The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
井の頭公園散策とジブリ美術館観覧
このところ政治の動きは、国会での空疎な参考人招致が終わって、あたかも夏休入りのようだ。今後、首相が予算委員会に出席するといい、重要人物が参考人として出席するとの意向も示されたと言うが、どこまで真相が明らかになるのだろうか。首相御得意のはぐらかし発言で終始するようでは、支持率はさらに半減するだろう。
その一方、報道では“ヒアリ”が見つかったということで、大騒ぎだ。
この騒動で思うのだが、何故発見の最初が神戸なのだろうか、ということだ。荷扱い量は関東方面の港湾の方が多いのではないか。ならば関西ではなくて、横浜、東京でもっと早くに発見されるべきではなかったのではないか。神戸で見つかって、良く見てみたら、“やっぱり居た!”と言って騒ぎ始めたのには、不自然さがある。本当は当事者は知っていたのではないか。面倒なので見て見ぬふりをしていた、ということはないのか。以前SARSの発見も神戸の高校生からだったようにかすかに記憶する。どうして神戸からなのか、との思いはある。
やはり続報によれば、関東方面ではやはり関西より大量に発見されているようだ。結構重要な問題を、早くから認識しているにもかかわらず、長らく放置し、他所でみつかり騒ぎに及んでやおら重い腰をあげる。そして、事態は既に手遅れ、もうどうしょうもない。これで、当事者は当面仕事はそんなにやらなくても良かったで済まそう。そういう事になってはいないだろうか。
もし、日本社会全体にこういう無気力で不真面目な勤務実態が蔓延しているならば、“ヒアリ”の蔓延より深刻な問題ではないだろうか。日本の社会心理に深い闇がよどんでいないだろうか。
“ヒアリ”の定着については、下手に“ヒアリ”用の殺虫剤を多用するのは避けた方が良いとのことだ。というのは、未だ“ヒアリ”の勢力は弱く、繁殖しようと女王蟻が飛び散っても、その先で地元の蟻のターゲットとなり、働き蟻の護衛もないためそのまま殲滅されてしまい、蔓延も阻止できる可能性が高いが、殺虫剤を多用すれば、地元の蟻も滅ぼされてしまい、逆に地元の蟻の居ない隙を“ヒアリ”に突かれる可能性が高くなるという。今のところ“ヒアリ”の蟻塚もほとんど発見されておらず、コンテナの床で繁殖している状態だという。だから、蔓延阻止は未だ可能な段階ではないか、という。
しかし、世界的に蔓延した“ヒアリ”との戦いは、永遠に終わる見込みはなく間断なく実施する持続可能性、忍耐力が問題となるが、そんなことが無気力になった日本人に可能なのだろうか。
先々週はISO9001審査員資格の移行準備のため東京のISO審査員教育機関に研修会出席のため赴いたのは御存じの通り。その研修の前の日に、少々早く東京に入り、吉祥寺の井の頭公園散策から三鷹の森ジブリ美術館へ行き、観覧した。ジブリ美術館への入場券は6月10日頃にネットから権利を入手して、ローソンで入金したものだ。手に入れた入場券は16時から18時のもので、その前の時間をどのように有効に使うか思案。その結果、吉祥寺駅で降りて井の頭公園で過ごすことにした。
吉祥寺には止まる快速と、止まらない快速があるようだ。JR東日本は何でこんなややこしいことをするのか。ネットで調べると快速だけでも、“通勤特快”“中央特快”“青梅特快”“通勤快速”“快速”の種類があるという。これだけあったら、正確に乗れる人は地元でも少なくはない?初めての人間が多い東京で、これでやれているのだろうか。まぁ、東京には追い越し待避線のない地下鉄で無意味な急行があるのには呆れるが。
てな戸惑いを感じつつ吉祥寺で降りる。ブックオフが駅の北側にあるようなので、念のため見たい映画“海底2万哩”を探すが、徒労だった。やっぱり、アマゾンか?
