The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
安倍政治への懸念―選挙に向けて
今週半ば、私にとって数少ない大切な親族が亡くなったとの知らせがあった。互いに一人っ子の従姉弟だったので、気持ちでは姉弟だった。故人は“ひまわり”が好きだったが、惜しいことに未だシーズンではないので残念だが献花にはできない。
気持ちの核心部分の重要な一角に突然欠落ができたような感覚だ。いつもならブログ記事を書く週末は、通夜と葬儀だ。
京都・伏見にも同じような方々が大勢いらっしゃるのには、最早言葉がない。明らかに日本社会は病んでいる。
私は今、あまり多くのことを語る余力は出ない。此度はご挨拶もそこそこに手短に思いを述べて、今週のブログ記事は早目の先行投稿とし、手短に仕舞わさせて頂きたい。
週末は選挙戦最終盤。週明けには新たな体制が定まる。そればかりが気懸りだ。
安倍首相の選挙演説では、税収は過去最高だとのこと。経済を良くしたとの実績を誇るつもりだろうが、国庫増収ならば何故今秋に増税を予定するのか。これこそ財政マネジメント力ゼロと断じられても仕方ないことではないか。
安倍首相は選挙になると、経済を持ち出し、終わると政治・外交になる。単純な戦術だが、一般国民にはこれまで十分に通用してきた。それも支持率40%の岩盤となっているのだろう。
しかし、多くの人が実感するように日本経済は好調ではない。だから社会心理は病んでいるのだ。安倍氏のようにあたかも好調を装って一人はしゃぐのは止めた方が良い。発言が矛盾するからだ。
日本はともかく、これまで世界は好調の経済だったが、それがどうやらピークが過ぎて下り坂に入りそうな気配だ。この時期に増税が適切な処置だろうか。明らかに不調の中国経済が破綻した時、日本には対策が用意されているのか。いや、確実視されているブレグジットの経済破壊力も計り知れないようだ。
しかし日本は異次元緩和のアホノミクスによって、最早打てる金融政策は無い。ここからもっと不況になれば既に気息奄々の地銀が破綻し、それが連鎖し恐慌になる可能性は十分ある。それを増税がダメ押しするのだ。
金融が不可ならば財政出動が通常だが、日本は巨額な赤字財政。ままよ、異端の経済理論MMTの悪魔の声に頼って、構わずにもっと赤字を巨額化するのか。だが既に日本の国債を買う主体が国内に居ないのが事実だ。外人に買わせるしかないが、そうなるとMMTは成立しなくなる。外人はしがらみがないので、不利と見ればいつでも売って来る、すると円は暴落する。そして待ちに待ったハイパー・インフレがやって来るのだ!だが、そんな日本国債を目ざとい外人が買う訳もあるまい。買い手のない国債は暴落して、その時点でアホノミクスは破綻し日本経済は終わる。既に日本財政は綱渡り状態なのだ。
安倍政権は何故かしら“外交”を得意として来た。だが現実は違う。
ライフ・ワークだったはずの北朝鮮拉致被害者救出は全く先が見えない。しかし、北をめぐる国際情勢は日本を置き去りにしてどんどん変化してきている。
対米外交は、主張するべきことを主張して真の国益を守っているとは決して言い難い。沖縄の美ら海を破壊して、それで本当の国防に繋がるのか。
高価な米兵器を唯々諾々として無思慮に買い続けることが国益となるのだろうか。防衛装備品(兵器)の国産調達を困難にすることが、果たして真の国益に繋がるのだろうか。
選挙が終わったら、途端に米国トランプ氏の要求を全て受け入れるつもりではなかろうか。下手糞なゴルフ外交でどんな話ができたというのか。どんどんコースを進んでいくゴルフの上手いトランプ氏を追って、バンカーでカケ(加計)コケしている間に勝手に、こんな話をした、てなことになっているのではないか。
北方領土にしても、かつて一度でもプーチン氏から色好い返事を貰ったことがあったのか。それにも拘らず、今度こそはと何度も根拠なき噂を流して、あたかも上手く行っているかのように装ったが、結局何もなし。不発の連続で、結果敗北。
それならばと“得意の外交”を見せつけようとイランに出かけたが、実に絶妙の日本タンカー攻撃事件が起きた。攻撃したのはイランか米国か、どちらかでしかないがいずれにしても、事実としてマヌケな国際的“恥辱外交”となった。
しかも、韓国を巧くマニュピュレートできなくて、何が“得意の外交”か。日本側が感情的になるだけで、理詰めで巧妙に相手を追い詰めきれていないのだ。
このオバカな結果で“得意の外交”と言えるのか。
それでも安倍政権を支持するのか?ダメなものはダメと言ってはならないのだろうか。安倍政権を支持しても、日本はさらに落ち込んで行くのが目に見えるようだが、どうなることやら。
先に言ったように、日本の株はどう見ても“買い”ではない。だからニューヨーク株が最高値を付けても、世界から見放され低迷、反落している。これこそ客観的事実だ。株価は半年先の経済状態を見ていると言われる。高名なファンド・マネージャーは遂に“日本株は止めて、米株を買いなさい!”とコメントした。この現実を直視せよ!目を逸らすな!!
