皆さんはバックの中にお塩は入ってますか?
実はあるとき、旅行中に喉を痛め洗面所でうがいをしていたところ、バックの中から
小瓶に入ったお塩を取り出して、「よろしかったら、お使い下さい。」といって差し出してくださった方がいらっしゃいました。
お塩を少したすだけで、喉への消毒効果もあって痛みが軽くなったのを覚えています。
それ以来、私も常備する習慣をつけました。
塩は私たちの生活に欠かせないものですが、きょうは塩のあれこれをまとめてみました。
塩を含んだお水と言うと羊水ですが、赤ちゃんは母の胎内で羊水に浮かびながら成長を続けます。
その生命を育む羊水は海水とほとんど同じ成分といわれています。
地球は約46億年前、火山ガスや水蒸気に包まれ活発に活動していましたが、やがて冷え、水蒸気が雨になって降ることにより海が誕生しました。
この雨の中には塩素が含まれ、更に岩の中からはナトリウムが溶け出して、海の水は塩が含まれているのでなめるとしょっぱいのです。
私は子供の頃から身体が弱かったと聞かされていますが、夏休みになるとよく千葉の親戚に預けられ毎日海水浴に通ったのを覚えています。
古くから「海水は万病にきく」という教えのように、風邪を引いて肺炎を併発していた私も小学校に通う頃にはとても元気になって、病欠はほとんどなく小学校を卒業しました。
さて私たちの身体は体重の約7割が水分と言われていますがこのうち3分の1が血液や胃液などの、細胞外体液です。
塩は、この細胞外体液のなかに約0.9%溶けています。
では次に身体や生活の中で貢献している塩のことを見直したいと思います。
・塩は細胞と体液間の圧力(浸透圧)を保つ為に水分の量を調整しています。
・筋肉の収縮を助けます。
・胃の中で塩酸になり胃液の分泌を助ける働きをします。
・血液に含まれるので全身に運ばれて細胞の新陳代謝にかかわり
体内の毒素や老廃物を汗腺から排泄します。
・塩の入ったお風呂は抹消血管の血流をよくします。(湯冷めしにくい・冷え性・ 肩こり・腰痛に効果あり)
・ミネラルを含むので肌の新陳代謝を促し美肌効果が有ります。
・アトピー性皮膚炎への効果が報告されています。
・痩身効果も期待できそうです。それは、塩のマッサージにより血流をよくして
汗を出すと言うことに つながるからですが、個人差もあり塩の刺激が肌に合わ ないこともありますので 注意してお試しください。
・花粉症や蓄膿症には塩水や塩のぬるま湯、又は塩番茶で鼻に水を通す鼻うがい が、効果が有ります。
・塩水のうがいは細菌性の風邪予防や喉の痛みに効果的です。
・水分は腸で吸収されますが、塩水は腸の中の水分を調整して便を出やすい状態に してくれます。
・歯茎の塩マッサージで、健康的な引き締まった歯茎を作り、歯周病予防に役立ち ます。
・台所でまな板洗いや、なべ磨きに効果が有ります。
・茶渋の成分タンニンと結びついて、茶渋を落とすのに効果が有ります。
・洗剤代わりとしてお台所の食器洗いに使うことで、環境汚染から海を守ります。
・塩は防腐効果がるので多くの食品の保存に利用されてきました。
・籐家具の手入れに塩水ブラッシングが効果的です。
・いろいろな皮膚疾患 (うるしかぶれ・あせも・できもの)に擦り付けるという 昔からの療法につかわれました。
・火傷にはぬるい塩水をかけて塩水のタオル湿布をすると痛みが軽く治りも早いと 言われます。
このように『塩』は私たちの生活に欠かせない大切な役割がたくさんありますが、
お料理としても味の引き立て役として「塩加減」は大切です。
お野菜などをゆでる・炒める・生野菜をいただく・魚や肉を焼くなどのほか調理の仕方によって
素材の持ち味を引き出すための塩の分量が決め手になりますね。
ところで美味しいと感じる塩加減は、1パーセントと言われていますが、人間の血液の塩分は、0.9パーセント
なので、ちょうど自分の体内の塩分濃度と同じぐらいの塩加減が喉が渇かない味としてよいということになります。
今NHKで放映中の「風林火山」といえば甲斐の国の武田信玄ですが、好敵手の「上杉謙信」より『塩を送られた』ことによって海のない甲斐の国の領民は助けられたと言う話をご存知でしょうか?
私は子供の頃よく聞かされた話ですが
甲斐の国の子孫として敵に塩を送ってくれた戦国の勇士に深く敬意を表したいと思います。
さあ皆様も困ったときの塩だのみ・・きょうから持ち歩きませんか?
