今回は、「呼吸器筋ストレッチ体操」を考案され、NPOやすらぎ呼吸プロジェクト理事長
東京有明医療大学 副学長の本間生夫先生より健康運動指導士の研修を含め
2度の研修会で学んだ中からお伝えいたします。
呼吸は脳にある3つの場所から指令を受けることで、呼吸がコントロールされています。
まず1つは、
エネルギー代謝を目的とした「代謝性呼吸」です。
日常、意識せずにしている呼吸によって体の中の酸素と二酸化炭素の量を調節され、これは脳の中の『脳幹』で指令を出しています。
次は、
自分の意思によりコントロールできる「随意呼吸」と呼ばれるもので、深呼吸などは脳の『大脳皮質』で指令を出します。
3つ目は、脳の『偏桃体』というアーモンド状の形をしたところで、色々な感情が生み出される部分です。
ここでは様々な心の動きによって変化する「情動呼吸」が行われ、第3の呼吸といわれます。
情動とは、喜び・悲痛・怒り・恐れ・驚き・嫌悪などの心の作用から起きる感情が波生して、愛・罪悪感・恥・誇り・うらやみ・嫉妬が生まれます。
最も注目したいのは、3つ目の情動呼吸ですがストレスを受けたり不安などの感情によって
呼吸が浅くなり健康にもかかわってくるということです。
現代社会は、音や光や空気、異常気象など、また人間関係などでもそれが感情を変化させる要因にもなります。
より健康な息をするためにゆったりと深い呼吸を意識的に行い、またそんな環境を求めて
自分なりの心安らぐリラックスタイムも作りたいと思います。