昨日の続きです。
取手市の東漸寺を参拝して、いろいろと観察しています。
こちらにも小さなお堂があります。
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覗いて見ると“弘法大師様”が居られました。東漸寺は天台宗で、弘法大師空海は当然なことに真言宗の開祖です。
天台宗の開祖“最澄”と空海は同時代の人で顔見知り、しかし、晩年はあまり仲が良くなかったと聞きます。でも、その辺ところは、あまり拘らないようです。
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それと、拘らないと云えば、このお堂の上に掛かる額には“四国七十番 東漸寺”とあるのです。
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大銀杏の下には“四国七十一番”とハッキリ刻んであります。ここ東漸寺は、七十番なのか?七十一番なのか?
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それと、額に書かれている“和歌のようなもの”ですが、“もとのやま たれがうえける はななれや はるこそたおれ たむけにもなる”ですが、これは、いったい何でしょう?
チョッコシ調べてみたら、“ご詠歌”でした。ご詠歌がこんな和歌形式とは、まったく知りませんでした。これまでご詠歌は、爺ちゃん婆ちゃんが集団で、何やら眠たくなるようなリズムとメロディーで、お経のようなものを“ムニャムニャ”唱えるものと理解していました。
それで、このご詠歌ですが、四国霊場第七十番札所“七宝山 本山寺”の“テーマ曲”だったのです。八十八のお寺は、独自のテーマ曲をもっていました。
それで、もうチョッコシ調べて見ると、少し分かってきました。この本山寺の本尊は“馬頭観音”で、東漸寺とは“馬繋がり”なのです。
因みに、七十一番弥谷寺は“千手観音”がご本尊で、テーマ曲は“悪人と 行き連れなんも 弥谷寺 ただかりそめも 良き友ぞよき”です。なかなかイイ歌です。
それにしても、ご詠歌は、誰が詠んだのでしょうか? やっぱり弘法大師でしょうか? そのところはハッキリしないようです。
それで、考えたのですが、素直に解釈すれば、たぶん、東漸寺は四国巡礼の七十と、七十一の両方なのでしょう。観音堂が七十番で、弘法大師堂が七十一番、と、云うことなのです。一箇所で、二箇所分の参拝ができる、とても有り難いお寺なのです。
一箇所で二箇所分と書いていたら、何故か?“一粒で二度美味しいグリコ・アーモンドキャラメル”を思い出してしまいました。
私が、小学校に上がる前だったと思います。この“一粒で二度美味しい”と云う宣伝文句がとても、とても気になったのです。何たって“一粒で二度”も美味しいキャラメルですよ!一粒で二粒分も美味しいと思いました。
早く食べたくて、食べたくて、母にせがんだ記憶があります。でも、しかし、やっと買って貰ったアーモンドキャラメルは、“一粒で一度だけ”の美味しさでした。
何故?どうして?コレが二度美味しいの? 幼い心は、悩み傷つきました。キャッチコピーとしては、幼い心を鷲摑みにしました。でも、アーモンドの味と、キャラメルの味は、混じりあい同時に訪れ、、別々に、二度美味しいことはなかったのです。
ホント、あの時は、瞞されたと思い、悔しい気持ちになりました。書いているうちに、あの頃の悔しさを思い出してきました。食べ物の恨み一生忘れないのです。
今でも、アーモンドキャラメルは売っていたような気がします。これから買いに行って、もう一度、“二度美味しい”か確かめてみます。
キャラメルに興奮して、話しが完全に逸れてしまいました。
兎に角、七十番と七十一番の両方なのです。
傍らに眼をやると、もう一つのお堂が、
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中には白馬が、
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馬の息災に著しい御利益がある東漸寺、一箇所で二箇所分の御利益もある、一粒で二度美味しいお寺なのです。
まだ、もう少しね境内を歩きます。
それでは、また明日。
取手市の東漸寺を参拝して、いろいろと観察しています。
こちらにも小さなお堂があります。
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覗いて見ると“弘法大師様”が居られました。東漸寺は天台宗で、弘法大師空海は当然なことに真言宗の開祖です。
天台宗の開祖“最澄”と空海は同時代の人で顔見知り、しかし、晩年はあまり仲が良くなかったと聞きます。でも、その辺ところは、あまり拘らないようです。
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それと、拘らないと云えば、このお堂の上に掛かる額には“四国七十番 東漸寺”とあるのです。
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大銀杏の下には“四国七十一番”とハッキリ刻んであります。ここ東漸寺は、七十番なのか?七十一番なのか?
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それと、額に書かれている“和歌のようなもの”ですが、“もとのやま たれがうえける はななれや はるこそたおれ たむけにもなる”ですが、これは、いったい何でしょう?
チョッコシ調べてみたら、“ご詠歌”でした。ご詠歌がこんな和歌形式とは、まったく知りませんでした。これまでご詠歌は、爺ちゃん婆ちゃんが集団で、何やら眠たくなるようなリズムとメロディーで、お経のようなものを“ムニャムニャ”唱えるものと理解していました。
それで、このご詠歌ですが、四国霊場第七十番札所“七宝山 本山寺”の“テーマ曲”だったのです。八十八のお寺は、独自のテーマ曲をもっていました。
それで、もうチョッコシ調べて見ると、少し分かってきました。この本山寺の本尊は“馬頭観音”で、東漸寺とは“馬繋がり”なのです。
因みに、七十一番弥谷寺は“千手観音”がご本尊で、テーマ曲は“悪人と 行き連れなんも 弥谷寺 ただかりそめも 良き友ぞよき”です。なかなかイイ歌です。
それにしても、ご詠歌は、誰が詠んだのでしょうか? やっぱり弘法大師でしょうか? そのところはハッキリしないようです。
それで、考えたのですが、素直に解釈すれば、たぶん、東漸寺は四国巡礼の七十と、七十一の両方なのでしょう。観音堂が七十番で、弘法大師堂が七十一番、と、云うことなのです。一箇所で、二箇所分の参拝ができる、とても有り難いお寺なのです。
一箇所で二箇所分と書いていたら、何故か?“一粒で二度美味しいグリコ・アーモンドキャラメル”を思い出してしまいました。
私が、小学校に上がる前だったと思います。この“一粒で二度美味しい”と云う宣伝文句がとても、とても気になったのです。何たって“一粒で二度”も美味しいキャラメルですよ!一粒で二粒分も美味しいと思いました。
早く食べたくて、食べたくて、母にせがんだ記憶があります。でも、しかし、やっと買って貰ったアーモンドキャラメルは、“一粒で一度だけ”の美味しさでした。
何故?どうして?コレが二度美味しいの? 幼い心は、悩み傷つきました。キャッチコピーとしては、幼い心を鷲摑みにしました。でも、アーモンドの味と、キャラメルの味は、混じりあい同時に訪れ、、別々に、二度美味しいことはなかったのです。
ホント、あの時は、瞞されたと思い、悔しい気持ちになりました。書いているうちに、あの頃の悔しさを思い出してきました。食べ物の恨み一生忘れないのです。
今でも、アーモンドキャラメルは売っていたような気がします。これから買いに行って、もう一度、“二度美味しい”か確かめてみます。
キャラメルに興奮して、話しが完全に逸れてしまいました。
兎に角、七十番と七十一番の両方なのです。
傍らに眼をやると、もう一つのお堂が、
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中には白馬が、
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馬の息災に著しい御利益がある東漸寺、一箇所で二箇所分の御利益もある、一粒で二度美味しいお寺なのです。
まだ、もう少しね境内を歩きます。
それでは、また明日。