このごろ はやるもの

「このごろ都にはやる物
　　夜討ち、強盗、にせ綸旨
　　召人[罪人]、早馬、虚騒動、生首、還俗、自由出家
　　俄大名、迷い者、安堵、恩賞、虚軍・・・・」

最近 何だか700年前の　物情騒然、混乱した世の中に似てきた印象。
国会は　相次ぐ強行採決、その上会期延長、選挙投票期日の延期。
社保庁の責任隠滅的解体法案の成立・・・・何でもありの様相。

独自外交を唱えても、米国をはじめ周辺諸国にはコケにされ、
経済力や　はたまた軍事力においても　はるかに劣る北朝鮮一国を　どうにもできない。

今の首相は　何事にもすぐに居丈高になるが　内弁慶。米国に行くと　ペコペコ謝って　廻る。
戦略性に乏しい。有っても　低次元！だから　直ぐに　謝罪するような事態に至る。

食肉偽装も　もはや新聞のトップ・ニュースにはならず、当の社長は　当初ニヤニヤ対応。
その他　相次ぐ事件、事故。にもかかわらず、警察の捜査能力は　落ちている。
警察・検察の首脳層も最近　特に変だ。裁判も　変な判決が多い。
その一方で　ハゲタカ・ファンドが　跳梁跋扈。

無尽蔵と思われた水産資源も　枯渇し始めている。まぐろや　うなぎが　食べられなくなる。
同様に間もなく　水産資源以外にも波及し、本格的な食料危機がやって来そうだ。
メタボ解消の好機到来か？！！？

日本の官僚は　暢気に　自己利益の追求に汲々。社保庁役人の焼け太りも言われている。
日本政府への内外の信頼は地に落ちた。当事者達は　不感症？

もう　メチャクチャ！！！どんどん世の中　壊れて行っているような気配。一体　どうして？？！！
700年前と　違うのは 国際問題が無かったことと、自然環境の　大きな変化。
自然環境の変化は、社会的な　混乱に拍車をかけようとしている。その分　難しい対応に迫られる。
だから　“乱世だ！”とばかり、怪しい“思想”が　流行るのか。