The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
9月に鑑賞した映画の紹介
首相の御発言“俺が、国葬と決めた。…浅慮だった” の波紋が、今もますます大きくなってきているようだ。これで現政権の“5月退陣”が見えて来た、というのが一部専門家の見方のようだ。
どうしてこうなったか、首相に政治規律を答申する内閣法制局が時の政権の言うなりに弱体化させられたからだ。誰が弱体化させたのか。それは外国勢力にへつらった元首相だ。つまりコクソウ儀の被葬者なのだ。外国勢力にへつらった頭目が官僚機構をズタズタにしたのだ。
この日本の財政・経済が、或いは安全保障が重大な局面に入った今日、レームダック政権に任せておいて良いハズがなにのだが。このままではこの国は、底なし泥沼に堕ちていくのだろうか。
超赤字財政のこの国は、そのために円安対応もままならない。金利を上げれば財政破綻は必定だからだ。それにもかかわらず、物価対応に原油・食糧の高騰抑制に補助金漬けにしようとしている。これが底なし沼でなくて、何だろうか。
その成れの果ての弔問外交。故人の“盟友”と目されたトランプ氏すら参列しない中、大半の諸外国の参列者、赤いネクタイに首相とニコニコ記念撮影。これはもう、“お祝い”?とまごう事無きセレモニー。おまけに夕食会までやった?晩餐会か?その上にG7首脳不参加に事欠いて、ミャンマーまで招待した。数揃えのため何でも招待に躍起だったのか。
先週申し上げた通りお弔いに、バンザイ、万歳、\(^o^)/???実にオメデタイ??・・・これこそアホアホの極みではないか!
そのまた昔、豊臣秀吉が信長の葬儀を取り仕切って天下を取ったとされるが、それを真似てもムリ?!アホアホの極み!
平戸市長が、国葬に反対する人たちを念頭に「反日勢力」と自身のツイッターに投稿したという。どっちが反日か?こういうご発言はアホアホの典型?
日本には約4割のアホが居るのか?この4割は時には多数になることがあるのだ!アホに振り回されることは怖い!
ところでコクソウ儀騒ぎはこれで治まるのだろうが、日本の右派にはこれまで自浄作用が働いたのであろうか。少しでも“国益を損ねそうな”他人を平戸市長のように“反日”とか“売国奴”と罵ってきたのが日本の右派だったのだが、その右派の頭目が“国益を損ねた”外国勢力に資して来たのだから、それを清算する動きがあって良かろうモノだと思うのだが、一向にその気配すらないのはどういうことだろうか。それまで、騒々しかった御仁達がすっかり音なしの構えではないか。日本の右派全てが、外国勢力の影響下にあった、ということなのだろうか。
日本はこうした右派の実に情けない、だらしない状態から脱出、脱皮できるのだろうか。まさか、コクソウ儀賛成派全てが、この外国勢力の影響下にあるということではあるまいな。
ウクライナ戦争がいよいよ究極の局面に入って来たようだ。ウクライナ東南部のロシア占領地域をロシア領と称することで、ウクライナに攻め込まれないようにする、というのだ。もし攻め込めばロシアへの侵攻と見做して、核攻撃も辞さずということ。一方、西欧もウクライナを急遽NATOメンバーに加えて、NATO加盟国への侵攻を許さない構えを示している、とのこと。これはもう核戦争一歩手前ではないのか。
それに伴い、東アジア情勢も危うい状態だ。だから、日本の安全保障が重大な局面に入ったと冒頭に言った次第だ。
さて、今回も早いもので10月に入ったので“9月に鑑賞した映画の紹介”としたい。8月には全27本鑑賞。前月(全45本)比18本減だった。やっぱりヒマだった前月より減った。内訳はNHK-BSプレミアムのBSシネマでは9本(前月比4本減)、ネット経由で11本(前月比9本減)、レンタル・ビデオ4本(前月比8本減)、TVビデオ収録3本(前月比3本増)であった。このようにほぼ全ての入手経路で減少したが、月末にTVビデオ収録の在庫整理が純増としている。
シネマでの9本は次の通り。内容はバラエティに富んでいるが、ベトナム戦争が2本入っている。
①9月1日“黄昏 Carrie”1952年・米・監督:ウィリアム・ワイラー
出演:ローレンス・オリヴィエ、ジェニファー・ジョーンズ、ミリアム・ホプキンス、エディ・アルバート
人生の意味を見出した紳士の悲しい転落劇。一皮むけば人は孤独なものなのが現実なのだ。
②9月5日“ニック・オブ・タイム Nick of Time”1995年・米・監督:ジョン・バダム
出演:ジョニー・デップ、クリストファー・ウォーケン、チャールズ・S・ダットン、マーシャ・メイソン、コートニー・チェイス、グロリア・ルーベン