駅の南側に出て、食べログで予め調べて、お目当てにしていた“肉いせや”を探す。ようやく見つけたが、どうも店の様子が変、だが“いせや”には間違いなさそう。首を突っ込んで聞いてみると、ここは持ち帰りなので、食べるのなら後ろに回れという。後ろに回って、“牛丼”と言いながら、示されたカウンターに座った。何だか昼間から飲んべぇのオッサンに囲まれてジーィッと座っていると、ずいぶん時間が経ってから“注文は何か”と聞いてくる。相手をした店のアンちゃん斜に構えて嫌な感じ。さっきも言った“牛丼!”と再び言ったら、“そんなのねぇよ”と何だかけんか腰。ムカツくので席を蹴って店を出る。
外に出ると、店の地下に別の“いせや”があるようで、メニューが出されていて、ここに“牛丼”があることが分かる。中に入ると上の店とは全く違う雰囲気で、女の子がズラーッと並んでお出迎え。“上の店とは違うの”と聞くと、笑いながら“上は焼き鳥屋です。”としか言わなかった。まぁ、何でもお目当てが食べれれば問題ないが、何だか変だ。
その牛丼、恐らくチェーン店の牛丼が出回る前からやっているメニューなのだろう。味噌汁と野菜サラダが付いて700円だったと思う。牛丼チェーンのよりは、コスパ通りの良いものを食べれたように思う。
店を出て、大通りを少し南西へ向かう。公園の入口らしい、かすかな気配と地図を頼りに街並みを分け入るとやはり、そこが公園でうっそうとした木立の中だった。公園は窪地にあるようで、そのさらに凹みに池がある。坂をおりて公園内を進む。地図によれば池は細長く南東へ下っている。自然文化園あたりに戻ってみて分かったが、水が湧いている。後から知ったが武蔵野特有の地質構造から湧水池で、池の南端のひょうたん橋以降、川になっていて神田川の源流になっているという。このようにこの池の水はよどむことなく流れてはいるのだが、それでもなお生態系を外来生物等からも保護するためには、時に“かいぼり”が必要だという。その説明が、自然文化園の水生物館のパネル掲示にあった。やはり生態系保護には、人の手も必要なようだ。こうなると、どこまでが“人間の都合”と考えるべきなのか、判断が難しい。
道路を隔てて北側に小さな動物園がある。池にあるのが自然文化園の分園で、動物園が本園ということだ。小さな子供を連れたお母さんが結構来ている。近所からだろうか。
要するに、ジブリ美術館も“三鷹の森”と称するように、ここは森なのだと改めて認識。森と池を利用して自然文化園を形成している。ジブリも上手い立地をしたものだ。
暑いので動物はほとんど不活発だ。大型動物は見かけない。アジア象の“はな子”が昨年(‘16年)5月までここに居たということだ。
地図でみて気になった“リスの小径”に行ってみた。すばしこいリスが走り回っているかと思ったが、そう頻繁に動き回る様子はなかった。大分人に慣れているのだろう、結構木の上でじっとしているのも居る。暑いせいもあるかもしれない。出入り口は二重になっていて、同時に開けないようになっている。
こうして時間を潰したが、それでもジブリ美術館に入るには1時間程先の16時だ。とにかく初めてなので、どんな様子か先ずは窺ってみた。これが入口と思ったところは、関係者の出入り口のようで、一般客は南端の入口だった。三鷹駅からの黄色いコミュニティー・バスは頻繁にやってくる。
道を隔てた西側の喫茶店というかギャラリー・カフェ“テラス”というところに入り込んで、アイス・コーヒーを頼み先週報告した渡辺淳一の“仁術先生”を読んで過ごした。
15分前に店を出て、入口に行ったが既に行列は出来ていた。どういう経路で入手するのか、外国人が約半数。その半分が中国人のようだ。フランス語らしき言葉も聞こえる。
建物は誰の設計かは不明だが、半地下になっていてその地下の階から順次見ていくことになっている。常設展示室“動きはじめの部屋”と銘打って、ヨーロッパにあったような回転する網目の中で絵が動く様子を見せたり、それを現代技術でストロボ発光によって動いているように見せる仕掛けも展示している。短編のアニメを見せる“土星座”という100人程度の席を設けた鑑賞部屋もあって、短い映像を見た。