そして、1日10グラムを守って更に健康にお役立て下さい。
実はあるとき、旅行中に喉を痛め洗面所でうがいをしていたところ、バックの中から
小瓶に入ったお塩を取り出して、「よろしかったら、お使い下さい。」といって差し出してくださった方がいらっしゃいました。
お塩を少したすだけで、喉への消毒効果もあって痛みが軽くなったのを覚えています。
それ以来、私も常備する習慣をつけました。
塩は私たちの生活に欠かせないものですが、きょうは塩のあれこれをまとめてみました。
塩を含んだお水と言うと羊水ですが、赤ちゃんは母の胎内で羊水に浮かびながら成長を続けます。
その生命を育む羊水は海水とほとんど同じ成分といわれています。
地球は約46億年前、火山ガスや水蒸気に包まれ活発に活動していましたが、やがて冷え、水蒸気が雨になって降ることにより海が誕生しました。
この雨の中には塩素が含まれ、更に岩の中からはナトリウムが溶け出して、海の水は塩が含まれているのでなめるとしょっぱいのです。
私は子供の頃から身体が弱かったと聞かされていますが、夏休みになるとよく千葉の親戚に預けられ毎日海水浴に通ったのを覚えています。
古くから「海水は万病にきく」という教えのように、風邪を引いて肺炎を併発していた私も小学校に通う頃にはとても元気になって、病欠はほとんどなく小学校を卒業しました。
さて私たちの身体は体重の約7割が水分と言われていますがこのうち3分の1が血液や胃液などの、細胞外体液です。
塩は、この細胞外体液のなかに約0.9%溶けています。
では次に身体や生活の中で貢献している塩のことを見直したいと思います。
・塩は細胞と体液間の圧力(浸透圧)を保つ為に水分の量を調整しています。
・筋肉の収縮を助けます。
・胃の中で塩酸になり胃液の分泌を助ける働きをします。
・血液に含まれるので全身に運ばれて細胞の新陳代謝にかかわり
体内の毒素や老廃物を汗腺から排泄します。
・塩の入ったお風呂は抹消血管の血流をよくします。(湯冷めしにくい・冷え性・ 肩こり・腰痛に効果あり)
・ミネラルを含むので肌の新陳代謝を促し美肌効果が有ります。
・アトピー性皮膚炎への効果が報告されています。
・痩身効果も期待できそうです。それは、塩のマッサージにより血流をよくして
汗を出すと言うことに つながるからですが、個人差もあり塩の刺激が肌に合わ ないこともありますので 注意してお試しください。
・花粉症や蓄膿症には塩水や塩のぬるま湯、又は塩番茶で鼻に水を通す鼻うがい が、効果が有ります。
・塩水のうがいは細菌性の風邪予防や喉の痛みに効果的です。
・水分は腸で吸収されますが、塩水は腸の中の水分を調整して便を出やすい状態に してくれます。
・歯茎の塩マッサージで、健康的な引き締まった歯茎を作り、歯周病予防に役立ち ます。
・台所でまな板洗いや、なべ磨きに効果が有ります。
・茶渋の成分タンニンと結びついて、茶渋を落とすのに効果が有ります。
・洗剤代わりとしてお台所の食器洗いに使うことで、環境汚染から海を守ります。
・塩は防腐効果がるので多くの食品の保存に利用されてきました。
・籐家具の手入れに塩水ブラッシングが効果的です。
・いろいろな皮膚疾患 (うるしかぶれ・あせも・できもの)に擦り付けるという 昔からの療法につかわれました。
・火傷にはぬるい塩水をかけて塩水のタオル湿布をすると痛みが軽く治りも早いと 言われます。
このように『塩』は私たちの生活に欠かせない大切な役割がたくさんありますが、
お料理としても味の引き立て役として「塩加減」は大切です。
お野菜などをゆでる・炒める・生野菜をいただく・魚や肉を焼くなどのほか調理の仕方によって
素材の持ち味を引き出すための塩の分量が決め手になりますね。
ところで美味しいと感じる塩加減は、1パーセントと言われていますが、人間の血液の塩分は、0.9パーセント
なので、ちょうど自分の体内の塩分濃度と同じぐらいの塩加減が喉が渇かない味としてよいということになります。
今NHKで放映中の「風林火山」といえば甲斐の国の武田信玄ですが、好敵手の「上杉謙信」より『塩を送られた』ことによって海のない甲斐の国の領民は助けられたと言う話をご存知でしょうか?
私は子供の頃よく聞かされた話ですが
甲斐の国の子孫として敵に塩を送ってくれた戦国の勇士に深く敬意を表したいと思います。
さあ皆様も困ったときの塩だのみ・・きょうから持ち歩きませんか?
そして、1日10グラムを守って更に健康にお役立て下さい。
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