健康塾通信

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花粉症の話

2007年02月24日 13時10分00秒 | Weblog
この時期は鼻水、目のかゆみというと花粉症が思い起こされます。

花粉症の歴史は浅く昭和36年に、日本で初めてブタクサによる花粉症患者が発見され、その2年後にスギ花粉症患者が発見されました。
特に2月くらいの時期ですと風邪の症状に似ているので、間違えやすいのですが大きな違いは、かぜは感染症の一つですから発熱を伴いますが、花粉症はほとんど熱がでることはありません。

原因は花粉で、アレルギー性の病気になります。主な症状には鼻炎と結膜炎ですが、まれに喘息・咽頭炎・皮膚炎・外耳炎などになる場合もあります。
アレルギーとは人の体には、外から入ってきた外敵をやっつけるという免疫反応があります。
その外敵が細菌・ウイルスなどの場合はカラダにとって非常に有用な反応ですが、
日常の身近なものに対して過剰に反応する場合にはやっかいな「アレルギー」ということになります。
それが、花粉症・ダニアレルギー・食物アレルギーなどです。

どんな人がかかりやすいかは、
まずアレルギー体質の人・・・
ハウスダストのアレルギーのある子供の70~80%は花粉症もあるといわれる。

生活の不規則な人・・・
食生活の乱れ、インスタントやファーストフードなどの多食はアレルギーへの影響が大きいといわれます。また睡眠不足、生活時間が不規則な場合も、自律神経  が乱れ、免疫機能が正常にはたらかなくなりアレルギーを引き起こす原因になります。

都会で生活している人・・・
都会は交通量も多く、コンクリートの建物などに住んでいる人などがかかりやすく、特に大気汚染の激しい地域の方が花粉症を訴えるケースが多いといわれ   ています。


花粉症にきくツボ

承山(しょうざん)ふくらはぎの中央で筋肉の分かれ目のところ
上星(じょうせい)からだの中心をたてに通る線のうえで、髪の生え際(額の方)
         ~2センチ上にあるツボ
迎香(げいこう) 小鼻の横左右

これらのツボを指の腹を使って気持ちよく押してみます。

花粉症はその日の天候などによっても飛散がちがうので、毎日の情報をしっかりキャッチして予防策を講じることが大切です。
症状などは個人差もありますので、抵抗力を付ける為のバランスの良い生活
(食事・睡眠・運動)を心がけ、疲労回復、たんぱく質のとりすぎに注意、
アルコールを控えたり、喫煙は鼻や目の粘膜を刺激するのでやめましょう。


今、花粉症の方もまだそうでない方もいつ症状が現れるかわかりませんので
普段から花粉症に負けないからだづくりを心がけてまいりましょう!