理不尽な犯罪(暗殺)の逃れられない強制。刻々と時限が迫るスリル。Wikipediaによると“Nick =「刻み」や「溝」と解され、Nick of Time = (その瞬間の)時の刻み =「際どい時」という意味。”面白かった。90年代のロスアンゼルスは治安が極度に悪かったのだろうか。
③9月6日“愛と追憶の日々 Terms of Endearment”1983年・米・監督:ジェームズ・L・ブルックス
出演:シャーリー・マクレーン、デブラ・ウィンガー、ジェフ・ダニエルズ、ジャック・ニコルソン、ジョン・リスゴー、 リサ・ハート・キャロル
2度目と気付かず見ていた。第56回アカデミー賞の作品賞など5部門、ならびに第41回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞など受賞作品。変な母娘関係と変な隣人関係。娘夫婦の関係が怪しくなって、主人公の娘が亡くなってしまう。人間模様が変だが、何となく暖かいのが不思議。
④9月7日“動乱”1980年・日本・監督:森谷司郎
出演:高倉健、吉永小百合、米倉斉加年、桜田淳子、志村喬、佐藤慶(ナレーター兼任)
話の尾ひれの部分の端々でウソが多すぎる。国境辺境の警備であっても平時の日本軍に物資が不足することはあり得ないのではないか。脱走兵の実家が立派な構えの家なのに貧農との設定。処刑した兵士の遺体を実家に運び込むことがありえるのか。遺骨として運ぶことはあっても。映画“226”と記憶が混乱するところがある。
⑤9月12日“最高の人生の見つけ方 The Bucket List”2007年・米・監督:ロブ・ライナー
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ、ビヴァリー・トッド、ロブ・モロー
Wikipediaによると原題の「The Bucket List」は、“Kick the bucket:バケツを蹴る”は英語の慣用句であり、「死ぬ」という意味。ここでバケット・リストは死ぬまでにやりたいことのリスト。
2人の主人公・カーターとエドワードは入院の同室で余命6カ月。そこで2人はやりたいことのリストに基づき、世界中一周の旅に出て、エジプトのピラミッドを見ながらカーターがエドワードに伝説の天国の門での2つの問い「あなたの人生は喜びを得られるものだったか」、「あなたの人生は他者に喜びを与えることができたか」について話す。そしてカーターは死んでエドワードに喜びを与えた。一見心無い台詞に実は暖かい裏がある。二人の遺骨は絶景の山岳の地に葬られた。良画。
⑥9月19日“恋に落ちたシェークスピア Shakespeare in Love”1998年・米・英・監督:ジョン・マッデン
出演:グウィネス・パルトロー、ジョセフ・ファインズ、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ラッシュ、コリン・ファース
実在の人物が結構上手く織り交ぜられた、良い脚本だ。どこまでが実話なのか脚色なのか分からない。ペストが蔓延し劇場の閉鎖が相次いでいた時代、身につまされるが、ネズミが画面に結構登場する。
⑦9月20日“地獄の黙示録 ファイナル・カット Apocalypse Now: Final Cut”2019年・米・監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーロン・ブランド、マーティン・シーン、ロバート・デュバル、ローレンス・フィッシュバーン、ハリソン・フォード、デニス・ホッパー
実は昔ロードショウを見たのだが、最初と最後見て肝心な部分は眠っていたので、実質初見となる。戦争の狂気というが、何となく嘘くさい。戦闘中の米軍人の波乗りお遊びあり、フランス人の開拓地あり、最後には目的のカーツ大佐の現地人の王国ありだ。それにやたら機関銃をぶっ放す。そんなものなのだ。
⑧9月27日“プラトーン Platoon”1986年・米・監督:オリバー・ストーン
出演:チャーリー・シーン、ウィレム・デフォー、トム・ベレンジャー、フォレスト・ウィテカー、ジョニー・デップ
見るのは2度目だが新兵訓練で基礎訓練のシーンがあったと記憶するが、今回見れず。どういうことか?
Wikipediaで“ベトナム帰還兵のオリバー・ストーンが、実体験に基づき、アメリカ軍による無抵抗のベトナム民間人に対する虐待・放火、虐殺や強姦、米兵たちの間で広がる麻薬汚染、仲間内での殺人、誤爆、同士討ち、敵兵に対する死体損壊など、現実のベトナム戦争を描く”とあり。今のロシア軍もこんなものか。ベトナムだったので住民虐殺はあまり話題にならなかったのか。これは差別意識の結果か?
