健康塾通信

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経穴(けいけつ)と経絡(けいらく)

2025年02月02日 13時01分18秒 | Weblog

きょうは節分

季節を分けるという意味の節分は今年は立春が3日なのでその前日の2日が節分になるようです。

我が国の伝統的な暦では、四季でそれぞれ季節の変わり目にあたる日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日が節分ですが、

特に立春は1年の始まりの日として尊ばれたため、現在節分といえば春の節分を示すようになったということです。

 

今朝は気温も下がり朝から冷たい雨や雪の所もあったかと思います。

きょうは風邪予防や冷えに効果のあるツボを二つご紹介します

「大椎」だいつい

首を曲げた時に1番でっぱる骨の直下。

「湧泉」ゆうせん

足の指全体を足裏に曲げた時にできるしわの真ん中。

*新版 経絡経穴概論(㈱医道の日本社)より転記

大椎は肩こりなどにも効果が有り、外出中の冷え対策でも洋服の上からツボ周辺をカイロなどで温めることができます。

湧泉のツボは万能のツボともいわれていて冷えや不眠など養生としても大切なツボです。

 

以前よりブログの中でも多くのツボをご紹介して参りましたが、

一般的にツボと呼んでいる「経穴けいけつ」は、体の表面にある特別な場所で内臓の状態と関係があります。

 

「経絡けいらく」はツボとツボを結んだエネルギーの通り道のことです。

ツボを刺激することで、経絡を通じて体の調子を整えることができると考えられています。

例えば、お腹の調子が悪い時、お腹につながる経絡の上のツボを押すと、お腹の調子が良くなることがあります。

WHOが認定した361個の経穴は、世界的に統一された基準に基づいていて、名前と場所が定められています。

東洋医学におけるツボの大部分で、一般的にツボとして認識されているものの多くがこの経穴に該当します。

 

それでは、今宵は伝統の豆まきで「福」を呼び込んで節分の夜を楽しみたいですね。