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“アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO”展を鑑賞して

先週初めは、台風14号の接近で、JRの計画運休が出た。 “これまで経験したことのない”被害が予想されたが、阪神地区では何ら大したことはなかった。だから確か、私鉄は何事もなく動いていた。いつものことだ。JRは何かにつけて止めたがる。公共交通機関としての自覚がないのだ。こんな鉄道会社JRはいらない!地域独占会社をいつまでものさばらせることは許されない!  

先週終わりは、政府が“円買い介入を実施”した。円安是正のためだ。だが、“ドル売り、円買い”には限界がある。円高是正のための“ドル買い、円売り”には事実上限界がないが、“ドル売り、円買い”には売るべきドル資産が無ければ実施できないのだ。当たり前だが“無い袖は振れない”のだ。そのための外貨準備高は1.3兆ドル(185兆円)、その内直ぐに使える外貨準備は1300億ドル強(20兆円)だという。もし、その中にジョージ・ソロスのようなトレーダーが居いて、その足元を見て円売りを仕掛けてくれば、負ける可能性も大いにあるのだ。もし政府が負ければ、とめどない円安に陥る。例えば、先物で売りまくり安値で買い戻せば、ソロスのような外人トレーダーは大儲けができるからだ。
とめどない円安に陥れば、外資の日本買いは進む。日本資産の何でもかでもが、と言って外国人の所有物になる可能性すら有り得るのだ。特に不動産・億ションが“安い!” と言って中間層の中国人やアジア人に買われているという。それに肉や魚の輸入食糧も中国に買い負けているという。飲食店は売るものが無くて困っているという。実は、それが“アホノミクスの成果”だったのだ。

五輪汚職は異様な広がりを見せている。東京五輪は招致の段階から既に汚辱にまみれていた。そう見れば東京五輪の実態は全てが汚職で出来上がっていたのではないか。これらはアホアホの“絶対に捕まらないようにします”という直接の電話があってのことだった、という。恐らく検察人事を押さえているつもりだったので自信があったのだろう。そうなると関係企業は全て関わっていた?広告代理店、イベント会社、人材派遣、リース、仕出し、交通・バス・タクシー・・・。

このようにアホ・アベノミクスは御仲間に補助金出して、モリカケサクラに沸いて良かった良かった!五輪汚職の成れの果て、補助金の花見酒経済に酔いしれ浮かれて“景気がよくなった”と勘違いしている間に日本は世界に取り残されたのだ。“誰も取り残さないSDGs”のこの時代に日本人は上から目線で“誰一人も取り残さない”つもりだったが、気付けば日本人だけは世界から取り残されたノダ!そして世界の餌食!アホアホの哀れ!

日本全体をアホアホに染め上げて壮大な三流国家に仕立てた実に稀有な政治家様の御業績を愛でようではないか。
そして有難く“コ糞ウ”儀をやる、それに大賛成だというから、実にオメデタイ!?隣国の勢力や外国人達を利することに精出した売国者に哀悼の意を表し、花束を捧げて・・・。
何なら国旗を出して半旗にして!バンザイ、万歳、\(^o^)/???実にオメデタイ!?
これこそアホアホの極みではないか!実にオメデタイ!?何が“美しい国、日本”か。外国に利してオメデタがるアホアホの国、日本なのか!

アホアホのついで話。西九州新幹線が開通した。だが長崎~武田御温泉間のたった66キロの離れ新幹線。これが地域振興にどんなに役に立つのか。また赤字路線を作っただけではないのか?しかも在来線と併存の怪で、在来線本数減で地元も不便になるとのこと。開通新幹線と在来線の両者共倒れの懸念大ではないのかの無駄な投資のアホアホ話。


さて、事実上の先週末木曜日はまたまた京都で午後からの研修。午前を京都でどう過ごすか。探したら、京セラ美術館でアンディ・ウォーホル展をやっていた。これは行くべき!見るべき!という訳で、雨だと言うのに朝からお出かけと相成った。

アンディ・ウォーホル (Andy Warhol,1928-1987、本名=アンドリュー・ウォーホラAndrew Warhola)は、アメリカ合衆国ペンシルべニア州ピッツバーグ出身の画家。ウォーホラ家の三男(スロバキアからの移民の子) として1928年に生まれる。両親ともにカトリック教徒の中で育ったウォーホルは幼いころから絵を描いたりカメラで写真を撮ったりと、早くに芸術の才能を見出す。
1949年カーネギー工科大学で絵画やデザインについて学んだのち、ニューヨークへ渡る。ファッション雑誌「ヴォーグ(VOGUE)」や「ハーパズ バザー(Harper’s BAZAAR)」で広告の腕を磨き、商業的デザイナーへと道を歩む。1960年代はじめに、アメリカの大量消費文化を象徴したポップアート作品を生み出し、時代を代表するアーティストとして成功を収める。
以後、音楽プロデュースや映画制作、雑誌の出版『インタビュー(Interview)』など、多種多様なマルチアーティストとして活動の幅を広げ、多くの作品を残す。1987年2月21日、心臓発作のためニューヨークで死去。享年58歳。