⑨9月29日“セントラル・ステーション ポルトガル語: Central do Brasil、英語: Central Station”1998年・ブラジル
監督:ヴァルテル・サレス
出演:フェルナンダ・モンテネグロ、ヴィニシウス・デ・オリヴェイラ、 マリリア・ペーラ
この現代でブラジルでは文盲がこれほど一般的だとは思わなかった。子供を子のない人に売ったが、臓器売買になると聞いてさすがに取り返した。行へ不明のその父親を探すのだが、酷くテキトーな感じの中での、心温まる話。そんな所へ少年を残して最後に手紙を送ってどうなるのか、と思うがまぁいいか。
ネット経由での11本は次の通り。邦画7本、内4本はヤクザ映画。何故かヤクザ映画を見てしまう。自分では分からないが、洋画のスリラー・サスペンスの替りに見ているのだろう。“壬生義士伝”と“記者たち 衝撃と畏怖の真実”が出色だった。ベトナム関連で“ランボー ラスト・ブラッド”を見たが、残念ながら」ベトナム戦争とは全く関係がなかった。
⑩9月2日“セックス調査団 Investigating Sex”2001年・米・監督:アラン・ルドルフ
出演:ネーヴ・キャンベル、ニック・ノルティ、ダーモット・マローニー、ロビン・タネイ、ジュリー・デルピー、テレンス・ハワード、チューズデイ・ウェルド
“『モダーンズ』のアラン・ルドルフがシュールレアリスム運動の創始者アンドレ・ブルトンの「性についての研究」に発想を得て作り上げた官能コメディ。”性(セックス)については、各自の考え・イメージが様々。それを一つの考え・思想?に集約して解釈しようとしても無駄。
⑪9月5日“五人の斥候兵”1938年・日本・監督:田坂具隆
出演: 小杉勇、見明凡太郎、伊沢一郎、井染四郎、
何ということのない筋立てだが、“1938年ヴェネツィア国際映画祭においてイタリア民衆文化大臣賞、キネマ旬報により1938年の日本映画ベスト・ワンに選ばれている”由。
⑫9月14日“日本の仁義”1977年・日本・監督:中島貞夫
出演:菅原文太、岡田茉莉子、千葉真一、フランキー堺、藤田進、鶴田浩二、池波志乃、川谷拓三、林隆三、野坂昭如、キャシー中島
山口組と本多会の代理戦争である小松島抗争がモデルの由。豪華俳優陣だがいきなりのカット割りで筋立てが分かり難い。大阪弁が混乱している。肝心の須藤のキャラクターが薄く、その子供の足が不自由なのが無意味。石毛の役割が変。野坂の下手糞な演技に気の毒。迷作!
⑬9月15日“ゴールド Gold”1974年・英・監督:ピーター・R・ハント
出演:ロジャー・ムーア、スザンナ・ヨーク、レイ・ミランド、ブラッドフォード・ディルマン、ジョン・ギールグッド
筋立てが理解しやすかった。まぁ娯楽映画として面白かった。
⑭9月17日“壬生義士伝 When the Last Sword Is Drawn”2003年・日本・監督:滝田洋二郎、原作:浅田次郎
出演:中井貴一、佐藤浩市、三宅裕司、村田雄浩、夏川結衣、中谷美紀、堺雅人、芦屋小雁
始めのシーンで主人公の剣さばきで首がすっ飛ぶのがリアルで衝撃。主人公・吉村貫一郎、封建社会の矛盾から逃れるべく脱藩して新選組に加わったのに、鳥羽伏見の戦いで敗走して何故南部藩大阪屋敷に逃げ込んだのかは分からない。久しぶりに泣いた。新選組の隊服は浅葱色ではなく、黒に赤でだんだら模様としていた。
⑮9月23日“一条さゆり 濡れた欲情”1972年・日本・監督:神代辰巳
出演: 一条さゆり、伊佐山ひろ子、白川和子、粟津號、高橋明、小見山玉樹、中平哲仟、中田カウス・ボタン
この映画、最初に、“この映画はあくまでストリップの女王、一条さゆりに託したフィクションです”とのテロップ有り。半世紀前の大阪、阪神国道線が健在の頃のシーン、お世話になった吉野ミュージックが舞台。“仁義なき戦い”へのドラマ性の無いことの影響があるという。ウーン、そんなものか?
⑯9月24日“記者たち 衝撃と畏怖の真実 Shock and Awe”2017年・米・監督:ロブ・ライナー
出演:ウディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン、ロブ・ライナー、ジェシカ・ビール、ミラ・ジョヴォヴィッチ、トミー・リー・ジョーンズ
地方紙に記事を卸すナイト・リッダー社のイラク開戦への真実報道のエピソード。アメリカの大新聞(ニューヨークタイムズ)は誤報をしたら、謝罪文を出すのだ!私も当時イラク攻撃というのは変な話だという“常識”を“噂”報道として聞いてはいた記憶はあるが・・・。トミー・リー・ジョーンズが存在感あり。それにしても“本当のこと”を言えば、いずれ賞賛される国と、即座に非難される国、どっちが良いでしょうか?
⑰9月25日“関東幹部会”1971年・日本・監督:澤田幸弘
出演: 渡哲也、原田芳雄、長門勇、丘みつ子
寺田と神尾の関係が神尾の妹を介してなのだが、思わせぶりだが良く分からない。そして意味なく殺し合う。古いヤクザと大組織暴力団の関係か?
