歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

練馬 「春風」と「ラーメン」

2007年12月17日 | 東京の風景
一昨日の続きです。

暫しの追憶にひたりつつ、正門から校舎を眺めていたのですが、先ほどよりの尿意を思い出し、辺りを見回すと正門の斜め前に公園を発見。昔は畑だったところです。

この公園かなり広いです、すぐに「トイレ」が眼に入りました。「おう。ヨカッタ、ヨカッタ、一安心」と、そちらに向かいました。

入り口でタクシーの運転手さんとすれ違い中に入りました。用足しを済ませ、落ち着いて公園を眺めると、遠くの方にはブランコで遊ぶグループ、近くにはボール遊びをするグループが居ます。

昼下がりの公園、遊ぶ子供、見守る母親、平和な風景です。そんな風景の中に「荒々しい馬」の彫刻が立っていました。

遊んでいるうちに暑くなり脱いだセーターが、前脚に掛けられています。何かを掛けるのには、都合の良いポーズです。


この彫刻のタイトルは「春風」、作者は「中村善平」さんです。股間には明らかに雄のシンボルがハッキリと彫られています。


それにしても、大胆なポーズです。子供の遊び場には「チョット、チョット」と思ってしまいます。練馬区はかなり大らかなようです。

広い公園の先には、大人の遊び場「ゴルフの打ちっ放し」が見えます。写真ではあまり感じないのですが、かなり不気味です。


その場で見る「鉄骨とネット」は、かなり巨大で公園の空を覆いかすようでした。「打ちっ放しの鉄骨とネット」は風景として最悪です。

郊外の農家の跡取り息子が、いつまでも「大根や、菜っ葉」作っている時代じゃない、「ゴルフ場」の経営で、農民から「事業家」に転進すべきと、年老いた両親を説得した結果の風景・・・・・・、そんな妄想が頭を過ぎりました。

何と云ってもここは23区内ですから、「農業」は贅沢なのかも知れません。農地でも数年耕作していなければ、値上がり待ちの「単なる空き地」として、宅地並に課税されるのでしょうか?

「打ちっ放し」の隣の立派なお屋敷です。もしかして、このお宅が「経営者」でしょうか?


お屋敷のこちら側の駐車場も、もしかして、このお宅の経営でしょうか?


そんな、こんなの勝手な想像をしながら、実は「ラーメン屋」さんを探し歩いていたのです。

それは、高校の時に、月1度か2度そこで昼飯に「ラーメン」を食べるのが、最高の贅沢だったのです。

その想い出を探して辺りを歩き廻ったのですが、それらしき場所には見当たりませんでした。

この風景は「その頃」の匂いがしました。


この「霧ヶ峰」の「欽ちゃん」も、あの頃の様な気がします。


昼飯時が近づいてきました。あの頃の「ラーメン屋」を諦め、「練工」を後にしました。

大通りに出ました。地図を見ると「環8通り」です。高校の頃、こちら側にはまったく来た事はなかったですが、あの頃には多分「環8」は無かったと思います。


しかし、この「黄色と緑」の「YAMADA」は、郊外で良く見かける風景です。


そして、この「四つ葉のクローバー」の「ライフ」、良く見かけます。


「黄色と緑」、「四つ葉のクローバー」の風景を見て、40年前の過去から、今の時代に引き戻されました。

さぁ。昼飯を食べる時間です。これから「飯屋」を探しながら歩きます。

それでは、また明日。



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