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サッカー・ワールド・カップのオーストラリア戦を見て

またまた、ISOとは 全く関係ない話です。
私は サッカーは 全く分かりません。ですが、世間のあのはしゃぎようを見て、世界的スポーツに興味を持つのも トレンドかなぁと思って見ていました。

選手入場の場面を見てビックリしました。あまり 選手の顔を見覚えてはいないのですが、見たことの無い選手ばかりのような気がしました。良く見ると どうやら緊張のあまり 表情が変わっているせいではないか、と分かってきました。これは マズイ!と一瞬思いました。
後で その時 選手と手をつないで入場した子供の証言では ヤッパリ、中田(英)や中村など以外は皆緊張しきっていたようです。日本中の ものすごいプレッシャーに 潰れそうな様子でした。
私も そうなんですが 日本人に多い上がり症では 緊張は良くありません。
案の定 最初は 押されていました。その後 持ちこたえて 1点先制した後は 少し緊張が取れたように見えて 動きが 良くなったように見えたので安心したのですが、非常に残念な結果でした。
最後には あまりの緊張の糸が切れてしまった印象です。試合前に 緊張し過ぎた結果かも知れません。
こういう 負け方は どうやら ヨーロッパでは あまり、良くは言われないことのようです。

ジーコ監督も あまり笑顔のない人のようです。リラックスしているハズの肝心の中田(英)も、外見は真面目でいつも近寄りがたい厳しい表情です。何か 日本チームの緊張を ほぐす工夫はないものでしょうか。

かつて ハンマー投げの室伏広治が 競技は楽しまないと 飲み込まれてしまう、と言っていたのを思い出します。
無用の緊張は 自己と取り巻く状況を客観視できなくし、それが 運動機能の柔軟性を奪い、相手の弱点に 気付かなくなることに 繋がるような気がします。

こと ここに至って 絶望するのもあまり意味があるとは思えません。ワールド・ベース・ボール・クラッシクの日本チームは 条件も悪かった中で、それこそ絶望の淵に立っていましたが、最後には初代チャンピオンに おさまりました。
特に サッカーは 何が起こっても不思議の無いスポーツだと言われていますし、そういう意味でも 見ている側の“勝って当たり前”のような発想は 止めるべきでしょう。そんなCMも繰り返し流されました。日本中の激しい思い込み、それが 無用のプレッシャーを生んでいると思うのです。

勿論、敗戦への客観的分析や反省は必要ですが、実力を発揮してくれれば良い。
“ジーコ監督に 笑顔を!日本チームに笑いを!”これが、勝利への道のような気がします。

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