京都と大阪・兵庫

05.8.03
今週は京都府が 支援しているセミナーに出席する予定です。この会に出席して、2年目ですが、テーマがなかなか奥が深くて いい加減なことでは 理解できたところまで到達しません。
勤務先が　神戸・明石なのに　快く　受け入れていただいたのには　大感謝。おまけに　“遠いところ　わざわざおいでいただいて・・・” という　ご挨拶には　只々恐縮するばかり。とても　お役人という感じがないのに大いに好感。
先月は 自分のスケジュール調整ミスで 欠席せざるを得なかったのですが、今月は 出席者側の要望で いつもより早目の開催、しかも こういうセミナーでは　めったに企画されない実験を 行なう予定ですので、是非 出席したいのです。
私は 大阪生まれ大阪育ちで 成人後は神戸に住んでいますが、京都に来ると いつもなんだかすがすがしいような錯覚？を覚えます。若い頃は 美人が多いナァというような感想を持っていました。これも錯覚？だったのでしょうか。

ところで、京都府は中小企業育成に極めて熱心に 学術的なアプローチをしている印象です。背景に 有名大学多数を 擁していること、意外に現今ハヤリの 先端産業企業も多いことなどが、あるのでしょうか。
この点、大阪は 少々感覚的。不思議なことにデザインを強調している印象です。その点 京都と逆ではないかと、ステレオタイプ的感想を　持ちます。まぁ　大阪はやっぱり官より民で、東大阪の人工衛星やロボットでしょうか。ですが　未だ大きな産業にはなっていません。それに直接民民は少々やりにくい印象で　第三者的に官または学がもう少し入って仲介に動いてほしいなぁという感想です。京都が　やっているような適切なセミナーも　少ない印象です。
兵庫はこれといった特徴的なものは無いのが残念。京都や大阪に比べて学の層が　薄いこともあるのでしょうか。大阪人の目から見ると、神戸は上品で都会的なハイカラ・ファッション・センスでしょうか。ところが一方では、日本海沿岸から 太平洋を臨む淡路島まで 意外に広大な 牧歌的部分もあったりして、これと言った特長的分野に絞りきれないのかも知れません。

少々偏見に満ちた インセクト・アイ(虫の眼)の見解でした。

この３(京阪神)×3(産官学)＝9者一体で 協同で何か できないものでしょうか。関西は　歴史的背景も深みがあるので 簡単には 関東には負けないものと思います。
私はかねてより、大阪に　最高裁を持ってきたら良いのでは、と思っています。首都移転より　遥かに名案と思いますが。
とにかく関西が 元気がないのは 日本全体にとって マイナスですネ。