1階は、常設展示“映画の生まれる場所”とあって、原画や絵コンテなどが展示されている。例えば、アニメの主人公がガラス瓶から飲み物を飲んだ時、ガラス瓶はどういう光の様子になるのかを注意深くリアルに表現するのにどうしたか、等々の説明表示がある。あれは確か“紅の豚”での例ではなかったか、と思う。アニメを作るというのは大変な手間が必要なのだと改めて驚く。これは手作業では大変だ。コンピュータに置き換えられるのであれば、どんどん工夫するべきなのだろう。
企画展示は“食べるを描く。”を開催している。これは、常設展示の延長のような感じだったと思う。これまでの各作品の記憶に残る“食のシーン”を取り上た原画展示だった。企画・監修は 宮崎吾朗氏で“「食」について描くことは、背景となる暮らしの文化を描くことになる。さまざまな知識や好奇心が映画を豊かにします。参考図書などの紹介コーナーを設ける。映画を豊かに、そして生き生きとみせる「食のシーン」について、理解をさらに深めていただきたい。”ということだった。
2階にはショップと子供の遊べるネコバスルームがある。
ショップでは、思わず“天空の城・ラピュタと空想科学機械達展”というパンフレット的な本を買った。“紅の豚”の主人公が操縦していた赤い飛行機の小さな模型があれば買うつもりだったが、大きなものはあったが生憎思うような大きさのものはなく、買わず。
ネコバスルームの脇から鳥かごのような螺旋階段で屋上に上がると、そこに“ラピュタ”に登場した“ロボット兵”が置いてある。高さは4m程度。ここで、宮崎駿氏がくつろいでいる映像を見たように思う。これは注意深く見れば、敷地外からもそれと分かるものだ。主にアジア系の人が記念写真を撮っていた。
これで、ほぼ見るべきものは終わりだ。暑いのと、のどが渇いたのでソフト・クリームをカフェ・デッキで食べる。クリームの冷凍保存が甘かったのか、食べている間に既にクリームが解けて、コーンのお尻からポタポタと出て落ちる。こなると敵わないので慌てて口に押し込む。何とか手洗いの場所を見つけてベタベタを洗い落とす。
結構疲れて、フラフラとバス停へ。間もなくバスが来て、三鷹駅へ。
三鷹で食べログで調べていた蕎麦屋さんで夕食をと思ったが、何としても自力では見つからず募った疲労感の中、そのまま電車に乗って宿のある水道橋に向かう。
その一方、報道では“ヒアリ”が見つかったということで、大騒ぎだ。
この騒動で思うのだが、何故発見の最初が神戸なのだろうか、ということだ。荷扱い量は関東方面の港湾の方が多いのではないか。ならば関西ではなくて、横浜、東京でもっと早くに発見されるべきではなかったのではないか。神戸で見つかって、良く見てみたら、“やっぱり居た!”と言って騒ぎ始めたのには、不自然さがある。本当は当事者は知っていたのではないか。面倒なので見て見ぬふりをしていた、ということはないのか。以前SARSの発見も神戸の高校生からだったようにかすかに記憶する。どうして神戸からなのか、との思いはある。
やはり続報によれば、関東方面ではやはり関西より大量に発見されているようだ。結構重要な問題を、早くから認識しているにもかかわらず、長らく放置し、他所でみつかり騒ぎに及んでやおら重い腰をあげる。そして、事態は既に手遅れ、もうどうしょうもない。これで、当事者は当面仕事はそんなにやらなくても良かったで済まそう。そういう事になってはいないだろうか。
もし、日本社会全体にこういう無気力で不真面目な勤務実態が蔓延しているならば、“ヒアリ”の蔓延より深刻な問題ではないだろうか。日本の社会心理に深い闇がよどんでいないだろうか。
“ヒアリ”の定着については、下手に“ヒアリ”用の殺虫剤を多用するのは避けた方が良いとのことだ。というのは、未だ“ヒアリ”の勢力は弱く、繁殖しようと女王蟻が飛び散っても、その先で地元の蟻のターゲットとなり、働き蟻の護衛もないためそのまま殲滅されてしまい、蔓延も阻止できる可能性が高いが、殺虫剤を多用すれば、地元の蟻も滅ぼされてしまい、逆に地元の蟻の居ない隙を“ヒアリ”に突かれる可能性が高くなるという。今のところ“ヒアリ”の蟻塚もほとんど発見されておらず、コンテナの床で繁殖している状態だという。だから、蔓延阻止は未だ可能な段階ではないか、という。
