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法の下の平等

先週は週初めから、体調不良で困った1週間だった。咳込み痰が出るという症状だ。それに結構、全身がだるい。何より熱が出ない異常だ。そのため油断してしまい、月曜発症で水曜にお医者に行った。ヒョッとして“肺炎か?”と慌てたのだが 単純には判断できないようだ。
内心ではこれまで体内に閉じ込めていた細菌が、浸みだして来て、肺に進出したものではないかと思っている。長年付き合って来た細菌なので、免疫機能も厳しく対応せず、発熱しなかったのではないか。現状はお医者から貰った抗生物質が主戦力で抑制に係っている可能性があるのではないか。このため長引いて、これは週末までも引きずってしまっている。そしてこのブログ投稿も辛い状態にある。従がい、今回は申し訳ないが、短く早く終わらせたい。


日本で“法の下の平等”は憲法によって保障されているはずだが、確かにそうなのだろうか。それに最近、警察・司法機関に秋霜烈日、厳しい法遵守・適用感が薄くなってきている印象もある。
神奈川県で実刑が確定していたにもかかわらず、長い間収監せずついに身柄拘束の直前に逃走されてしまい、その後数日経っても捕まえられない、情けない状態だった。どうもこの警察・司法方面での被疑者逃亡劇が最近多過ぎる印象だ。法の執行で、人によって何か猶予されている可能性はないのだろうか。それともほかの要因で執行官の士気が低下しているのだろうか。

“忖度”を強要する政権に“どうでもエエ~ヤンカ”気分が蔓延してきているのではないか。まじめに仕事をして、精神を病んで自殺しても誰も面倒すら見てくれない。そんな政府機関で真面目に仕事をしても意味がない、“どうでもエエ~ヤンカ”となって来ているのではないか。
法の執行にあたって、現場の執行官によって対応にバラつきは本当にないのだろうか。“法の下の平等”であれば、執行にもバラつきはあってはならない。振り返って考えてみれば、法執行にバラつきの有無をチェックする仕組みも機関も日本にはない。だから、確かに“法の下の平等”は保障されているとは確証が持てない。

どうも最近の確定申告でも必要経費の領収書を税務署は受け取らなくなった。当局側から要請があれば提出できるように自分で保管しておいてくれ、と言い方が変わっている。少し前、事前チェックでも細かく目を通していたものだが、最近変わった。そうならば必死に領収書を集める必要性が無くなってきた。これは時間差バラつきではないか。否、全国で統一的に指示されているかどうか一般国民には確認のしようのない事実なので、ここで指摘しておきたい。
このように法の執行の統一性、平等性の保障は一般国民には確認のしようがないのが事実だ。それで“法の下の平等”は保障されているとの確証はあるのだろうか。

財政制度等審議会(財務相の諮問機関・会長榊原 定征・東レ(株)特別顧問)が、先週、財務相に提出した財政運営に関する建議(意見書)で、将来年金受給水準の低下が予測されると、原案にあった“自助努力を促していく観点が重要”との表現が忖度によって削除されていたという。
この審議会の会長は財界人だが、最近の財界人は“忖度”で偉くなったような人ばかりなので、“忖度”には全く抵抗感がないようだ。彼らはむしろ“忖度”ができないのは低能力者だという認識があるのではないか。
財界の言う“コンプライアンス”も正しい定義付けができているのだろうか。各、財界人がテキトーに理解してテキトーに実行してはいないだろうか。“忖度”して書かれた報告書は、その“コンプライアンス”に抵触しないのだろうか。法文に抵触しなければ“コンプライアンス”を遵守したと言い切れるのだろうか。否、彼等には“忖度”が最上位格率なのだろう。それが彼らの“コンプライアンス”なのだろう。

最近、厚労省では“非正規”は大臣の指示(命令)により禁句になったという。“フルタイムで働いていない方々”と言い替えるという。しかし、語義定義的にはこの両者は明らかに異なる。“フルタイムで働いていて”も“非正規”はあり得るし、“フルタイムで働いていなく”ても“正規”であることはあり得る。キチンとした言葉を使わないことで、適切で正確な表現が出来なくなってきているのではないか。
正しい表現が出来ず、不正確な表現で政府機関の報告書が作成され、認識されるようになると受け取る人によって内容が異なる、ということになる。これを主導しているのがアベ政権なのだ。これで国家規模で正しい事実認識ができるのだろうか。

年金問題で“政治家が信用できなくなった”とインタビューで暢気に笑っている人がいたが、その信用できない政治家を選んできたのは、そのアナタなのだ。信用できないアベ氏を40%もの人々が支持しているのだ。
もう、怖いものなし。それがこの国の実情だ。国の方向性がドンドンねじ曲がっている。

安倍氏一派に宮部みゆきの絵本“悪い本”を読ませたい。それで読んだお歴々が何も感じないのなら、本当の極悪人だ。
最近、AIで顔の表情の変化で、ウソを言っているか分かるようになって来た、という。国会答弁での首相や閣僚の表情をこのAIで分析して、公表して欲しいものだ。こうされるのを一番嫌がるのはアベ氏。おそらくドッドッ土盛りながら嫌がる台詞を言うことになるのだろう。

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