私は、葬儀が終わってから投票のつもりだ。
気持ちの核心部分の重要な一角に突然欠落ができたような感覚だ。いつもならブログ記事を書く週末は、通夜と葬儀だ。
京都・伏見にも同じような方々が大勢いらっしゃるのには、最早言葉がない。明らかに日本社会は病んでいる。
私は今、あまり多くのことを語る余力は出ない。此度はご挨拶もそこそこに手短に思いを述べて、今週のブログ記事は早目の先行投稿とし、手短に仕舞わさせて頂きたい。
週末は選挙戦最終盤。週明けには新たな体制が定まる。そればかりが気懸りだ。
安倍首相の選挙演説では、税収は過去最高だとのこと。経済を良くしたとの実績を誇るつもりだろうが、国庫増収ならば何故今秋に増税を予定するのか。これこそ財政マネジメント力ゼロと断じられても仕方ないことではないか。
安倍首相は選挙になると、経済を持ち出し、終わると政治・外交になる。単純な戦術だが、一般国民にはこれまで十分に通用してきた。それも支持率40%の岩盤となっているのだろう。
しかし、多くの人が実感するように日本経済は好調ではない。だから社会心理は病んでいるのだ。安倍氏のようにあたかも好調を装って一人はしゃぐのは止めた方が良い。発言が矛盾するからだ。
日本はともかく、これまで世界は好調の経済だったが、それがどうやらピークが過ぎて下り坂に入りそうな気配だ。この時期に増税が適切な処置だろうか。明らかに不調の中国経済が破綻した時、日本には対策が用意されているのか。いや、確実視されているブレグジットの経済破壊力も計り知れないようだ。
しかし日本は異次元緩和のアホノミクスによって、最早打てる金融政策は無い。ここからもっと不況になれば既に気息奄々の地銀が破綻し、それが連鎖し恐慌になる可能性は十分ある。それを増税がダメ押しするのだ。
金融が不可ならば財政出動が通常だが、日本は巨額な赤字財政。ままよ、異端の経済理論MMTの悪魔の声に頼って、構わずにもっと赤字を巨額化するのか。だが既に日本の国債を買う主体が国内に居ないのが事実だ。外人に買わせるしかないが、そうなるとMMTは成立しなくなる。外人はしがらみがないので、不利と見ればいつでも売って来る、すると円は暴落する。そして待ちに待ったハイパー・インフレがやって来るのだ!だが、そんな日本国債を目ざとい外人が買う訳もあるまい。買い手のない国債は暴落して、その時点でアホノミクスは破綻し日本経済は終わる。既に日本財政は綱渡り状態なのだ。
安倍政権は何故かしら“外交”を得意として来た。だが現実は違う。
ライフ・ワークだったはずの北朝鮮拉致被害者救出は全く先が見えない。しかし、北をめぐる国際情勢は日本を置き去りにしてどんどん変化してきている。
対米外交は、主張するべきことを主張して真の国益を守っているとは決して言い難い。沖縄の美ら海を破壊して、それで本当の国防に繋がるのか。
高価な米兵器を唯々諾々として無思慮に買い続けることが国益となるのだろうか。防衛装備品(兵器)の国産調達を困難にすることが、果たして真の国益に繋がるのだろうか。
選挙が終わったら、途端に米国トランプ氏の要求を全て受け入れるつもりではなかろうか。下手糞なゴルフ外交でどんな話ができたというのか。どんどんコースを進んでいくゴルフの上手いトランプ氏を追って、バンカーでカケ(加計)コケしている間に勝手に、こんな話をした、てなことになっているのではないか。
北方領土にしても、かつて一度でもプーチン氏から色好い返事を貰ったことがあったのか。それにも拘らず、今度こそはと何度も根拠なき噂を流して、あたかも上手く行っているかのように装ったが、結局何もなし。不発の連続で、結果敗北。
それならばと“得意の外交”を見せつけようとイランに出かけたが、実に絶妙の日本タンカー攻撃事件が起きた。攻撃したのはイランか米国か、どちらかでしかないがいずれにしても、事実としてマヌケな国際的“恥辱外交”となった。
しかも、韓国を巧くマニュピュレートできなくて、何が“得意の外交”か。日本側が感情的になるだけで、理詰めで巧妙に相手を追い詰めきれていないのだ。
このオバカな結果で“得意の外交”と言えるのか。
それでも安倍政権を支持するのか?ダメなものはダメと言ってはならないのだろうか。安倍政権を支持しても、日本はさらに落ち込んで行くのが目に見えるようだが、どうなることやら。
先に言ったように、日本の株はどう見ても“買い”ではない。だからニューヨーク株が最高値を付けても、世界から見放され低迷、反落している。これこそ客観的事実だ。株価は半年先の経済状態を見ていると言われる。高名なファンド・マネージャーは遂に“日本株は止めて、米株を買いなさい!”とコメントした。この現実を直視せよ!目を逸らすな!!
私は、葬儀が終わってから投票のつもりだ。
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