The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
トップ・マネジメント
あっけなく日本シリーズは終わってしまいました。阪神タイガーズは記録的大敗を喫しました。
村上ファンドの呪いでしょうか。
“チームの勢い” に大きな差があったことは大方が認める事実でしょう。阪神側が実戦を離れて3週間も経っていて勘が狂ってしまった、というのも阪神打線の様子で分かることです。それにしてもプロの野球としては酷すぎる結果です。
それに 千葉ロッテ・マリーンズの側の“勢い”は 単に実戦があったから 自然に出てきたのでしょうか。長い間、緊張感を持続して、勝ち抜いて行くことの方が 実際には非常に困難なことであるように思います。
ここに阪神とロッテのチーム首脳陣のマネジメントの差が透けて見えるような気がします。
ある新聞に載った小宮山投手の感慨が印象的です。“一人の男が 入って来ただけで こんなにチームが変わるとは。”バレンタイン監督の近くに長く居た人の感想は重いですね。
“ボビー・マジック”は単なる魔法か。
選手一人一人の様子を見ながら 彼らの休養を軸にラインナップを考えるのには 相当な注意力と観察力が 要ると思います。にも拘わらず 実際には 細かく指示するのではなく、遠くから見ている風のスタイル、外観は 非常に陽気で笑顔が素晴らしい。それだけで、引き込まれてしまう。これは非常に思考力と計算を要する作業だと思います。
選手は 与えられた肉体的休養の中で 自分のポジションを代行する競争相手の出現に、精神的には緊張感を持続させざるを得ない状態になります。その時、思考が働き自己のプレーを考察する余裕が出てくる。次々とリフレッシュした選手が登場するというバテない元気なチームの出現です。
ゲーム前、阪神の投手の一人が語っていた“実は不気味でどこから打ってくるか分からない打線だ”との指摘は 本当だったのですね。打線9人の前半はつなぎ役、後半でクリンナップ。従って下位打線は無い。まぁこれはDH制のパリーグで非常に有効だったのかも知れない。
阪神は 幕張でパリーグ・ルールで1,2戦を戦ったのが失敗の要因だったのかも知れない。それだけに注意を要したはずだが なす術を知らなかった。
どうやら 打線を日替わりメニューで変更することは米国では選手自体の反発が大きくて監督の思うに任せない部分があったらしいのですが、それが日本人のチームには馴染んだらしいのです。
日本人の集団には、外国人のトップ・マネジメントが適切なのか。ヒョッとして当たっているのかも知れない。日産のゴーン氏の例もある。
日本人は 仲間内の評判を気にする一方で 足の引っ張り合いをする。しかし、一旦譲り渡した 強烈なリーダー・シップには非常に弱いような気がする。
小泉さんの リーダーシップにも 自民党内では正面切って誰も逆らわない状態らしいですね。マスコミも弱い。
村上ファンドの呪いでしょうか。
“チームの勢い” に大きな差があったことは大方が認める事実でしょう。阪神側が実戦を離れて3週間も経っていて勘が狂ってしまった、というのも阪神打線の様子で分かることです。それにしてもプロの野球としては酷すぎる結果です。
それに 千葉ロッテ・マリーンズの側の“勢い”は 単に実戦があったから 自然に出てきたのでしょうか。長い間、緊張感を持続して、勝ち抜いて行くことの方が 実際には非常に困難なことであるように思います。
ここに阪神とロッテのチーム首脳陣のマネジメントの差が透けて見えるような気がします。
ある新聞に載った小宮山投手の感慨が印象的です。“一人の男が 入って来ただけで こんなにチームが変わるとは。”バレンタイン監督の近くに長く居た人の感想は重いですね。
“ボビー・マジック”は単なる魔法か。
選手一人一人の様子を見ながら 彼らの休養を軸にラインナップを考えるのには 相当な注意力と観察力が 要ると思います。にも拘わらず 実際には 細かく指示するのではなく、遠くから見ている風のスタイル、外観は 非常に陽気で笑顔が素晴らしい。それだけで、引き込まれてしまう。これは非常に思考力と計算を要する作業だと思います。
選手は 与えられた肉体的休養の中で 自分のポジションを代行する競争相手の出現に、精神的には緊張感を持続させざるを得ない状態になります。その時、思考が働き自己のプレーを考察する余裕が出てくる。次々とリフレッシュした選手が登場するというバテない元気なチームの出現です。
ゲーム前、阪神の投手の一人が語っていた“実は不気味でどこから打ってくるか分からない打線だ”との指摘は 本当だったのですね。打線9人の前半はつなぎ役、後半でクリンナップ。従って下位打線は無い。まぁこれはDH制のパリーグで非常に有効だったのかも知れない。
阪神は 幕張でパリーグ・ルールで1,2戦を戦ったのが失敗の要因だったのかも知れない。それだけに注意を要したはずだが なす術を知らなかった。
どうやら 打線を日替わりメニューで変更することは米国では選手自体の反発が大きくて監督の思うに任せない部分があったらしいのですが、それが日本人のチームには馴染んだらしいのです。
日本人の集団には、外国人のトップ・マネジメントが適切なのか。ヒョッとして当たっているのかも知れない。日産のゴーン氏の例もある。
日本人は 仲間内の評判を気にする一方で 足の引っ張り合いをする。しかし、一旦譲り渡した 強烈なリーダー・シップには非常に弱いような気がする。
小泉さんの リーダーシップにも 自民党内では正面切って誰も逆らわない状態らしいですね。マスコミも弱い。
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シリーズが始まる前の長い間隔、一方的なロッテの勝利。これほど盛り下がる日本シリーズもありませんでしたね。タイガースの選手の気持ちを汲んでやり、日程の問題について声を上げる人もいない。経営が狂いだした企業みたいです。
日本の野球もみますが、もう何年も前から、興味の対象はイチローや松井のいる大リーグに移っており、機能しないコミッショナーやリーグ優勝至上主義が根強く残る日本のプロ野球には愛想をつかしています。
でも、こんな状態でもまだ、プロ野球界は改革のスピードを上げようとしないのですから、経営感覚を疑います。野球を愛する者としては残念でたまりません。
日本のプロ野球機構は金儲けを機軸にしているため、極端には野球自体がどうなっても良いように思っているフシがあるように見受けます。
ところが、日本のサッカーは金儲けより、サッカーの発展自体を機軸に考えているためか、その発展の経過は 非常に戦略的ですね。
最近は少年野球より、少年サッカーの方が盛んな印象です。世代が変われば 日本ではサッカーは国際的で華やか、野球は古いローカルなスポーツということになるかも知れません。
金儲けを機軸に物事を考えると その人だけが儲けてしまい、あとはあまり発展しないものと お見受けします。
いつも 思うのですが コメントのお礼は 自分のサイトでやって 良いのでしょうか。
他に適切な場所が 無いように思いますので、自分のこの場所で お礼言上、失礼させていただきます。