WBC監督決定

どうでも良いことですが・・・・WBCの監督が決まりました。
何となく 球界のドンの意向を 皆が お察ししての決定、のような印象です。
果たしてこんな決め方でよかったのか。決める基準が曖昧で 原監督にしなければならない必然性も 曖昧です。もし、西武が日本一になったら　どのように説明するのか。結果として 本当に 皆が納得する結論だったのか。

オープンな場所ではあるが、妙な“お察し”という空気で決めたのなら そして 曖昧な結論の印象を与えるのならば、それは密室で決めたのと同じことになるのではないか。

イチローの一言で、星野氏の監督就任は事実上なくなったとされる。この事実上の消去プロセスも変だ。
確かに星野氏にWBCの監督就任の資格があるとは思えないが、誰か個人の発言が 重要事項の決定に影響するのは 問題のような気がする。“正々堂々の決定”というところから　程遠い印象だ。

こんな 監督決定プロセスで WBC参加選手全員が 本当に一丸となって戦う気持ちになれるのか。
要は 最初に皆が納得する オープンな監督選出プロセスを もっと早い段階で決定しておくべきだったのではないか。
イチローの発言の真意は 実は ソコにあったのではないか。
WBC開催は ズーッと以前に決まっていたこと。目前になってから アタフタとどうしようかと決めるのも愚の骨頂だ。
マネジメントの無い世界に 戦うための戦略構築も 何も あったものではない。
コミッショナーは真剣に仕事をしているのか。官僚出身で 不作為が信条の人では皆が困り果てるのだ。よもや無報酬だとは思わないが、そうであったとしても 責任者として任されたのであれば 不作為は 罪だ。

日本社会での モノゴト決定プロセスは 今でも こんなものなのでしょうか。
当のイチローは気持ちよく参加してくれるのだろうか。
まぁ そんなに熱くなる必要のない どうでも良いことですが・・・・WBCくらいは 愉快に観戦したいもので・・・・。