⑱9月26日“関東流れ者”1971年・日本・監督:小澤啓一
出演:渡哲也、丘みつ子、沖雅也、原田芳雄、内田良平、水原弘
渡哲也の関東シリーズ第1弾。“関東幹部会”が第2弾?ナァ~ンか違和感あり、と思えば関東弁だった。それと実話をもとにしていないと思われるからか、違和感が多い。当然、長続きしなかったシリーズ。
⑲9月29日“沖縄やくざ戦争”1976年・日本・監督:中島貞夫
出演: 松方弘樹、千葉真一、渡瀬恒彦、新藤恵美、矢吹二朗、尾藤イサオ
Wikipediaによると“第4次沖縄抗争をモデルに映画化されたが、封切り公開時は未だに抗争が続いていた”という。本土人に対する異様な嫌悪を示す国頭が滅茶苦茶。そこへ大阪の暴力団のかかわり方が不可解。
⑳9月30日“ランボー ラスト・ブラッド Rambo: Last Blood”2019年・米・監督:エイドリアン・グランバーグ
出演:シルヴェスター・スタローン、イヴェット・モンレアル、セルヒオ・ペリス=メンチェータ、 オスカル・ハエナダ、 アドリアナ・バラッザ、フェネッサ・ピネダ、パス・ベガ
乱暴モノの最後の作品か。だがシナリオが貧困。はじめからこの家が戦場になると分かる。Wikipediaによると“2019年9月20日に米国で劇場公開され、脚本や生々しい暴力シーンが、メキシコに対する人種差別や外国人嫌悪につながるとして非難を受けた。 5千万ドルの製作予算に対して、全世界で9.1千万ドルの興行収入を記録した。”そうだろうな。
以下はレンタルビデオの4本。“花芯”は小品ながら邦画の良さが際立つ。
㉑9月1日“正義の行方 I.C.E.特別捜査官 Crossing Over”2009年・米・監督:ウェイン・クラマー
出演:ハリソン・フォード、アシュレイ・ジャッド、レイ・リオッタ、ジム・スタージェス
移民の市民権獲得の裏話が複数巧みに織り交ぜられている。合法の範囲でできる誠意あふれることをするのだが、上手く行くこともあり、そうでない悲しい場合もあるという現実。
㉒9月4日“ボヴァリー夫人 Madame Bovary”2014年・米・独・白・監督:ソフィー・バルテス
出演:ミア・ワシコウスカ、ヘンリー・ロイド=ヒューズ、エズラ・ミラー、ポール・ジアマッティ
原作はフローベールの小説。私は読んだことがないが、決して賢くない女の話。Wikipediaによると“原作小説は映画化が極めて難しい作品であるというのが定説だが、残念なことに、『ボヴァリー夫人』はその定説の正しさをまたしても証明してしまった”という評があるようだ。
㉓9月18日“ウォー・ストーリー ビンラディンに接触した男たち A War Story”2018年・新・監督:ジョン・レイング
出演:ジョン・リー、ジョージ・カナーン、ティム・カールセン、ベン・バン・ライアー、イシャク・イッサ
珍しいニュー・ジーランド映画。ビンラディンにインタビューしたCNNクルーの話。会うだけでも大変。現にサウジから付け狙われていて、暗殺未遂があった。事前の質問だけ受け入れられ、それだけを発表した。だが、その前の雑談ではビンラディンの息子を自爆テロに使うか聞いている。ビンラディンは神の思し召しなら使うと言った。
㉔9月25日“花芯 A FLOWER AFLAME”2016年・日本・監督:安藤尋、原作:瀬戸内寂聴
出演:村川絵梨、林遣都、安藤政信、毬谷友子、藤本泉、落合モトキ、奥野瑛太
“覗いちゃいけない深淵を覗いちゃったの”園子の叫び。その瞬間、強い女になった。瀬戸内寂聴の原点だろうか。
以下はTV放映分のビデオ撮りしていたものを“在庫整理”として見た。放映映画なので、TV局でカットしている箇所がどれほどなのかは不明なのだが、さすがに概ね見どころのあるものが多い。
㉕9月27日“クライシス・オブ・アメリカ The Manchurian Candidate”2004年・米・監督:ジョナサン・デミ
出演:デンゼル・ワシントン、メリル・ストリープ、リーヴ・シュレイバー、キンバリー・エリス、 ジェフリー・ライト
20/10/15サンテレビ放映分。チップを埋め込まれてコントロールされる恐怖。だが、その仕掛けがもう一つ納得できない。しかも結局誰が仕掛け人なのか?マンチュリアン・グローバルなのか?1個分隊9名全体をコントロールすることは果たして可能なのか。分隊長が大尉か少佐?も変!
