明けましておめでとう御座います。
大変永らくご無沙汰しておりましたが、今年から再び投稿してまいりますので、
どうぞ今後ともよろしくお願い致します。
さて、昨年七月から出演してまいりました、かわさきFM放送の「古賀公子のリフレッシュタイム」ですが、今年から毎週火曜日1時からのスタートになりまして放送時間も拡大してお届けいたします。更に楽しい健康トーク番組にしていきたいと思いますので79.1MHzを受信できる方はブログと合わせてどうぞよろしくお願い致します。
お正月気分も抜けて普段の生活に戻られたことと思います。
中国医学では24節気のうち11月8日ころの立冬から大寒1月20日ころまでの6つ
の節気を冬といいますが、先日1月6日頃小寒(しょうかん)をむかえました。
小寒の意味は本格的な冬の季節で、寒の入りとも言われています。
冬の養生法として『養腎防寒』といわれています。
中国医学では、腎臓は人体の生命力と密接に関係していると考えています。腎気が旺盛で腎臓の働きが活発であれば、生命力が強まり冬の寒さにも適応することが出来ます。
まずは防寒第一ですが、特に「三暖」といって次の三つの部位の防寒、保温を心 掛けるようにしましょう。
頭暖:頭部に直接寒気を受けると、血管が収縮して頭部の筋肉も緊張することに
より、頭痛、風邪、などを起こしやすくなります。
背暖:背中のツボに寒気を受けると、腰や背中の痛みのほか、頚椎や腰椎に影響を 与えて全身の筋肉や関節、内臓の不調を起こします。
脚暖:脚に寒気を受けると、反射的に呼吸器官の毛細血管が収縮し、細菌や
ウイルスが侵入しやすくなります。
さらに、陰陽五行説(東洋医学の通説)では冬は「腎」、体の新陳代謝も下が り、体内に老廃物も溜まりやすくなるので「水」をたくさん飲んで体外に排出し て腎臓をいたわることも大切です。
また色は「黒」とされています。
東洋医学の食の考え方として、自然界の物で黒い色をした旬の食べ物を積極的
に食べることも知恵とされています。例えば「しじみ」「昆布」「黒ゴマ」etc
★寒さに効くつぼの紹介
【関元】穴(かんげん)・・おへその下指四本目にあります。
このあたりをゆっくり指圧したりあたためます。ドライヤーの温風を使うのも
良いでしょう。
このつぼは、「元」気に「関」わる重要なツボとして、生理痛・腰痛・冷え
にも効果があります。
それでは、身体の中も外からも万全に、冬の養生を心がけてください。