ) 米の価格暴落ですし、農家も誰が農業をやるのか、機械類はこれから買って行なうのか、資金はどうするのか・・・・。いったん壊れたものは元には戻れない事情が大いにあるようです。以上、近所の人たちから聞いた話ですが。