しかし、世界的に蔓延した“ヒアリ”との戦いは、永遠に終わる見込みはなく間断なく実施する持続可能性、忍耐力が問題となるが、そんなことが無気力になった日本人に可能なのだろうか。
先々週はISO9001審査員資格の移行準備のため東京のISO審査員教育機関に研修会出席のため赴いたのは御存じの通り。その研修の前の日に、少々早く東京に入り、吉祥寺の井の頭公園散策から三鷹の森ジブリ美術館へ行き、観覧した。ジブリ美術館への入場券は6月10日頃にネットから権利を入手して、ローソンで入金したものだ。手に入れた入場券は16時から18時のもので、その前の時間をどのように有効に使うか思案。その結果、吉祥寺駅で降りて井の頭公園で過ごすことにした。
吉祥寺には止まる快速と、止まらない快速があるようだ。JR東日本は何でこんなややこしいことをするのか。ネットで調べると快速だけでも、“通勤特快”“中央特快”“青梅特快”“通勤快速”“快速”の種類があるという。これだけあったら、正確に乗れる人は地元でも少なくはない?初めての人間が多い東京で、これでやれているのだろうか。まぁ、東京には追い越し待避線のない地下鉄で無意味な急行があるのには呆れるが。
てな戸惑いを感じつつ吉祥寺で降りる。ブックオフが駅の北側にあるようなので、念のため見たい映画“海底2万哩”を探すが、徒労だった。やっぱり、アマゾンか?
駅の南側に出て、食べログで予め調べて、お目当てにしていた“肉いせや”を探す。ようやく見つけたが、どうも店の様子が変、だが“いせや”には間違いなさそう。首を突っ込んで聞いてみると、ここは持ち帰りなので、食べるのなら後ろに回れという。後ろに回って、“牛丼”と言いながら、示されたカウンターに座った。何だか昼間から飲んべぇのオッサンに囲まれてジーィッと座っていると、ずいぶん時間が経ってから“注文は何か”と聞いてくる。相手をした店のアンちゃん斜に構えて嫌な感じ。さっきも言った“牛丼!”と再び言ったら、“そんなのねぇよ”と何だかけんか腰。ムカツくので席を蹴って店を出る。
外に出ると、店の地下に別の“いせや”があるようで、メニューが出されていて、ここに“牛丼”があることが分かる。中に入ると上の店とは全く違う雰囲気で、女の子がズラーッと並んでお出迎え。“上の店とは違うの”と聞くと、笑いながら“上は焼き鳥屋です。”としか言わなかった。まぁ、何でもお目当てが食べれれば問題ないが、何だか変だ。
その牛丼、恐らくチェーン店の牛丼が出回る前からやっているメニューなのだろう。味噌汁と野菜サラダが付いて700円だったと思う。牛丼チェーンのよりは、コスパ通りの良いものを食べれたように思う。
店を出て、大通りを少し南西へ向かう。公園の入口らしい、かすかな気配と地図を頼りに街並みを分け入るとやはり、そこが公園でうっそうとした木立の中だった。公園は窪地にあるようで、そのさらに凹みに池がある。坂をおりて公園内を進む。地図によれば池は細長く南東へ下っている。自然文化園あたりに戻ってみて分かったが、水が湧いている。後から知ったが武蔵野特有の地質構造から湧水池で、池の南端のひょうたん橋以降、川になっていて神田川の源流になっているという。このようにこの池の水はよどむことなく流れてはいるのだが、それでもなお生態系を外来生物等からも保護するためには、時に“かいぼり”が必要だという。その説明が、自然文化園の水生物館のパネル掲示にあった。やはり生態系保護には、人の手も必要なようだ。こうなると、どこまでが“人間の都合”と考えるべきなのか、判断が難しい。
道路を隔てて北側に小さな動物園がある。池にあるのが自然文化園の分園で、動物園が本園ということだ。小さな子供を連れたお母さんが結構来ている。近所からだろうか。
要するに、ジブリ美術館も“三鷹の森”と称するように、ここは森なのだと改めて認識。森と池を利用して自然文化園を形成している。ジブリも上手い立地をしたものだ。
