歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

第一師団練馬駐屯地と「平和台の風景」

2007年12月19日 | 東京の風景
昨日の続きです。

「田子作」を出て環八を歩きます。陸上自衛隊の練馬駐屯地が見えて来ました。首都防衛の要、第一師団の司令部があるそうです。


入り口には歩哨が立ち、「敵」の車両侵入に際して、車止めの鉄柵と障害物のドラム缶が置いてあります。

ドラム缶の「軍事色」がそれらしい緊張感を醸しだしています。


迷彩色の戦闘服に鉄兜スタイル、自動小銃は持っていないように見えます。以前、歩哨は持っていたような記憶があります。


何たって「アルカイダ」等の「テロ組織」と戦争状態に入っているのです。テロとの戦いの真っ最中なのです。

そういえば「新テロ特法」はどうなっているのでしょう。現在、イラクで「戦争」しているのは「兵站部門」を受け持つ、「航空自衛隊」の空輸部隊だけになりました。

兵站部門も国際法上は、明らかに「戦闘行為」ですから、いつ敵に攻撃され、銃弾、ミサイルの飛び交う戦闘が起きるかも知れません。

練馬駐屯地でも地上戦が勃発する可能性は「ゼロ」ではないのです。テロ戦争に「前線も銃後も宣戦布告も無い」と、「ブッシュ大統領」も云っていたような気がします。

自衛隊のイラク派兵は攻撃されるリスクを覚悟の決定でした。当時、日本国内に対しての、テロ攻撃の危険性がマスコミ等で取り上げられ、それなりの緊張感がありました。

しかし、最近はほとんど忘れ去り、「友達の友達はアルカイダ」発言が緊張感なく語られています。

警戒している時よりも、緊張の緩んだ「そんな時」が危ないのです。戦争は継続しているのです。もしかして、何かが起きるかも知れません。

そんな怖い「現実」は、単なる「妄想」として振り払い、環八から内側の路地に入る事にしました。

陸上自衛隊練馬駐屯地の向かい側は、「悪い冗談」のようですが、「平和台」と云う町名なのです。ホントは笑えない冗談ですが、笑っちゃいます。


丁度、入った路が「平和台体育館」に行く通りでした。


すぐに、普通の静かな住宅街になります。この先で左に折れます、真っ直ぐ行くと体育館になります。


ホントに、知らない町の、知らない路地の、知らない景色、しかし、何処かでいつか見たような、そんな普通の景色。

知らない所で、知らない人達が、普通に暮らしているのです。


空き地に「建て売り」が建つようです。


営業担当は「山田さん」です。ホントに「普通」の営業マンの感じがトテモイイです。


この敷地ですから、3階建てで床面積が車庫を除いて「80㎡」しか有りません。それでも「4千万」位するのでしょうか?


こういう風景がイイです。ベランダと云うよりも“物干し場”と云った風景。陽当たりのいい“物干し場”に、洗濯物のある風景は普通に“平和”です


お風呂屋さんの煙突が見える風景も、懐かしく“普通に平和”です。


本日は「陸上自衛隊練馬駐屯地」と、道路向かいの「平和台」の普通の風景のお話でした。


それでは、また明日。



コメント
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