歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

お正月に“男たちの大和”

2010年01月04日 | 映画の話し
年が明け、4日が過ぎ、そろそろ、ブログも再開するかと思いつつ、なかなかなのです。年末のごあいさつでは、3日から再開なんて書いたりしていたのですが・・・・・・。まぁ、のんびりとしていたら、もう4日なのでした。

孫が3日に遊びに来て、みんなに笑顔を、いっぱい、いっぱいプレゼントして帰っていきました。ずっと、ずっと、動きぱっなし、しゃべりぱっなしでした。

孫に、“初詣で神様に何をお願いしたの?”と聞いたら、衝撃の!答えが返ってきました。“○○クンか、○○クンのどちらかとケッコンできますように”お願いしたそうなのです。

一人は優しくて、もう一人はカワイイそうで、どちらが良いか? とても迷い、悩んでいるそうなのです。未だ6歳ですよ! ホントに! 今年はピカピカの一年生になります。

しかし、世間では、笑いの無い、暗い話題ばかりで、ホントに困ったものです。

鳩山サンも段々頼り無さが目立ってきて、困ったものです。我々の投票で変えた政権ですから、もう少し我慢してあげます。

それで、先日、テレビで“男たちの大和”を観てしまいました。最初はチラットと覗くつもりが、結局は最後まで観てしまいました。

負け戦と判っていながら、命を賭けて闘う事を強いられ、そんな状況において、そんな状況だからこそ、死ぬことの意味を見つけだそうとする・・・・・・。

いくつかのシーンで涙を流してしまいました。

いつの時代でも、個人は時代の制約から逃れることは不可能なのですが、生存を制約される時代は、極限の制約です。

でも、命を懸けるる事、それが、家族とか、社会とか、国家とか、大きくなれば、なるほど、命を懸ける行為が“美しく”見えてしまうのには、困ったものです。

で、この“男たちの大和”ですが、戦闘シーンの“血だらけの惨たらしさ”が眼につきました。戦場での死を美化しない意図を表現したのでしょう。

戦争映画は、反戦映画でも主人公は、将校で、美男で、美人の恋人や妻がいたりして、とてもカッコよく死んでいく、そんな傾向があったりするのです。

でも、この映画はそれなりに、カッコ良さは避けていたようです。戦場では、ふつうのカッコ悪い、一平卒が、惨たらしく死んでいくのです。

私などは、スクリーンの端っこで、誰にも観られる事も無く死んでいく兵士に、自分の姿を見てしまうのです。

それにしても、公開されたのが2005年だったようで、その当時の事は、うっすらと記憶していますが、タイトルからして、何となく、観るのを避けていた気がします。

今回、観て、これは“戦争を賛美”すると、云うよりも、それなりに、反戦と云うか、どちらかと云えば、非戦的な映画の気がしました。

でも、やっぱり、戦艦大和はそれなりに見た目はカッコ良く、ワクワク感は生じるのです。兵器とか軍服は、それなりにカッコ良く、勇ましいとか、凛々しいとか、かなり魅力的なのです。

やっぱり、思うに、人類は、争い好き、戦争好き、そんな気がするのです。そこを前提にして、考えた方が、いろいろと、良いような、気がするのです。

お正月に、戦艦大和は、それなりに、意味が、あったような・・・・・・。


それでは、また明日。







コメント
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