ポップアート(pop art)は、現代美術の芸術運動のひとつで、大量生産・大量消費の社会をテーマとして表現する。雑誌や広告、漫画、報道写真などを素材として扱う。1950年代半ばのイギリスでアメリカ大衆文化の影響の下に誕生したが、1960年代にアメリカ合衆国でロイ・リキテンスタインやアンディ・ウォーホルなどのスター作家が現れ全盛期を迎え、世界的に影響を与えた。

“大量生産・大量消費の社会”を背景とした芸術運動とあれば、SDGsの現代にあっては過去の遺産となるのか。とはいえ、どんな展示会になるのかお楽しみでのお出かけである。

例によって、阪急電車で河原町に出て、バスに乗ろうとして思わぬトラブル。よく利用する“乗り換えサイト”で、B乗り場とあったので実際のバス停に行って見ると、5系統は京都駅行き表示になっている。いわば美術館とは逆方向なのでビックリ!そもそもB乗り場は南行きの乗場で目的地とは逆方向なので怪しいと思っていたが、“乗り換えサイト”には御丁寧にも“五条通経由”とあり、五条は四条から南なので、そんなものかと納得していたのだったが、現実は決定的に間違っていたのだ。途方に暮れるが仕方ない。目的のバスは発車寸前だが、仕様が無いので河原町通の交差点で点対称の対岸に渡り、北行きのバス停を徹底的に探索して、5系統のバス停を何とか見つけ、ギリギリで遅れていた目的のバスに乗り込めだ。
バスから降りる時も目的のバス停が岡崎公園・美術館・動物園前とあったように見えたので動物園前では困ると思い、一つ手前の神宮道で下車した。まぁ大鳥居が見えるバス停で美術館までは5分程度だったので大きな間違いではなかったが、大鳥居真下の“岡崎公園 美術館・平安神宮前”バス停がピッタリのようだった。
突然のバス・トラブルに大いに焦ったのだが、何とかクリアできてホッとしたのだった。“乗り換えサイト”もバスのこととなるといい加減なのだ、と思い知ったのだった。重要なポイントではバス会社(市バス)のサイトで確認の要あり、が教訓だろう。バスはバス停も路線も時刻表も一瞬で大胆に変化するモノなのだ。



無事、京セラ美術館に着いたのだが、思えば旧京都市美術館を改築して呼称も変わって初めての来訪だったのだ。昔は京都での美術展と言えば大抵、京都市美術館での開催だったので学生時代には良く訪れていたものだった。久しぶりの訪問で感慨深いものが有った。
“アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO ”展は美術館の中の新館「東山キューブ」での開催であった。玄関から奥にまっすぐ行って、裏庭の見えるところで左に入った所になる。多分“ダメ”だろうと思いつつ念のためカメラを提示しつつ“写真撮影不可?”と聞いたら、“カメラはダメですが、携帯での撮影は構いません!”との意外な答え。携帯可ならカメラもOKが普通だろう、と思いつつ撮れるならブログ投稿もやり易いので何でも良いか。







だが、実際には携帯で解説も聞けるので良かったが、イアフォン必須では無いので周囲には五月蠅いことになるのではと思ったのだ。ところが、ここで使うという表示が無いので使い方が分からないためか使っている人はほとんどいなかった、のだ。私自身もその場を通り過ぎてから、スイッチを入れて聞いたりした程度で、実際に巧く聞けたのは半分程度だった。
それとポップ・アートなので“使い捨て感覚”があるせいか、鑑賞すると言ってもチラッと見て通り過ぎる印象なのだ。じっくり見ると言っても、せいぜいでオリジナルの写真や作品とウォーホルの作品を見比べる程度。約200作品の提示だという触れ込みだったので、2時間はかかると見ていたが、1時間弱で会場を出でそうになった。動く映像のブースを通り過ぎていたので、出口寸前手前から取って返して見直した、その程度なのだ。当初の意気込みに対し、何だか肩透かしのような気分だった。何だか残念?!



帰りのバス停は美術館前の大鳥居の下。またしても5系統のバスで四条高倉まで。途中で往路と違う経路だったので、また焦ったのだが、大丈夫だった。バスは慣れないと焦る!
大丸によって漬物の土産を買って、昼食に蕎麦を食べようと以前からアプローチしている店を2軒回ったが、何故かいずれもマタマタ閉店していた。何故なのだろう。面倒なので、ビルの地下の蕎麦店で済ます。
この日は、午前はアンディ・ウォーホル展、午後は審査員研修会、夕方は神戸にとって返して、“ひょうご講座”受講と大忙しだった。だが、この日は最後まで結局雨は降らなかった。実は、その前日が大阪で審査だったのでその準備も含めると3日連続での忙しさだった。そして、これが終わると3連休だったのだ。

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