㉖9月28日“アナーキー 原題: Cymbeline、別題: Anarchy”2014年・米・監督:マイケル・アルメレイダ
出演:イーサン・ホーク、エド・ハリス、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジョン・レグイザモ、ペン・バッジリー、ダコタ・ジョンソン、アントン・イェルチン
21/01/07サンテレビ放映分。ウィリアム・シェイクスピア作の戯曲『シンベリン』を現代のニューヨークに置き替えた作品の由。シェイクスピアは仮死状態になる薬がお好きのようだ。ストーリーがこんがらがって分かり難い。結局、悪者シンベリンは生き抜き、家族も生き残るのか。
㉗9月29日“フレンチ・ラン Bastille Day(北米:The Take)”2016年・米・仏・盧・監督:ジェームズ・ワトキンス
出演:イドリス・エルバ、リチャード・マッデン、シャルロット・ルボン、ケリー・ライリー、ジョゼ・ガルシア、エリク・エブアニー
21/02/18サンテレビ放映分なのでカット多い?米CIAと社会不安を煽って中央銀行からデジタル通貨で窃盗しようとするフランス警察の一部犯罪者の闘争。奇想天外で中々面白い。
どうしてこうなったか、首相に政治規律を答申する内閣法制局が時の政権の言うなりに弱体化させられたからだ。誰が弱体化させたのか。それは外国勢力にへつらった元首相だ。つまりコクソウ儀の被葬者なのだ。外国勢力にへつらった頭目が官僚機構をズタズタにしたのだ。
この日本の財政・経済が、或いは安全保障が重大な局面に入った今日、レームダック政権に任せておいて良いハズがなにのだが。このままではこの国は、底なし泥沼に堕ちていくのだろうか。
超赤字財政のこの国は、そのために円安対応もままならない。金利を上げれば財政破綻は必定だからだ。それにもかかわらず、物価対応に原油・食糧の高騰抑制に補助金漬けにしようとしている。これが底なし沼でなくて、何だろうか。
その成れの果ての弔問外交。故人の“盟友”と目されたトランプ氏すら参列しない中、大半の諸外国の参列者、赤いネクタイに首相とニコニコ記念撮影。これはもう、“お祝い”?とまごう事無きセレモニー。おまけに夕食会までやった?晩餐会か?その上にG7首脳不参加に事欠いて、ミャンマーまで招待した。数揃えのため何でも招待に躍起だったのか。
先週申し上げた通りお弔いに、バンザイ、万歳、\(^o^)/???実にオメデタイ??・・・これこそアホアホの極みではないか!
そのまた昔、豊臣秀吉が信長の葬儀を取り仕切って天下を取ったとされるが、それを真似てもムリ?!アホアホの極み!
平戸市長が、国葬に反対する人たちを念頭に「反日勢力」と自身のツイッターに投稿したという。どっちが反日か?こういうご発言はアホアホの典型?
日本には約4割のアホが居るのか?この4割は時には多数になることがあるのだ!アホに振り回されることは怖い!
ところでコクソウ儀騒ぎはこれで治まるのだろうが、日本の右派にはこれまで自浄作用が働いたのであろうか。少しでも“国益を損ねそうな”他人を平戸市長のように“反日”とか“売国奴”と罵ってきたのが日本の右派だったのだが、その右派の頭目が“国益を損ねた”外国勢力に資して来たのだから、それを清算する動きがあって良かろうモノだと思うのだが、一向にその気配すらないのはどういうことだろうか。それまで、騒々しかった御仁達がすっかり音なしの構えではないか。日本の右派全てが、外国勢力の影響下にあった、ということなのだろうか。
日本はこうした右派の実に情けない、だらしない状態から脱出、脱皮できるのだろうか。まさか、コクソウ儀賛成派全てが、この外国勢力の影響下にあるということではあるまいな。
ウクライナ戦争がいよいよ究極の局面に入って来たようだ。ウクライナ東南部のロシア占領地域をロシア領と称することで、ウクライナに攻め込まれないようにする、というのだ。もし攻め込めばロシアへの侵攻と見做して、核攻撃も辞さずということ。一方、西欧もウクライナを急遽NATOメンバーに加えて、NATO加盟国への侵攻を許さない構えを示している、とのこと。これはもう核戦争一歩手前ではないのか。
それに伴い、東アジア情勢も危うい状態だ。だから、日本の安全保障が重大な局面に入ったと冒頭に言った次第だ。
さて、今回も早いもので10月に入ったので“9月に鑑賞した映画の紹介”としたい。8月には全27本鑑賞。前月(全45本)比18本減だった。やっぱりヒマだった前月より減った。内訳はNHK-BSプレミアムのBSシネマでは9本(前月比4本減)、ネット経由で11本(前月比9本減)、レンタル・ビデオ4本(前月比8本減)、TVビデオ収録3本(前月比3本増)であった。このようにほぼ全ての入手経路で減少したが、月末にTVビデオ収録の在庫整理が純増としている。
シネマでの9本は次の通り。内容はバラエティに富んでいるが、ベトナム戦争が2本入っている。
①9月1日“黄昏 Carrie”1952年・米・監督:ウィリアム・ワイラー
出演:ローレンス・オリヴィエ、ジェニファー・ジョーンズ、ミリアム・ホプキンス、エディ・アルバート
