健康塾通信

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庭園の癒し

2015年07月20日 08時13分53秒 | Weblog
昨日は関東の梅雨明けでした。

台風一過もあり朝から気温はうなぎのぼりとなって、強い日差しが照りつける一日でした。

いよいよ本格的な夏の到来で、これからますます熱中症などや日焼け対策に要注意ですね。


さて、七月はいろいろな庭園をご紹介してまいりましたが、見て楽しむだけではない庭園の魅力と効果について触れたいと思います。

庭園には様々な庭木や植物が植えられています。

そして、吹き抜ける風や小鳥や昆虫たちが植物たちに動きやリズムをプラスしています。

四季折々の花の色彩や香りを楽しんだり、様々な木々の葉っぱや幹の感触に触れたくなります。

地面に落ちたバラの花びらや紅葉した落ち葉や木の実をおもわず集めたくなります。

特に太く立派に伸びた古い大木に出会ったときは、幹に耳をあてたり手のひらから伝わる感触に心をときめかすこともあります。

庭園によっては、滝や池そして、ししおどしなどもあります。

滝が水面をたたく激しい音に心が洗われ感性が研ぎ澄まされます。
〈ニューオータニ〉
その水しぶきを肌で感じながら深くゆったりと呼吸をすることで、マイナスイオンのシャワーを全身に浴びながら頭まですっきりとしてきます。

また、池に放たれたあざやかな鯉たちが描き出す水の動きもダイナニックで、ししおどしがかもしだす竹と石の響きの饗宴も一興です。

さらには、木の実やハーブは食として、味覚も楽しませてくれます。

このように庭園には、五感である視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚を癒してくれる要素がたくさんあります。

大和言葉ではミル、キク、カグ、アヂハフ、サハルと言われていますが、

この五感に加え第六感といわれているのが、「心覚」ということで大和言葉では「サトル」と言うそうです。

そして、サトルにはこころで繊細な動きを把握するという意味があるそうです。


庭園は、意外と身近なところにあって私たちに静寂や癒しを与えてくれています。

これからの季節も五感と六感を高め、癒しに出かけてみませんか?

今日は連休最終日、どうぞ素敵な一日をお過ごしください。。。