暑いので動物はほとんど不活発だ。大型動物は見かけない。アジア象の“はな子”が昨年(‘16年)5月までここに居たということだ。
地図でみて気になった“リスの小径”に行ってみた。すばしこいリスが走り回っているかと思ったが、そう頻繁に動き回る様子はなかった。大分人に慣れているのだろう、結構木の上でじっとしているのも居る。暑いせいもあるかもしれない。出入り口は二重になっていて、同時に開けないようになっている。
こうして時間を潰したが、それでもジブリ美術館に入るには1時間程先の16時だ。とにかく初めてなので、どんな様子か先ずは窺ってみた。これが入口と思ったところは、関係者の出入り口のようで、一般客は南端の入口だった。三鷹駅からの黄色いコミュニティー・バスは頻繁にやってくる。
道を隔てた西側の喫茶店というかギャラリー・カフェ“テラス”というところに入り込んで、アイス・コーヒーを頼み先週報告した渡辺淳一の“仁術先生”を読んで過ごした。
15分前に店を出て、入口に行ったが既に行列は出来ていた。どういう経路で入手するのか、外国人が約半数。その半分が中国人のようだ。フランス語らしき言葉も聞こえる。
建物は誰の設計かは不明だが、半地下になっていてその地下の階から順次見ていくことになっている。常設展示室“動きはじめの部屋”と銘打って、ヨーロッパにあったような回転する網目の中で絵が動く様子を見せたり、それを現代技術でストロボ発光によって動いているように見せる仕掛けも展示している。短編のアニメを見せる“土星座”という100人程度の席を設けた鑑賞部屋もあって、短い映像を見た。
1階は、常設展示“映画の生まれる場所”とあって、原画や絵コンテなどが展示されている。例えば、アニメの主人公がガラス瓶から飲み物を飲んだ時、ガラス瓶はどういう光の様子になるのかを注意深くリアルに表現するのにどうしたか、等々の説明表示がある。あれは確か“紅の豚”での例ではなかったか、と思う。アニメを作るというのは大変な手間が必要なのだと改めて驚く。これは手作業では大変だ。コンピュータに置き換えられるのであれば、どんどん工夫するべきなのだろう。
企画展示は“食べるを描く。”を開催している。これは、常設展示の延長のような感じだったと思う。これまでの各作品の記憶に残る“食のシーン”を取り上た原画展示だった。企画・監修は 宮崎吾朗氏で“「食」について描くことは、背景となる暮らしの文化を描くことになる。さまざまな知識や好奇心が映画を豊かにします。参考図書などの紹介コーナーを設ける。映画を豊かに、そして生き生きとみせる「食のシーン」について、理解をさらに深めていただきたい。”ということだった。
2階にはショップと子供の遊べるネコバスルームがある。
ショップでは、思わず“天空の城・ラピュタと空想科学機械達展”というパンフレット的な本を買った。“紅の豚”の主人公が操縦していた赤い飛行機の小さな模型があれば買うつもりだったが、大きなものはあったが生憎思うような大きさのものはなく、買わず。
ネコバスルームの脇から鳥かごのような螺旋階段で屋上に上がると、そこに“ラピュタ”に登場した“ロボット兵”が置いてある。高さは4m程度。ここで、宮崎駿氏がくつろいでいる映像を見たように思う。これは注意深く見れば、敷地外からもそれと分かるものだ。主にアジア系の人が記念写真を撮っていた。
これで、ほぼ見るべきものは終わりだ。暑いのと、のどが渇いたのでソフト・クリームをカフェ・デッキで食べる。クリームの冷凍保存が甘かったのか、食べている間に既にクリームが解けて、コーンのお尻からポタポタと出て落ちる。こなると敵わないので慌てて口に押し込む。何とか手洗いの場所を見つけてベタベタを洗い落とす。
結構疲れて、フラフラとバス停へ。間もなくバスが来て、三鷹駅へ。
三鷹で食べログで調べていた蕎麦屋さんで夕食をと思ったが、何としても自力では見つからず募った疲労感の中、そのまま電車に乗って宿のある水道橋に向かう。
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