人生の意味を見出した紳士の悲しい転落劇。一皮むけば人は孤独なものなのが現実なのだ。
②9月5日“ニック・オブ・タイム Nick of Time”1995年・米・監督:ジョン・バダム
出演:ジョニー・デップ、クリストファー・ウォーケン、チャールズ・S・ダットン、マーシャ・メイソン、コートニー・チェイス、グロリア・ルーベン
理不尽な犯罪(暗殺)の逃れられない強制。刻々と時限が迫るスリル。Wikipediaによると“Nick =「刻み」や「溝」と解され、Nick of Time = (その瞬間の)時の刻み =「際どい時」という意味。”面白かった。90年代のロスアンゼルスは治安が極度に悪かったのだろうか。
③9月6日“愛と追憶の日々 Terms of Endearment”1983年・米・監督:ジェームズ・L・ブルックス
出演:シャーリー・マクレーン、デブラ・ウィンガー、ジェフ・ダニエルズ、ジャック・ニコルソン、ジョン・リスゴー、 リサ・ハート・キャロル
2度目と気付かず見ていた。第56回アカデミー賞の作品賞など5部門、ならびに第41回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞など受賞作品。変な母娘関係と変な隣人関係。娘夫婦の関係が怪しくなって、主人公の娘が亡くなってしまう。人間模様が変だが、何となく暖かいのが不思議。
④9月7日“動乱”1980年・日本・監督:森谷司郎
出演:高倉健、吉永小百合、米倉斉加年、桜田淳子、志村喬、佐藤慶(ナレーター兼任)
話の尾ひれの部分の端々でウソが多すぎる。国境辺境の警備であっても平時の日本軍に物資が不足することはあり得ないのではないか。脱走兵の実家が立派な構えの家なのに貧農との設定。処刑した兵士の遺体を実家に運び込むことがありえるのか。遺骨として運ぶことはあっても。映画“226”と記憶が混乱するところがある。
⑤9月12日“最高の人生の見つけ方 The Bucket List”2007年・米・監督:ロブ・ライナー
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ、ビヴァリー・トッド、ロブ・モロー
Wikipediaによると原題の「The Bucket List」は、“Kick the bucket:バケツを蹴る”は英語の慣用句であり、「死ぬ」という意味。ここでバケット・リストは死ぬまでにやりたいことのリスト。
2人の主人公・カーターとエドワードは入院の同室で余命6カ月。そこで2人はやりたいことのリストに基づき、世界中一周の旅に出て、エジプトのピラミッドを見ながらカーターがエドワードに伝説の天国の門での2つの問い「あなたの人生は喜びを得られるものだったか」、「あなたの人生は他者に喜びを与えることができたか」について話す。そしてカーターは死んでエドワードに喜びを与えた。一見心無い台詞に実は暖かい裏がある。二人の遺骨は絶景の山岳の地に葬られた。良画。
⑥9月19日“恋に落ちたシェークスピア Shakespeare in Love”1998年・米・英・監督:ジョン・マッデン
出演:グウィネス・パルトロー、ジョセフ・ファインズ、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ラッシュ、コリン・ファース
実在の人物が結構上手く織り交ぜられた、良い脚本だ。どこまでが実話なのか脚色なのか分からない。ペストが蔓延し劇場の閉鎖が相次いでいた時代、身につまされるが、ネズミが画面に結構登場する。
⑦9月20日“地獄の黙示録 ファイナル・カット Apocalypse Now: Final Cut”2019年・米・監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーロン・ブランド、マーティン・シーン、ロバート・デュバル、ローレンス・フィッシュバーン、ハリソン・フォード、デニス・ホッパー
実は昔ロードショウを見たのだが、最初と最後見て肝心な部分は眠っていたので、実質初見となる。戦争の狂気というが、何となく嘘くさい。戦闘中の米軍人の波乗りお遊びあり、フランス人の開拓地あり、最後には目的のカーツ大佐の現地人の王国ありだ。それにやたら機関銃をぶっ放す。そんなものなのだ。
⑧9月27日“プラトーン Platoon”1986年・米・監督:オリバー・ストーン
出演:チャーリー・シーン、ウィレム・デフォー、トム・ベレンジャー、フォレスト・ウィテカー、ジョニー・デップ
見るのは2度目だが新兵訓練で基礎訓練のシーンがあったと記憶するが、今回見れず。どういうことか?
Wikipediaで“ベトナム帰還兵のオリバー・ストーンが、実体験に基づき、アメリカ軍による無抵抗のベトナム民間人に対する虐待・放火、虐殺や強姦、米兵たちの間で広がる麻薬汚染、仲間内での殺人、誤爆、同士討ち、敵兵に対する死体損壊など、現実のベトナム戦争を描く”とあり。今のロシア軍もこんなものか。ベトナムだったので住民虐殺はあまり話題にならなかったのか。これは差別意識の結果か?
