朝晩の冷え込みがとっても厳しい大寒の時期です。
大寒は二十四節気(1年を24の節に分けると1節気は15日)の最後で、立春の前日までをいいますが
二十四節気をさらに5日に分けた七十二項では大寒を初侯・次候・末候の三つにわけることが出来ます。
次候は水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)
沢の水が氷ったりして厚くなる時期ということですが、北国の寒さや雪の深さなどを思うと南関東の大寒など足元にも及びませんね。
昨日は風も強く体感温度も冷たく感じましたが、今日は末候のように
鳥が春を感じて、産卵期のために鳥小屋に入る、鶏始めて乳す(にわとりはじめてとやにつく)にふさわしい暖か日和でした。
さて、植物油の原料ですがよく知られているものを抜粋しました。
*とうもろこし 〈胚芽から油をとります。揚げ物に適しています。〉
*オリーブ 〈オリーブの果実から油をとります。食用、化粧品薬用に使われています。〉
*ベニバナ(サフラワー) 〈ベニバナの種子から油をとります。オレイン酸が多いものとリノール酸が多いものがある。〉
*ゴマ 〈焙煎して風味を引き出してからおブラを絞る。ごまグリナンなど抗酸化作用のある成分を含む。〉
*アマニ(フラックス)
〈アマの種子(亜麻仁)から油をとる。油は食用のほかインキ、塗料などの原料として、油粕は飼料に、茎からとる繊維は糸や
織物(リネン)使われます。〉
*キャノーラ(菜種)
〈菜の花の種子からとるキャノーラ油は、ドレッシング、炒め物揚げ物などに使われる油。
マーガリン、ショートニングのの材料にも使われます。〉
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そのほか、食用として、ポピュラーな大豆油、ひまわり、綿実、こめ、ヤシ(ココナッツ)
パーム(パームヤシ)、グレープシード(ぶどう)、マカダミアナッツなども食用や、マーガリン、マヨネーズの原料や化粧品にも使われています。
それでは次回はそれぞれの植物油に含まれる脂肪酸の種類や成分のことをお伝えします。
ちまたではインフルエンザが大流行していますので、基本的な「うがい」「手洗い」
などお互いに予防に心掛けたいと思います!