歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

錦2丁目「金乗湯」と「雑貨品オブジェ」

2007年12月22日 | 東京の風景
昨日の続きです。

それなりに整然とした「独立行政法人都市再生機構」が運営する、賃貸アパートを過ぎると、そこは、これまでどおりの「雑然」とした風景に戻ります。

鉄筋コンクリートの高層アパートよりも、お風呂屋さんの煙突が見える、こんな風景が好きです。


雑然とした路地に、突如!“雑貨品のオブジェ”が出現しました。


“弥勒菩薩”の頭の上に“可愛い子犬が二匹”座って居ます。これはチョット、罰があたりますよ!


仏様に、犬に、アヒルに、ウサギに、小人に、グラマーな女性に、ピエロに、洋酒の空き瓶・・・・・・その他、分けの判らない物が飾られています。


雨風に晒されている割には汚れていません、それなりに手入れがされているようです。塀のペンキも塗られてから、それほど期間は経っていないようで綺麗です。

以前は、植木など塀際に並べていただけだったのでしょう。そのうちに、塀が寂しく見えて来て、少しずつ手近に有る物を飾っていて、段々止まらなくなり、ここに到ったのではないか?と推察するのであります。

これはまさに、オブジェの“原点”のような作品です。しっかりと鑑賞させて頂きました。

飾り付けをしたご主人(女性はこんな事しません)は、きっと「普通に真面目な人」だと思います。

年齢70歳前後で子供達は独立して家を出ていった筈です。年頃の子供達が同居していれば、何処かで歯止めがかかった筈です。

私としては、こんな「雑貨品オブジェ」のある街が好きです。こんな街に住んで見たいと思いす。お風呂屋さんも近くにあって楽しそうです。

お風呂屋さんの裏側にでました。このお風呂屋さん、煙突に「金乗湯」とあります。金に乗る湯です、なかなか有り難いお風呂のようです。


昔、お風呂屋さんの裏口は、いろいろな物があって面白かったのです。この風呂屋さんは、廃材も見受けられますが、釜は「灯油」か「ガス」で沸かしているようです。

最近は、お風呂屋さんも「業務用」の「ガス湯沸かし器」を使っていて、ボタン一つで簡単便利で手間要らずだそうです。煙突は単なる広告塔になっているようです。

昔、テレビドラマの「時間ですよ」で、堺正章が演じていた「ボイラーマン」の「ケンちゃん」は、いまは要らないのです。

風呂屋の先を曲がったところで、お寺らしき建物が見えました。


今回、初めてのお寺参拝です、何か面白いものがあるかも知れません。


それでは、また明日。


コメント
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