⑨9月29日“セントラル・ステーション ポルトガル語: Central do Brasil、英語: Central Station”1998年・ブラジル
監督:ヴァルテル・サレス
出演:フェルナンダ・モンテネグロ、ヴィニシウス・デ・オリヴェイラ、 マリリア・ペーラ
この現代でブラジルでは文盲がこれほど一般的だとは思わなかった。子供を子のない人に売ったが、臓器売買になると聞いてさすがに取り返した。行へ不明のその父親を探すのだが、酷くテキトーな感じの中での、心温まる話。そんな所へ少年を残して最後に手紙を送ってどうなるのか、と思うがまぁいいか。
ネット経由での11本は次の通り。邦画7本、内4本はヤクザ映画。何故かヤクザ映画を見てしまう。自分では分からないが、洋画のスリラー・サスペンスの替りに見ているのだろう。“壬生義士伝”と“記者たち 衝撃と畏怖の真実”が出色だった。ベトナム関連で“ランボー ラスト・ブラッド”を見たが、残念ながら」ベトナム戦争とは全く関係がなかった。
⑩9月2日“セックス調査団 Investigating Sex”2001年・米・監督:アラン・ルドルフ
出演:ネーヴ・キャンベル、ニック・ノルティ、ダーモット・マローニー、ロビン・タネイ、ジュリー・デルピー、テレンス・ハワード、チューズデイ・ウェルド
“『モダーンズ』のアラン・ルドルフがシュールレアリスム運動の創始者アンドレ・ブルトンの「性についての研究」に発想を得て作り上げた官能コメディ。”性(セックス)については、各自の考え・イメージが様々。それを一つの考え・思想?に集約して解釈しようとしても無駄。
⑪9月5日“五人の斥候兵”1938年・日本・監督:田坂具隆
出演: 小杉勇、見明凡太郎、伊沢一郎、井染四郎、
何ということのない筋立てだが、“1938年ヴェネツィア国際映画祭においてイタリア民衆文化大臣賞、キネマ旬報により1938年の日本映画ベスト・ワンに選ばれている”由。
⑫9月14日“日本の仁義”1977年・日本・監督:中島貞夫
出演:菅原文太、岡田茉莉子、千葉真一、フランキー堺、藤田進、鶴田浩二、池波志乃、川谷拓三、林隆三、野坂昭如、キャシー中島
山口組と本多会の代理戦争である小松島抗争がモデルの由。豪華俳優陣だがいきなりのカット割りで筋立てが分かり難い。大阪弁が混乱している。肝心の須藤のキャラクターが薄く、その子供の足が不自由なのが無意味。石毛の役割が変。野坂の下手糞な演技に気の毒。迷作!
⑬9月15日“ゴールド Gold”1974年・英・監督:ピーター・R・ハント
出演:ロジャー・ムーア、スザンナ・ヨーク、レイ・ミランド、ブラッドフォード・ディルマン、ジョン・ギールグッド
筋立てが理解しやすかった。まぁ娯楽映画として面白かった。
⑭9月17日“壬生義士伝 When the Last Sword Is Drawn”2003年・日本・監督:滝田洋二郎、原作:浅田次郎
出演:中井貴一、佐藤浩市、三宅裕司、村田雄浩、夏川結衣、中谷美紀、堺雅人、芦屋小雁
始めのシーンで主人公の剣さばきで首がすっ飛ぶのがリアルで衝撃。主人公・吉村貫一郎、封建社会の矛盾から逃れるべく脱藩して新選組に加わったのに、鳥羽伏見の戦いで敗走して何故南部藩大阪屋敷に逃げ込んだのかは分からない。久しぶりに泣いた。新選組の隊服は浅葱色ではなく、黒に赤でだんだら模様としていた。
⑮9月23日“一条さゆり 濡れた欲情”1972年・日本・監督:神代辰巳
出演: 一条さゆり、伊佐山ひろ子、白川和子、粟津號、高橋明、小見山玉樹、中平哲仟、中田カウス・ボタン
この映画、最初に、“この映画はあくまでストリップの女王、一条さゆりに託したフィクションです”とのテロップ有り。半世紀前の大阪、阪神国道線が健在の頃のシーン、お世話になった吉野ミュージックが舞台。“仁義なき戦い”へのドラマ性の無いことの影響があるという。ウーン、そんなものか?
⑯9月24日“記者たち 衝撃と畏怖の真実 Shock and Awe”2017年・米・監督:ロブ・ライナー
出演:ウディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン、ロブ・ライナー、ジェシカ・ビール、ミラ・ジョヴォヴィッチ、トミー・リー・ジョーンズ
地方紙に記事を卸すナイト・リッダー社のイラク開戦への真実報道のエピソード。アメリカの大新聞(ニューヨークタイムズ)は誤報をしたら、謝罪文を出すのだ!私も当時イラク攻撃というのは変な話だという“常識”を“噂”報道として聞いてはいた記憶はあるが・・・。トミー・リー・ジョーンズが存在感あり。それにしても“本当のこと”を言えば、いずれ賞賛される国と、即座に非難される国、どっちが良いでしょうか?
⑰9月25日“関東幹部会”1971年・日本・監督:澤田幸弘
出演: 渡哲也、原田芳雄、長門勇、丘みつ子
寺田と神尾の関係が神尾の妹を介してなのだが、思わせぶりだが良く分からない。そして意味なく殺し合う。古いヤクザと大組織暴力団の関係か?
