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佐藤優・著“見抜く力――びびらない、騙されない。”を読んで

先に竹内一郎・著“見抜く力”を紹介したが、今回は同名の本、佐藤優・著版の紹介としたい。先にも言ったが、 “人を”見抜く力を涵養したく引き続き読んでみた次第である。 佐藤優氏の経歴を確認してみると同志社大学で神学を学び、チェコの神学者ヨセフ・ルクル・フロマートカに強い興味を持ち、チェコに留学するためにノンキャリアの専門職員として外務省に入省。しかし、外務省から指定された研修言語はロシア語であったので、その後ロシア外交に携わり、鈴木宗男氏との関係を築いたが、鈴木宗男事件に絡んで連座し司直の手に落ち、外務省職員として失職した。その後、論壇に作家デビューし今日に至っている。 したがって、幅広い知識と人脈に恵まれている人物と言え、その著作には厚みのある思索・思考があるものと思えるので、この本に飛びついた次第である。この本では各論で様々なことが語られていて、直ちには役立たないが大いに有益であった印象である。 . . . 本文を読む
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