今日は立春、今年はうるう年でもあり
2020オリンピックの大イベントが迫っていますね。
ところで、日々世相を騒がしている新型肺炎の情報の行方を把握、確認することが必要です。
早い終息を願うと共に、予防を忘れてはいけないと心掛ける毎日です。
さて、本日は「高齢者の足のトラブル」について、放っておくと歩行にも
大きな影響が及びます。
データーによると
高齢者の96.9%に皮膚症状があり、87.5%に爪症状があったということです。
また、40歳以上の40%に水虫があり、70歳以上の人は50%と、
そのうちの90%が爪水虫にかかっているというデーターがあります。
2003年フットケアのあり方に関する研究委員会 厚労省の報告から
高齢者では足の疼痛とADL低下、転倒リスクは相関する。。。ということで
高齢者の足爪に多く見られる異常として、
第1趾の15%に陥入爪、44%に肥厚爪があるといいます。
さらに本人や家族が爪を切れずに放置されていることが多いことも
わかっています。
高齢者は筋力の低下も追い打ちをかけるので、足の問題は下肢機能に直接影響を与えてしまうものです。
それは、下肢機能検査やバランス機能検査、開眼片足立ちの3つの検査
すべての機能低下が認められたことからもわかっています。
では、これらの足のトラブルなどはいつごろから起きているのか?気になるところです。
それではまた次回に続きます。
*ADLとは
日常生活動作(にちじょうせいかつどうさ)、ADL(英: activities of daily living)とは、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指す。 ... また、日常生活動作よりも複雑で高次な行為や動作を、手段的日常生活動作(IADL)という。