⑱9月26日“関東流れ者”1971年・日本・監督:小澤啓一
出演:渡哲也、丘みつ子、沖雅也、原田芳雄、内田良平、水原弘
渡哲也の関東シリーズ第1弾。“関東幹部会”が第2弾?ナァ~ンか違和感あり、と思えば関東弁だった。それと実話をもとにしていないと思われるからか、違和感が多い。当然、長続きしなかったシリーズ。
⑲9月29日“沖縄やくざ戦争”1976年・日本・監督:中島貞夫
出演: 松方弘樹、千葉真一、渡瀬恒彦、新藤恵美、矢吹二朗、尾藤イサオ
Wikipediaによると“第4次沖縄抗争をモデルに映画化されたが、封切り公開時は未だに抗争が続いていた”という。本土人に対する異様な嫌悪を示す国頭が滅茶苦茶。そこへ大阪の暴力団のかかわり方が不可解。
⑳9月30日“ランボー ラスト・ブラッド Rambo: Last Blood”2019年・米・監督:エイドリアン・グランバーグ
出演:シルヴェスター・スタローン、イヴェット・モンレアル、セルヒオ・ペリス=メンチェータ、 オスカル・ハエナダ、 アドリアナ・バラッザ、フェネッサ・ピネダ、パス・ベガ
乱暴モノの最後の作品か。だがシナリオが貧困。はじめからこの家が戦場になると分かる。Wikipediaによると“2019年9月20日に米国で劇場公開され、脚本や生々しい暴力シーンが、メキシコに対する人種差別や外国人嫌悪につながるとして非難を受けた。 5千万ドルの製作予算に対して、全世界で9.1千万ドルの興行収入を記録した。”そうだろうな。
以下はレンタルビデオの4本。“花芯”は小品ながら邦画の良さが際立つ。
㉑9月1日“正義の行方 I.C.E.特別捜査官 Crossing Over”2009年・米・監督:ウェイン・クラマー
出演:ハリソン・フォード、アシュレイ・ジャッド、レイ・リオッタ、ジム・スタージェス
移民の市民権獲得の裏話が複数巧みに織り交ぜられている。合法の範囲でできる誠意あふれることをするのだが、上手く行くこともあり、そうでない悲しい場合もあるという現実。
㉒9月4日“ボヴァリー夫人 Madame Bovary”2014年・米・独・白・監督:ソフィー・バルテス
出演:ミア・ワシコウスカ、ヘンリー・ロイド=ヒューズ、エズラ・ミラー、ポール・ジアマッティ
原作はフローベールの小説。私は読んだことがないが、決して賢くない女の話。Wikipediaによると“原作小説は映画化が極めて難しい作品であるというのが定説だが、残念なことに、『ボヴァリー夫人』はその定説の正しさをまたしても証明してしまった”という評があるようだ。
㉓9月18日“ウォー・ストーリー ビンラディンに接触した男たち A War Story”2018年・新・監督:ジョン・レイング
出演:ジョン・リー、ジョージ・カナーン、ティム・カールセン、ベン・バン・ライアー、イシャク・イッサ
珍しいニュー・ジーランド映画。ビンラディンにインタビューしたCNNクルーの話。会うだけでも大変。現にサウジから付け狙われていて、暗殺未遂があった。事前の質問だけ受け入れられ、それだけを発表した。だが、その前の雑談ではビンラディンの息子を自爆テロに使うか聞いている。ビンラディンは神の思し召しなら使うと言った。
㉔9月25日“花芯 A FLOWER AFLAME”2016年・日本・監督:安藤尋、原作:瀬戸内寂聴
出演:村川絵梨、林遣都、安藤政信、毬谷友子、藤本泉、落合モトキ、奥野瑛太
“覗いちゃいけない深淵を覗いちゃったの”園子の叫び。その瞬間、強い女になった。瀬戸内寂聴の原点だろうか。
以下はTV放映分のビデオ撮りしていたものを“在庫整理”として見た。放映映画なので、TV局でカットしている箇所がどれほどなのかは不明なのだが、さすがに概ね見どころのあるものが多い。
㉕9月27日“クライシス・オブ・アメリカ The Manchurian Candidate”2004年・米・監督:ジョナサン・デミ
出演:デンゼル・ワシントン、メリル・ストリープ、リーヴ・シュレイバー、キンバリー・エリス、 ジェフリー・ライト
20/10/15サンテレビ放映分。チップを埋め込まれてコントロールされる恐怖。だが、その仕掛けがもう一つ納得できない。しかも結局誰が仕掛け人なのか?マンチュリアン・グローバルなのか?1個分隊9名全体をコントロールすることは果たして可能なのか。分隊長が大尉か少佐?も変!
㉖9月28日“アナーキー 原題: Cymbeline、別題: Anarchy”2014年・米・監督:マイケル・アルメレイダ
出演:イーサン・ホーク、エド・ハリス、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジョン・レグイザモ、ペン・バッジリー、ダコタ・ジョンソン、アントン・イェルチン
21/01/07サンテレビ放映分。ウィリアム・シェイクスピア作の戯曲『シンベリン』を現代のニューヨークに置き替えた作品の由。シェイクスピアは仮死状態になる薬がお好きのようだ。ストーリーがこんがらがって分かり難い。結局、悪者シンベリンは生き抜き、家族も生き残るのか。
㉗9月29日“フレンチ・ラン Bastille Day(北米:The Take)”2016年・米・仏・盧・監督:ジェームズ・ワトキンス
出演:イドリス・エルバ、リチャード・マッデン、シャルロット・ルボン、ケリー・ライリー、ジョゼ・ガルシア、エリク・エブアニー
21/02/18サンテレビ放映分なのでカット多い?米CIAと社会不安を煽って中央銀行からデジタル通貨で窃盗しようとするフランス警察の一部犯罪者の闘争。奇想天外で中々面白い。
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